スーパー健康長寿物質AIMの増やし方【たけしの家庭の医学】

テレビ速報

名医とつながる!たけしの家庭の医学
2018年10月2日(朝日放送テレビ)
認知症を防ぐ科
スーパー健康長寿物質AIM

今日はスーパー健康長寿物質AIMを簡単にまとめさせていただきました。

講師:宮崎徹 先生(東京大学大学院 教授)


世界的な医学専門誌に掲載された日本人医師の衝撃的な論文

ネイチャー・メディシン(2016年)に掲載された論文は、腎臓病を患い余命いくばくもないネコにAIMを投与したところ、わずか3ヵ月で元気な姿に!
そもそも腎臓は一度機能を失うと2度と元に戻らないといわれ、このネコもこのまま天寿を全うするはずでした。
治療不可能といわれてきたAIMの投与によって腎臓を改善することに成功したのです。

宮崎徹先生の説明 – 発見の経緯

20年くらい前にスイスで免疫学の研究をしている時に見つけたタンパク質です。
人が血液の中にたくさん持っているタンパク質なのです。
(普段は何もしていなくて)健康な時は全く何もしていない。
いざ病気が起こるとAIMが病気を治そうとします。
病気に傾きかけている自分の身体を健康に元に戻そうとする、そういうタンパク質です。

 AIM 
・誰の体の中にも存在する
・健康な時は何もしていない
・がんをはじめとする様々な病を発症した時、AIMは病を消し去り健康な状態に戻してくれる
・高齢になってもAIM量が多い人は、病になりにくい健康な身体でいられることが分かってきた

AIM = apoptosis inhibitor of macrophage(マクロファージ自身のアポトーシスを抑制する機能をもつことから命名された)

参考資料:機能的なリコンビナントAIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)タンパク質の作製〔生化学, 2012〕

AIMの高い人の特徴

8人を調べたところ2名だけAIMの基準値を超えている方がいました。
(AIMの基準値:女性 6.06、男性 4.99)

 1人目  その一人は京都に住んでいる方(94歳)でランニングするのを日課としていました。
・毎日20キロ近くを走る 😲
・食欲旺盛
・AIM量:5.86

 2人目  AIMが最も多かった85歳の千葉県にお住まいの方は
・100mの上り直線コースをスタッフ(33歳)と走っても同着にもかかわらず息が上がっていなかった
・70歳をすぎてからトライアスロンを始めたとのこと
・AIM量:6.25

⭐️ 共通点はどちらもメチャクチャ走る人でした‼️

AIMの効果のしくみ

がん細胞や老化した細胞(ゴミ)にAIMがマーキングして、そのAIMを目印に貪食(どんしょく)細胞がマークの付いた細胞を除去する。
ゴミがたくさんあればあるほどAIMは多くあったほうがいい。

上記で述べたとおりネコにAIMを投与して腎臓病が治ったので人間への投与を目指して研究を進めているとのこと。

AIMを増やす方法

AIMが遺伝的に少なかったり、老化で少なくなってしまった人がいます。
それではどのようにAIMを食事で増やしたら良いのでしょうか?

AIM増加が期待できる栄養素が DHA (魚油に含まれる成分)
– サンマなどの青魚

宮崎先生の最新研究:サンマとビタミンC(レモンなど)を一緒に食べるとAIMの量がさらに増えることを発見

52歳の疲れやすい女性はAIM量が4.23と低かったが、サンマ1尾とビタミンC(梅干し、ブロッコリースプラウト、レモンなど)を毎日食べたら、体重が1kg減り、AIM量が5.04に上がった。

この結果を宮崎先生に伝えると、非常に驚いておられ次のようにおっしゃっておられました。
「毎日の食事だけでAIMが適度な量になってそれによって病気になりにくくなる体質を作ることや、老化を予防することが十分可能かも知れませんので、ぜひやってみたいと思います。」

サンマとDHAのサプリ

 

 

 

Seigoの追記

紹介されたAIMの高い男性を見ると、どちらもガンガンに走っておられましたね。
太ももを鍛えると筋肉から若返りホルモンが分泌されると仮説がありますから、お二人の高齢者の例は納得がいきます。

ただ走りすぎは活性酸素の発生を招きますので、マラソン選手(やりすぎの人)は老化が早いと言われおり脚を鍛えるのはほどほどで良いと思いますが。
私はおおちゃくなので最低限しか運動はしませんが、階段を思いっきり駆け上がる(最低5秒以上太ももに負荷をかける)ことが若返りホルモン分泌にいいのではないかと考えています。

最後に番組でサンマ料理を一週間食べた結果を宮崎先生がみて、ぜひ食事だけでAIMの量をコントロールする研究もやってみたいなどと申しておりましたが、今までそれをする研究費すら国からもらっていないのかとガッカリしました。
日本は良い研究をしても研究費が足りなくて研究が進みません。
私が知っている素晴らしい先生方も日本ではお金が出ないので高齢でもありますが外国に移って研究されております。

研究が進まないのであれば、私たちは率先して少ない情報を元にアンチエイジングに取り組んでいかなくてはなりません。
「たけしの家庭の医学」の番組で良い情報を取り上げていただき感謝いたします。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。