新型肺炎(COVID-19)で病院が医療崩壊する!? そうならないようにするための対策は?

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2月13日午後23時のWBSニュース(テレビ東京)で新型コロナウイルスにかからない方法や、もしかかってしまった時にどこに連絡したらいいかをWBSニュースで解説していましたのでまとめておきます。

医療崩壊を起こさないために(中国のように死亡者急増にならないために)


武漢で起こっているように、患者が病院に突然殺到すると、医師が一人一人をしっかり診れないため、病院が麻痺して医療崩壊が起きるため、死亡率が急に上がってしまいます。このような医療崩壊を起こさないようにするには、2つのポイントがあります。

1. 個人が感染予防の努力をすることで、なるべくかかるペースを遅くする。

それによって感染者のピークの高さを低くします。

2. 全ての人が大きな医療機関に行くと医療態勢が破綻してしまうので、重症度に合わせて適切な場所に行く

医療機関はピラミッド型になっていて、一番多い土台の部分が近くの内科病院(1次医療機関)、次に中期規模の病院(2次医療機関)、次が専門病院(3次医療機関)、そして指定病院(4次医療機関)と上に行くほど施設数が少ない構造になっています。

全ての人がピラミッドの上の大きな医療機関に行ってしまうと医療崩壊を起こしてしまいます。つまり4次医療機関は重症患者を扱いますが、そこに問題のない風邪や花粉症の患者が押し寄せますと、重傷者を優先的に救えなくなってしまうのです。

症状が出たときの対処法


疑わしい症状が出たら、いきなり大きな病院に行くのではなく次のように2つの方法があります。

① 保健所に連絡する

なぜ保健所か? 保健所には「帰国者・接触者相談センター」がありそこで症状や罹った経緯を説明すれば、新型肺炎にかかった可能性の高い場合には外来診療を専門とする病院に紹介されます。この病院は非公開なので一般人が探すことはできません。

帰国者・接触者相談センター
発熱か呼吸器症状があり中国・湖北省または浙江省(せっこうしょう;上海の南側にある地域で海に面している)への渡航歴またはその患者と接触した人の相談を受ける場所

② 自治体によっては夜間や休日も対応してくれる電話相談センターがあるのでそこへ連絡


堀賢 先生(順天堂大学教授)の勧める感染対策

堀 先生「今、皆さんマスクがないと騒いでいらっしゃいますけれども(苦笑)、手指衛生(手洗い)が一番大切なのですね。マスクは健康な人がつけるものではなくて飛沫を周囲に広げないものですから、むしろ咳とか痰とか呼吸器症状がある人が積極的につけていただきたい。手指衛生(手洗い)をしっかりしていただいて、じぶんの顔、目、鼻口にウイルスを運ばないようにしていただきたい。また咳エチケットというのがありまして、くしゃみをするときは手で覆わず(手につくといろんなところに触れて感染を広げるので)、肘(ひじ)の内側でくしゃみをして飛沫が広がらないようにするといいでしょう。」

Seigoの追記

SARSの例を見れば健常者にもマスクや目を覆う特別なメガネが必要

武漢の情報を調べますと、12月の時点で医者はマスクをつけていなかったことが明らかになっていますが、感染症対策をしている医師でさえほとんどが感染し医者が不足してしまいました。(そのため専門医師以外の医者が患者を診なくてはならず、先日新型肺炎の患者と接触した英雄の医師がなくなりましたが、彼が「眼科医」だったことは記憶に新しい)

感染症に詳しい医師ですら、マスクをしていないと新型肺炎にかかったのですから、マスクが必要ないとは言えないでしょう。

狭い空間では特に注意が必要(エレベータやタクシーの中、電車の中)

SARSより感染力が強いということと、SARSの広がりを調べてみると(2020年1月30日の記事)、感染者がエレベータの中でくしゃみをしただけでほとんどの人に感染してしまいました。

狭い空間の中ではマスクは絶対に必要ですし、目を覆うゴーグルも必要になってくるでしょう(最初に北京から武漢に調査に行ったSARSの専門家は目から感染したことが発覚し、注意を促しました)。

外国人が乗る可能性のあるエレベーター(飛行場やデパート)、タクシー、電車の中では、絶対にマスクや目をカバーする特殊メガネ(花粉対策用メガネなど)を着用し、そして家に帰ったら手を入念に洗うことと、肌が露出している顔などを洗うようにする。(できればシャワーを浴びてソープで流すのがベター)

花粉対策用メガネや、メガネの上にかぶせることができるカバーメガネのリンクを以下に貼っておきます。

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