血糖値を上げないようにするにはラーメンは「醤油味」か「とんこつ」か? 血糖値コントロールスペシャル【主治医が見つかる診療所】
主治医が見つかる診療所
2018年6月28日(木) 19時53分~21時48分
【最新!血糖値コントロール法!痩せて美肌に若返る】
ダイエットはもちろん美肌にも関係してきますので必見です!
この記事のもくじ
血糖値って?
血液中の糖分(ブドウ糖)の濃さを表したもので80〜109mg/dl(空腹時)なら問題なしですが
これ以上高くなると
心筋梗塞や脳梗塞、認知症などの恐ろしい病気を招く原因に。
しかし逆に血糖値をコントロールするといいことがたくさん♪
ダイエット効果、美肌、シミ・シワ予防、血管や骨の若返り、脳梗塞、心筋梗塞予防など
なぜ血糖値が高いと体に悪い?
久留米大学 山岸昌一 教授は30年老化研究に従事し、これまでに500本以上の論文があります。山岸教授に答えていただきました。
「余分な糖があると血液中に糖が余ってきて血糖値が上がって糖化が進んできます。」
糖化って?
「糖化はズバリ老化の原因です。」
糖化を防ぐには?
「大事なエネルギー源でもあるので、血糖値をうまくコントロールすることです。」
血糖値が食後30分〜1時間で急に上がりまた下がってしまう(食後高血糖)のが繰り返されると、血管の壁が痛んで動脈硬化が進んでしまいます。
心筋梗塞や脳梗塞で突然死を起こす危険もあります。
検診では食後に血糖値は計らないので見逃してしまいます。
血糖値が正常でも糖化年齢が高いのは注意です。
血糖値が食後30分〜1時間で急に上がりまた下がってしまう(食後高血糖)のが繰り返されると、血管の壁が痛んで動脈硬化が進んでしまいます。
心筋梗塞や脳梗塞で突然死を起こす危険もあります。
検診では食後に血糖値は計らないので見逃してしまいます。
どんな食事なら血糖値を急激に上がらないか徹底検証
なごみクリニック病院 亀川寛大先生先生は独自の血糖値コントロール法により三ヶ月で10kgやせるのに成功。
一年ほど前から自ら実験台となり、外食メニューを工夫して食べ血糖値の上がり方を調査。今まで130品試しました。
双子の芸能人に血糖値モニターをつけてもらった
双子芸人「ザ・たっち」に血糖値の動きをモニターしてもらいました。(先端が針になっている機器を腕に取り付け、15分おきに血糖値を自動記録)
クイズ① 血糖値が急激に上がらないのはどっち?
A.とんこつラーメン B.醤油ラーメン
答え:A.とんこつラーメン醤油ラーメンを食べた方の血糖値は急に上がりましたがとんこつラーメンを食べた方は血糖値の上がりが緩やかでした。
とんこつラーメンは脂肪がたっぷり入っていますが、一方醤油ラーメンは住んだスープでほとんど脂が入っていません
とんこつの油と一緒にラーメンを食べた方が血糖値が上がりにくいのです。
クイズ② ラーメンをトッピングありとなし – どっちが血糖値が上昇しにくい?
A. (野菜)もやし山盛りと大根おろしそして肉いっぱい(3枚以上)のトッピング
B. トッピングなし
答え:A. (野菜)もやし山盛りと大根おろしそして肉いっぱい(3枚以上)のトッピング
健康な人は血糖値を上げるのは糖質だけです。ラーメンだと麺が糖質で、食物繊維を一緒に摂るのも大事ですが、チャーシューの脂質や蛋白質と一緒に食べることで糖質の分解を抑え糖質の吸収を緩やかにします。
トッピングを増やすとカロリーも高くなるので、できれば麺を控えめにしトータルカロリーを元と同じようにするのが良いです。
クイズ③ 血糖値を急に上げないために食べ物と一緒に飲んだほうがいいのは? A. 牛乳 B. アイスコーヒー
答え:A. 牛乳アイスコーヒーのほうが血糖値が急上昇。
牛乳の乳脂肪が糖質の吸収を緩やかにします。
牛乳が苦手な人は、アーモンドミルクも食物繊維が血糖の急上昇を防ぐ効果があり、さらに牛乳や豆乳と比べてカロリーが低いのもオススメポイントです。
南雲先生による「血糖値が急上昇しないオススメ食材」
糖質を多く含んでいる穀物や果物の周りにはポリフェノールを含んだ皮が付いています。精製すると皮がなくなってしまい、毒性が強くなることを「糖毒性」といいます。ポリフェノールを一緒にとっていただくと血糖値の急上昇を防ぐので、糖質の恐ろしさが軽減されます。例えば次のように変えます:
🔵 白いご飯 → 玄米や雑穀米
🔵 白いパン → 黒パン(全粒粉パン)
🔵 うどん → 十割そば
(普通のそばは「小麦」が2割ほど入っているので注意。十割とは100%のそば粉という意味。特別なそば屋さんで売っています。)
血糖値改善のポイント(6つ)
① ご飯は100g 卵かけご飯で
② ウォーキングを7~8分
③ (大豆)もやし料理
④ 1日30回のかかと落とし
⑤ 大さじ1杯のお酢
⑥ ネバネバ食品
ネットで購入できるアーモンドミルクと大豆もやし
20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
巷の情報もご紹介、時にはブッた斬ったりしてしまうかもしれません。
またポイントなどの節約術や生活に便利なガジェット(スマホやアプリの紹介)も記事にしますので参考になれば嬉しいです。
皆さん、ご一緒に「究極のヘルシーライフ」を楽しみましょう♪
《もっとくわしいプロフィールをみる》
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