ワクチンを打たないと学校に行けない!? はしかの流行でワクチン未接種児童は出入り禁止へ(ニューヨーク)

ニュース/レビュー

ニューヨークでは、はしかの流行でワクチンをしてない児童は公共の場所に立ち入ることを禁じられているという報告がありました。

このニュースでEcoWatchがバランスの良い報告記事(英文)を書いておりましたので、それを翻訳したものをここでご紹介します。(翻訳のプロではないので読みづらかったらすみません m(_ _)m )

ニュースタイトル「はしかの流行でニューヨーク郡はワクチン未接種児童を公共の場所から出入り禁止にした」

英語ニュース執筆者:Olivia Rosane

ニューヨーク州のある郡では米国でその病気の撲滅が2000年に宣言されて以来、州内で最も長く続く「はしか」の流行を抑制するために予防接種を受けていない子供たちが公共の場に入ることを禁止しているとCNBCがレポートしています。〔CNBCのレポート(英文)〕

ロイター通信の報道によれば、ニューヨーク州ロックランド郡は火曜日の緊急通告として禁止令を発布し、子供用のはしかおたふく風邪および風疹(MMR)ワクチンが未接種の子供たちが30日間、またはそれら予防接種を受けるまで、遊び場などの屋外エリアを除き、ショッピングモールや学校、礼拝所などの密閉空間に立ち入ることを禁止するものとしました。

郡の高官エド ・デイ氏はロイターが報じた記事〔ロイターの記事(英文)〕の中で「私たちコミュニティの子供たちが危険にさらされているのに、不要に何もせずにただ見ている訳にはいきません」として「これは公衆衛生の危機であり、警報を鳴らす時が来ているのです。」と述べています。

この流行は、2017年10月に麻疹と診断されたワクチン未接種の旅行者7人がマンハッタンの北11マイルの地点で当郡に入った時に始まった、というのがCNBCによる報告です。郡のデータによると〔ロックランド群のデータ〕、今日までに153人が罹患しそのうちの82.1%は予防接種を受けていなかったとのことです。

イメージ画像(出典:Katja FuhlertによるPixabayからの画像)


ロックランド郡での流行は、疾病管理予防センター(CDC)に報告されている米国内での流行事例6件のうち1件であって、他にはニューヨーク、ワシントン、イリノイ、テキサス、カリフォルニアの各州内で発生しています〔CDCの報告〕。ロックランド郡での発生例と同様に他の事例も、麻疹の大規模発生が進行しているウクライナやイスラエルなどの国から帰国した旅行者に関連しています。

10月以来、クイーンズとブルックリンでのはしかの発生は少なくとも181例ありました。ニューヨーク市とロックランド郡の両方で、それら集団発生は、予防接種率が低い傾向にある正統派ユダヤ人コミュニティの間で広がっているとCNBCは報告しています。

しかし米国全体として子供の親たちは、宗教的または信条的な理由から、あるいはワクチンに自閉症のような他の副作用があることの恐れから、子供の予防接種を避けている、とロイター通信は報告しています。大規模な科学的研究では、予防接種と自閉症の間に関連性は認められていません。

保健当局は地域でのはしかの拡大を防ぐために92~95%の予防接種率が必要であるとしています。CNBCの報道によると、エドデイ氏はロックランド郡では18歳未満の子供の72.9パーセントしか予防接種を受けていないとしています。

イメージ画像(出典:FotosによるPixabayからの画像)


公衆衛生専門家はロックランド郡の禁止がどのように実施され、受け入れられるのか確かではないと述べています。ノースイースタン大学(Northeastern University)のウェンディパーメット(Wendy Parmet)公衆衛生法教授がこの決定の複雑さについてSTATに話しました:

彼女は「公衆衛生の切り札が有効性と法律のために気をつけて注意深く使われることが重要だと思います」と、そしてこの場合、郡には他に選択肢がないと感じたかもしれないとしながら、「ロックランド郡の選択肢が不足している可能性があります。」と述べています。

この問題は、郡の決定が流行を和らげるのか、それとも事態を悪化させるのかということに尽きますと彼女は示唆しました。

「問題はこの方法を無期限に使用できないことです。したがって、コミュニティとの関係をあまり壊すとこなく、長期的な問題にすることなく、何とかこの流行の流れを止める必要があります」とパーメット氏は言います。「それは難題です」

症例数が増えるにつれて、エドデイ氏が選択した症例を調査する際に抵抗に直面したと、保健当局は述べています

CNBCによると、デイ氏は「調査の一環として感染した個人の家を訪問したとき、私たちの健康検査官は一方的に話を遮られ、二度と来るな、そんな話はしたくないと言われました」として、「この種の対応は、容認できませんが、率直に言って無責任です」と言ったとのことです。

引用ニュース

🔵 英語ニュース:A New York County Banned Unvaccinated Children From Public Spaces After Measles OutbreakEcoWatch )2019.3.27

Seigoの追記

アメリカではワクチンを拒否する人が激増しているそうです。

SNSでワクチンの悪い噂が徐々に広がって打ちたくない人が増えたのでしょう。

ワクチンを打たせる側にも問題があると、私がアメリカにいる時に感じました。

あるワクチンには水銀が入っているにもかかわらず、水銀の名称を変えたり、ある量以下は「入っていない」としていました。

またアメリカのとある職場で経験したのですが、インフルエンザワクチンを拒否する際に毎年テストを受けなくてはならず、ワクチンに「副作用がない」「効果がある」というところに○をして全問正解しないとが完了しないようになっていました。(ワクチンは打ったところが腫れたり、頭痛を起こしたりと誰がみても明らかな副作用があるのが分かっているのにです。またインフルエンザの場合は毎年の「型の予測」が外れれば効果がないのにです。)

こうなるとちょっと踏み絵みたいで逆に信用できなくなってしまいました。

慎重に正しく効果や副作用を研究し、オープンにしていけばみんなが信用するはずです。

米国国民がついに頭にきて拒否運動になってしまうのもわかります。

さらに打たせる側も強硬姿勢に出ています。

ワクチンの強制の波は、確実に日本にもやってくるでしょう。打たなければ公共の施設に行けなくなります。打たなければ子供は学校に行けないでしょう。大人も一部の会社や病院には行けなくなるでしょう。車に乗れなくなる可能性もあります。これに私たちはどのように対処できるでしょうか?

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