オイシックスの急成長の秘密/新しいサイト:クラフトマーケットとは?

テレビ速報

カンブリア宮殿〔File No. 648〕(2019年8月29日)でオイシックスの急成長の秘密が放映されました。

またオイシックスの新しいサイト「クラフトマーケット」も紹介されましたのでまとめてみました。

大人気・料理キットとは?

ドライカレーキットの例(著者撮影)


⭐️「キットオイシックス」とは、こだわり食材とレシピのセットのことです。

野菜や肉など必要なものが全て入っていて、包丁を使わずに、簡単に2品がアッという間にできてしまうのです。

また「賛否両論」の笠原将弘シェルの考案したレシピも含まれているのでレストラン並の料理が楽しめてしまうのです。

キットオイシックスの特徴

かぼちゃなどを切るのはたいへんですが、すでに細くカットしてあり、食べるのにちょうどいい(一番美味しく食べられる)大きさになっています

② 味付けはキットについてくる調味料を入れるだけです。

③ 主食に加え副菜が付いており、野菜中心の副菜はとても嬉しいです。

④ ボリュウムたっぷりの2品を調理する時間はたった20分以内

これだけでカリスマシェフ並みのおいしいお料理が作れてしまうのです!

失敗がなく、野菜がムダに残ってしまうこともありません。

手作り料理もしたいけれども、現実的に時間が足りない方や、メニューを考えるストレスを除きたい方にピッタリなのです。

キットオイシックスのメニューページはこちらご覧になれます。

kitOisix(キットオイシックス)

初めての方は「お試しセット」が試すのがコスパが良いのでお得です。

オイシックス「お試しセット」


キットオイシックスは6年で4000万食売れた

キットオイシックス6年間で4000万食を売った大商品です。

あまりの人気のため、最近は店舗でも売り始めました(東武系列のストアーなどに入っています)。

その店舗の名称は「キットオイシックスマーケット」といいます。

最近の新製品には、キットにガラス瓶が付いてきてレモネードが作れる「メイヤレモンで作るレモネード」2138円などの「手仕事シリーズ」というのも登場しています。DIYっぽい手作り感があるので売れているそうです。

オイシックスの躍進の歴史

2000年 オイシックス創業(有機栽培など製法にこだわった美味しい野菜の宅配を手がける)

2012年9月6日 第1回目カンブリア宮殿出演

2017年「大地を守る会」と経営統合

2018年「らでぃっしゅぼーや」と経営統合。「オイシックス・ラ・大地」に社名変更。

オイシックスの売上高の脅威の伸び

2011年 126億円
2014年 約180億円
2016年 約230億円
2017年 約400億円
2018年 640億円

オイシックスが現在契約する農家の数はなんと4000軒もあります。またこれからも増やしていくそうです。

最新の食品通販ランキングではイオンやイトーヨーカ堂を押さえ「オイシックス・ラ・大地」はトップです!

3つのブランドのメインターゲットの違い

ブランド名 特徴 ターゲット層
オイシックス(Oisix) 有機栽培など製法にこだわった美味しい野菜の宅配 共働きの若い夫婦世代
らでぃっしゅぼーや 有機野菜を中心に安心・安全にこだわってきた野菜宅配ブランド 料理を楽しみたい女性
大地を守る会 1975年に創業、有機野菜宅配の草分けブランド 健康に気を使う年配層
右側の覧にターゲット層の特徴が示してありますが、このように目的を明確化することにより、統合前に業績の悪かった各ブランドは結果を出せるようになりました。

高島社長によりますと、3社が統合されたときに企業理念を全社員で議論した結果、共通するところは「より良い食の未来をつくろう」という思いが強くて、株式会社であるものの株式会社の形を通して「食の社会問題を解いていく」。それが3社の社会における役割だと考えているそうです。

大地を守る会の新サービス

まいにち野菜おかずセットの例(出典:大地を守る会

まいにち野菜おかずセット 3,170円

魔法の》無料レシピ例:
🔵 かぼちゃとマッシュルームのバター焼き
🔵 ルッコラと5種の豆サラダ

⭐️ レシピ通りに毎日おかずを作っていくと、5日間で全ての野菜が使い切れるようにレシピが無料で提供されます。

大地を守る会は会員が減っていましたが、このサービスを始めてから長年のユーザーも大満足とのこと。

ユーザーの声:野菜が使い切れなくて悩んだりする負担がないところが良い!

※ まいにち野菜おかずセットは現在リニューアル中です。申し込みフォームはこのページにあります。

らでぃっしゅぼーやの新サービス

『いろどり ぱれっと』おまかせ野菜の詰め合わせ 2,484円

定番の野菜(ジャガイモ・タマネギ・ニンジン)などの余りやすいものは入っておらず、珍しい野菜がメインで届きます。

珍しい野菜の例:
🔵 パレルモ:薄皮で鮮度が高いイタリアの野菜(赤くて細長いパプリカ
🔵 オレンジ美星:甘くてやららかい橙色のカリフラワー
🔵 オカヒジキ:おひたしや和え物においしいシャキシャキ食感
🔵 モロヘイヤ
🔵 白なす:ほとんど出回っていない伝統野菜。番組では白ナスの素焼きを試食していました。感想は「甘くてジューシー」。
高島社長のコメント「ナスの紫色の部分には”ナスニン”という色素が入っていて苦い。しかしこれは入っていないので甘みを直接感じることができます。」

このらでぃっしゅぼーや新サービスに対するユーザーからの声「達成感がすごくいいですね。家族が楽しそうにおいしく食べてくれて最高」

高島社長のご意見:「らでぃっしゅぼーや」のお客様は「オイシックス」のお客様とはちょっと違って「料理を通した自己実現」にこだわっている方が多いので「時間が短い」よりは「普段できないチャレンジができる」というのが非常に重要なので、『いろどり ぱれっと』のような商品がたいへん喜ばれるのです。(『いろどり ぱれっと』は経営統合後に始まったサービス)

オイシックスがお客の心に刺さるサービスを次々と生み出す秘密

そんなオイシックスがユーザーの心に刺さるサービスを次々と生み出すのには秘密がありました。

それがオイシックスが徹底して行う「顧客調査」です。

ある日は一般の子供たちを集めて試食会を開いていました。

商品開発のメンバーは子供たちに尋ねる「食べにくいですか?」「硬さはどうですか?」

この日に調べていたのは味ではなく「食べ安さ」。

そして数日後、小松菜の食べやすいサイズについて会議が開かれていました。

客の細かい声を拾い上げることで、オイシックスはサービスを日々進化させてきたのです。

オイシックスを率いる46歳 高島宏平 社長(オイシックス・ラ・大地)経歴と躍進の秘密

1998年に東京大学大学院を修了後、マッキンゼー日本支社へ入社。

2000年にオイシックスを創業したのは26歳の時でした。

食材配達市場という分野でオイシックスが急拡大できた理由は、野菜のネット宅配という難しい分野誰よりも早く挑んできたからです。

最初はスーパーのお客さんの聞き込みから始めたそうです。

その時に多かった声は、スーパーを選ぶときは「野菜がいいところへ行く」という点で、流通業者を選ぶときに「野菜」(の質) が非常に重要だと感じたそうです。

しかし事業を進めるのは簡単ではなく、農家から野菜を買うときにまだ信頼がないため売ってもらえませんでした。ある時は「うちの畑はいい肥料を使っているから食べてみろ」と農家の方から言われ実際に土を食べ、信頼を得る努力をしたそうです(番組では言ってませんでしたが、実はその土は堆肥(たいひ)が混ざっていて、家畜のフンが混ざっている土だったのです。)

そしてようやく買い付けで売ってみると、今度は運ぶのが大変だったということです。

オイシックスの中で最も客の声を聞いてきたのが高島社長です。

高島社長は創業以来、毎月欠かさずお客の家を訪問し、その声に耳を傾けてきました。

高島社長がお客を訪問したときの会話の例

社長「サービスをやめようと思ったことはありますか?」

客「1ヵ月の支払い請求が4万円を超えたときに、必要なものをスーパーで買った方が安かったのではないかと思ったときに『やめよう』かなっと思いました。」

社長「今度4万円を超える月があるときに『お礼として500円分のポイントを来月用の買い物として差し上げます』みたいなことをやるとどうですか? これはどうでもいいですか?」

客「いや、どうでも良くないですね・・・」

『全ての答えはお客が持っている』それが高島社長の揺るぎない信念なのです。

社長「もうすぐ創業して20年になりますが “発見はない” は一度もないです」「本当に改善しなければ」と決意は固まります。

お客さんは時短の他に食事に高い価値を求めている

高島社長:お客様は「短い時間で作りたい」と言葉ではおっしゃられますが、言葉になっていない中で “高い価値” を求めていて、この高い価値がお客様によっていろいろありまして、

「子供が今までより多く食べてくれる」

「料理がだんだん上手になる」

「野菜の種類を多く取れる」

などいろいろな “高い価値” の要望があってそれをお客様のインタビューを通して言語化して、単なる時短ではなく”高い価値”も一緒に提供していくのです。

村上龍:「潜在ニーズまで掘り起こす」ということですか?

社長:まさにそのためにやっていますね。お客様が言葉にならないことを感じるために。

「食の宅配」戦争:他の企業の追い上げ

お店を回ってユニークな食材を集めてくれるサービスが出現

ユニークな配達サービスは始めたのは「クックパッドマート」で、これはスマホの簡単操作で選ぶことができ、注文すると契約している配送業者が実際のお店に急行し、一軒一軒商品をピックアップして回ります。

そして集めた食材を届けるのは街のドラッグストア。地域の店に設置した冷蔵ボックスへ配達する仕組みなのです。しかも送料無料

ユーザーにとっても自分の好きな時間に取りに行けるのです。生鮮食品の宅配だとユーザーが家にいなければいけないので、このシステムは忙しいユーザーから支持されているのです。

商品例:
・新鮮なリコッタチーズ「チーズスタンド」521円
・白ウインナー「ミュンヘナー・ヴァイスヴルスト」ケーニッヒ540円

オイシックスの新しいサイト「クラフトマーケット」とは?


高島社長「小さな会社が新しい食の提案をできる場を作りたい」
という観点から始まったそうです。

実はこのサイトは国内外を問わず、食の分野でチャレンジするベンチャーの商品や、老舗メーカーの商品を集めた通販サイトなのです。

商品例:
🔵 サバのレモンバジル漬け:養殖にも合うさわやかな味わい(三陸のメーカーが作ったサバ缶)410円
🔵 常盤野ネスト ヴァイツェン:特別な酵母をつかった芳醇な香りが特徴(茨城の老舗の酒蔵が手がけたクラフトビール)410円

オイシックスのクラフトマーケットのページこちらです。

サンフランシスコ訪問(食のベンチャー企業)

緑豆でできたスクランブルエッグ(イメージ写真、出典:by unic/写真AC)


🔵 ベンチャー①:お寿司で使われるような黄色が鮮やかな卵のようなものは、モヤシの原料となる「緑豆」から作られていました。豆を粉末にして加工した液体を、フライパンに流し込み火を入れていくと卵のように焼けていくのです。出来上がったのはどう見てもスクランブルエッグでした。

高島社長が味見をしたところ「それはまるで卵! 卵臭さがない卵。面白いですね。」と感想を述べていました。

🔵 ベンチャー②:ポップコーンのようなお菓子は漢方でも使われる「ハスの実」が原料でした。健康志向のスナックなのです。

高島社長は世界中の食のベンチャーの商品をオイシックスで販売し、場合によっては自らが出資したいと考えています。

高島社長「オイシックスから販売を始めて、いろいろな場所で売られるのを目指しています。どんどん販路を広げていけたらいいなぁっと思っています。」

小池栄子・質問「食の分野では大きな変革が起こっているということなのでしょうか?」

高島社長「『植物由来のお肉』のような食材が、本当のお肉とわからないほどのものが技術革新してどんどん出てきています。」

高島社長「本来日本は、世界で最も食文化が発達している国だと思いますが、その割に新しいチャレンジャーがなかなか出にくい環境になっている。常に新しいプレーヤーが出てくるようにしたいと思っているので、今はアメリカのベンチャーの商品も売っていますが、日本の新しいベンチャーの商品も紹介していく場を作りたいと思っています。」

オイシックスのクラフトマーケットのページはこちらです。

CRAFT MARKET


さらに2つの宅配業者を買収

パープルキャロット(米国)

ボストンにある野菜や果物などで作る「健康的な料理キット」の宅配事業を展開するベンチャー企業。

全く動物性の原料が入っていない料理も。

料理キットの例:
🔵「ローストスイートポテト」メインにスイートポテトを使った料理で秋には日本で売られるそうです。

「とくし丸」(日本)

徳島で展開する移動スーパー「とくし丸」を2016年に買収。

僻地の高齢者に新たなサービスを広げていく計画です。

ーーー 番組のまとめここまで ーーー


オイシックスは放射能検査を毎週実行している

〔画像をクリック/タップすると拡大できます〕


番組では放射能検査について言及がなかったので、補足して起きます。

オイシックスは東日本大震災後に放射能検査を一番先に始めた流通業者です。

当初は、放射能検査機器が流通していなかったため、虚偽の検査ではないかと叩かれましたが、オイシックスは実際にアメリカと中国から放射能測定機器を独自で調達し、いち早く食品の検査を始めていたのです。

また放射能測定のノウハウを公開したため、それ以降は流通商品の検査手法の標準化につながったほどです。

毎週送られていく放射能検査の結果

オイシックスは注文して届いた箱を開けると、まず最初にこの用紙が入っています(下の左の写真)。

青い部分を拡大した写真が1つ前の写真で、タイトルをアップにしました。赤い部分を拡大したのが右の写真です。 〔画像をクリック/タップすると拡大できます〕


「放射性物質不検出(グリーンチェック)商品の検査報告について」の用紙が消費者にはまず目につきまして、消費者には毎週丁寧に放射能検査を実地していることが確認でき、これもまた安心材料の1つです。

下の方には(赤い枠)1つ1つの不検出だった品目がリストアップされていて、私が注文したキットもリストに入って、不検出だったことが確認できます。

このリストには一部しか載っておらず、全部の不検出だった商品をみたいときはこちらのページで見ることができます。

毎週約180品目を測定しているようで、不検出だった商品がこちらのページにリストアップされ、過去のチェック結果も見れるようになっています。

オイシックスの他のページをみますと、5〜10Bq(ベクレル)程度なら安心レベルであると医師の意見も書いてあるようですが、私が調べたチェルノブイリでの結果では、食べ物が0.5ベクレル以上あると子供の心臓に異常が出始めるとありましたので、5〜10ベクレルではまだ検出限界が高いと考えています。

ホワイトフードのようなしっかり0.5ベクレルまでを測って販売している企業もあるので、私はオイシックスのレベルはまだ甘いと思いますが、少なくともオイシックスの製品は10ベクレル以上の野菜は含まれていない可能性が高いので、それは良いことです。(国の基準は100ベクレルなので、オイシックスは10分の1以下ホワイトフードは200分の1以下の低い基準で測ってくれています。)

 

オイシックスのおせち料理は早割が締め切り間近です

オイシックスおせちの特徴


8月7日〜9月2日の15時までが「Oisixおせち」の早期割引の受付終了です。

ここにも放射能検査をしていて安心だと謳っています。(上の写真の4番目)

お客様満足度 93%で品質重視のおせちをチェックしてみたい方はこちらにリンクを貼っておきます。

 

Oisix おせち



オイシックスのオフィシャルサイト

オイシックスの詳細をお知りになりたい方はオフィシャルサイトへどうぞ。

オフィシャルサイトへのリンクはこちらから → オイシックス



Seigoの追記

米国の健康食品も取り扱ってくれると聞いて私も興奮しております。

私が日本で手に入らなくて困っているものは、砂糖・牛乳不使用の超ヘルシーチョコレート(生チョコレート)でコラカオ(Coracao)が作って売っています。トリュフがおいしくビーガンで低糖質でカカオの恩恵をベストに受けられる一品です。ぜひのクラフトマーケットで取り扱って欲しいです!

コラカオのサイトはこちらです(米国) → Coracao

この番組をご覧になりたい方はこちら

テレビ東京のサービス「ネットもテレ東」というサイトで9月12日まではこの番組のカンブリア宮殿が無料で見れるそうです。

カンブリア宮殿

9月13日以降はビジネスオンデマンドで見れるようです。(無料でお試し。その後の月額料金は500円)

Business ON Demand

 

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