中国が新型コロナとの地獄のような戦いで発見した5つの効果的な薬とは?/日本の厚労省のダメな所まとめ【門田隆将】

ニュース/レビュー

2020年6月30日と7月28日の虎ノ門ニュース(百田さんの回)に出演された門田隆将さんの新型コロナ関連の情報で以下の2点に関して記録してあります。

🔵 中国が新型コロナとの戦いの中で発見した5つの効果的な薬中国が見出した5つの効果的な薬について – こちらのセクションにあります(← セクションのところをクリック/タップするとこのページの該当箇所に連れて行ってくれます 😀)

🔵 日本の厚労省のダメダメな所は以下のセクションにまとめました。(目次で見出しがみれます)

国民の命に無関心な厚労省

厚労省が中国の感染者を日本に入れないようにした対策がダメダメ

門田隆将氏:2020年1月18日に厚生労働省が始めたのは武漢からくる航空便に対して、「咳がありますか? 発熱がありますか?」の質問票を配るだけです。

その頃、中国のTwitterに相当するアプリ新浪微博(シンランウェイボー)に出ていた情報は、登場する前に解熱剤を飲んで熱と咳を抑え、質問票には「武漢から来ていません」と記入すれば日本へ入国できることを予め知っていたのです。

百田尚樹氏:日本政府はアホ丸出しですね〜 😔

門田:1月20日くらいになると武漢発の様子がSNSで映像発信されて、それは阿鼻叫喚(あびきょうかん=仏教のことばで、阿鼻地獄(無間地獄)と叫喚地獄のこと。地獄に落ちた亡者がさまざまな責め苦にあい、堪えられずに泣きわめく意から、悲惨でむごたらしいようすのたとえ。goo辞書より)でした

1月23日に武漢は封鎖されたが、26日に武漢の市長が500万人(武漢市の半分の人数)はすでに武漢市から外へ出ていたと発表した。これは中国全土に広がり、国際社会にも広がりますという宣言を1月26日にもうしているのです。

門田さんが撮影した厚労省のQ&Aコーナー(1月26日)。武漢がすでに封鎖されているのに「過度に心配するな」と書いてある。画像はクリック/タップすると拡大できます。現在はこの解答は削除されている。

厚労省担当記者の発言

厚労省官僚は「コロナですから たいしたことありません」と発現

厚労省官僚は「インフルエンザだって恐いのになぜそんなに神経質になるんですか?」と逆に質問

国立感染症研究所や国立国債医療研究センターの専門家の「過剰に心配する必要はない」という主張をオウム返ししていた

門田:「コロナだからたいしたことありません。」といいますが、いや武漢の状況を見て下さい。これほどのことになっていますよ。死体袋が山積みにされているのも出ているわけですから。それがたいしたことはないというのはあり得ないことが現実の動画でも出ているのに、ズーッとそれを厚労省もマスコミも専門家も、そして政府も言い続けました。(危機感がゼロ)

その当時、中国からの人の流入を止めろと発信したいた人たちが私たちを含み以下の人たちです。

百田尚樹、門田隆将、石平、高須医院長(高須克弥)、有本香

発信内容:安倍政権&政府、野党批判、メディア批判とともに大騒ぎをした。

その時の百田さんの主張内容「もし何にもなかったら後で笑ってくれ。しかしもし下手したら日本経済、そして日本の国民の命も終わるぞ! なんとかせいよ、政府、このクソボケ!」

しかしその発言をしたあと、皆さんから袋叩きにあいました。「危機をあおるな! 騒ぎすぎだ! お前アオだ。」

門田:私は動画の証拠をリツイートしていたので(中国の現実を知ってたので)、上記の方々が袋叩きになるほうが不思議だった。

厚労省最大の汚点 (1):薬害エイズ事件

薬害エイズ事件とは?
🔴 血友病の治療薬であった非加熱血液製剤の中にHIVが混入し、その後多くの感染者が報告された
🔴 加熱血液製剤の開発・認可が遅れたため被害が拡大し 500人以上の命が奪われた
🔴 原因は厚生官僚の天下り先、業界最王手「ミドリ十字」の加熱血液製剤の開発が遅れたため。厚生省がそれに合わせて加熱血液製剤の承認を送らせたという疑惑。
🔴 10年近くに渡った刑事裁判の結果、厚生省の松村明仁氏などに有罪判決

厚生官僚の不作為の罪が明らかになった  

会長、社長、東京支社長、全部厚生省(薬務局)の天下りなんですよ。霞ヶ関や私たちジャーナリストは、ミドリ十字のことをなんと言っていたかというと「厚生省・薬務局 分室にある」と。

特に変なのは、厚生省は「血友病患者の人たちは国民でない」っと言う。そして血友病患者の人たちが「私たちは国民ではないのですか?」と詰める場面もあったほどなのです。(裁判で認定されている事実)

厚労省最大の汚点 (2):サリドマイド事件

レンツ警告:サリドマイドが(子供の奇形の)原因だと世界に警告を発した

各国は一斉にパッと辞めたが、日本だけ10ヵ月間サリドマイド剤を投与させ続けた。その10ヵ月間で患者が倍になったと言われている。

百田:サリドマイドは睡眠薬の一種で、妊婦さんが不眠で眠れないときに服用していて、サリドマイドの全部ではなく一部が悪く働いて、赤ちゃんの腕がないなどの奇形児がたくさん生まれた。

門田:国民の命というものを最優先していれば、先ほどの薬害エイズも、このサリドマイド事件も起こっていないのです。これは 厚生省・厚労省の不作為の罪 なのです。今回の 新型コロナも厚労省の不作為の罪なのです。そのことを国民に知って欲しいと思い今回「」に詳しく書かせていただきました。


『疫病2020』門田隆将(著)

2020/6/30出版
Amazon
楽天


アビガン承認問題

新型コロナウイルスの特効薬として世界各国からも注目される「アビガン」。政府は世界50ヵ国に無償提供を発表していますが肝心の日本国内ではどのようになっているのでしょうか?

まず5月7日にアメリカの製薬会社が作ったレムデシビル(商品名:ベクルリー)が特例承認されました。

この点に関して門田氏は次のようにツイッターで指摘しています。


門田:薬機法というのは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性を定めた法律なんですけど(※ 薬機法の正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」です)、特例承認というのがありまして、緊急な時には特例承認をするのですが、未だにアビガンはやってないのです。

中国で一番新型コロナに効いた薬とは?

〔門田隆将×百田尚樹、2020/7/28放送より 〕

中国は最初 血しょう療法しかないのでものすごい苦労の中でこの病気に立ち向かった、そこでどんどん人が死んでいった、その中でいろんな薬を投入していくわけですけれども、すると既存の薬で効く薬と効かない薬があって、効く薬がだんだん分かってきたわけですけれども、それが2月の半ばに国家薬品管理局が次の5つの薬のどれかは効くからのこれを患者に投入しなさいという指示が出たのです。その中でも一番効果があったのがこの「アビガン」だったです!

1. アビガン(抗インフル薬)
2. リトナビル(抗インフル薬)
3. リバビリン(抗C型肝炎薬)
4. Arbidol(抗インフル薬)
5. リン酸クロロキン(抗マラリア薬)

しかしアビガンが効かない人もいて、その場合は他の4つの薬で対処しなさいという指示が2月の14日に出されたのです。

なぜ厚生省はアビガンを承認しないのか?

この薬は富士フィルムというもともと製薬会社ではない会社が作ったものだから、

百田:だから天下りの役人がいないのですよ。(天下り役人がいないから承認できないという意地悪?)

門田:厚生省・薬務局と関係のない会社が作ったものだから非常に扱いが冷たいわけなのですよ。ここでも国民の命を最優先にして考えているのではないわけです。

ここで台湾がものすごく封じ込めに成功しているではないですか。まだ2ケタに死者が奇跡的にいっていませんから。よってアビガンは使っていませんが、台湾は2015年から特例輸入契約でアビガンを持っているのです。それはなぜかというと、感染した細胞内で遺伝子を複製して放出し、広がっていくわけなのですけれども、既存の薬品というのは放出するのを阻害しますが、アビガンはその手前の複製を阻害する薬なのです。そこに台湾の衛生福利部は注目して、この薬は他の仕組みと違うということで、放出の薬も台湾は持っていますが、この(ウイルスを抑える)メカニズムが違うアビガンは重要だということで、特例輸入契約で大量に持っているのです。そのくらいメカニズムまで解明した上で備蓄しているのです。

百田:中国は積極的にアビガンを使っている、そして台湾は何年も前からアビガンの先進性に注目していると、ところが日本はこんな状況になっているのにまだ承認しない。承認しない理由はあるけど、もしかしたら1つは富士フイルムという、今まで厚生労働省のお膝元ではない、天下り役人がいってないところだから冷たいのではないかという、そういう見方もあながち間違ってない気もしますね。

門田:はい、はい。福岡県医師会は自分たちの意志で使いますからということを宣言しましたからね。

百田:一方で副作用もあると言われています。催奇形性(さいきけいせい)、つまり奇形がでる。でもその場合は妊婦には使用を禁止したらいいのですよ。ただ私みたいな64のオッサンからすると子供なんかできないわけですから(催奇形性は問題にならないのです)。

児童虐待も厚生省はほったらかし

他にも厚生労働省がいかに人の命を無視しているというか、人の命はどうでもいい、(大事なのは)役人の出世だけだということが上記の本にはいっぱい書かれています。その1つが虐待児童ですね。虐待児童の問題も厚労省におまかせなんですよ。それでこれが警察と連携すれば子供の虐待死を相当防げるのは間違いないのですけれども、これを反対しているのが厚労省なんですよ。

門田:虐待条項の全権共有問題というのがあるわけなのですが、要するに児童相談所はエリアが広範囲でそして腰が引けてるから事実上虐待が放置されているから、これは警察との間で情報共有して、要するに交番のお巡りさんに虐待情報のあるところに訪問して、毎日お子さんの手を調べたり、顔を見せて下さいっということをやってくれたら虐待死がどのくらい減るか分からない。これをストップしているのが厚労省なのです。

百田:しかもその理由は、自分たちの利権が失われるからなのです。

門田:また自分たちの権限が狭くなるから。それをさせないのですよ。国民の命は二の次なのです。

百田:理由も笑えましたね「そんなことに警察が関与したら、虐待している親からの相談がなくなるから・・・」意味が分からない。虐待している親なんか相談なんかしません。おれはいつも子供をたぐってしまうのですけれどもどうしたらいいですか、なんて来やしない。

門田:ほとんどが意志からの通報か住民からの通報ですから、(虐待をしている)本人からの通報はありませんから。

百田:虐待をする親は気性が粗い人が多く、近所でも恐く思っている人が多い。そこで警察が介入して、あなたないやっているのですが、ちょっと子供さんを見せて下さいっと警察が尋ねれば、気性が荒い親でもひるむことはなくなるので、虐待されている子供にとっても良い。それを反対しているのが厚労省なのです。

参考番組(2つ):
・【DHC】2020/6/30(火) 百田尚樹×門田隆将×居島一平【虎ノ門ニュース】 – YouTube
・【DHC】2020/7/28(火) 百田尚樹×門田隆将×居島一平【虎ノ門ニュース】 – YouTube

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。