発酵食品専門の神崎町の道の駅で一番の人気商品は!?【名医のTHE太鼓判!】

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「名医のTHE太鼓判!」の道の駅特集で紹介された発酵食品専門店をまとめました。

「道の駅」にはなぜ健康食材が集まるのか?

道の駅の達人の平賀由季子さんによりますと、「旬のものが多くて、やはり取れたて・新鮮、だからやはり栄養も豊富だし、なんといっても安いのが一番ですね。」

森田豊先生「食べ物の旬というのは単純に美味しくて安いというだけではなくて、その食材のもつ栄養価が一番高い時期と考えられているのですね。たとえば冬場が旬のほうれん草はこれは夏場に獲れるものに比べてビタミンCの量が3倍も多いのです。(夏:20mg → 冬:60mgに3倍に増える。出典:七訂食品成分表2018)」

なぜ千葉県神崎町(こうざきまち)は発酵食品がたくさんある?

千葉県神崎町(こうざきまち)は人口6千人ほどの小さな街なのに、なんと年間77万人の人が訪れる人気の道の駅があります。

その道の駅を紹介する前に神崎町とはどういう所なのかご紹介します。

神崎町の3つの特徴

① 田園風景が広がる神崎町は、米・大豆・麦の生産が盛ん

② 利根川が近くを通るため豊かな水と土壌穀物の生産に最適

江戸時代から酒所として名をはせていた

番組で紹介された酒蔵は創業330年の鍋店株式会社です。

江戸時代から酒所として名をはせた鍋店とは?


左の地図が番組で紹介された神崎町の酒造蔵で、右が鍋店が出店している成田山新勝寺の本店です。

創業330年ですから、お酒だけではなく素晴らしい江戸時代からの食材が売っている可能性が高いので、興味のある方のためにお店の情報を紹介させていただきました。

発酵食品ばかり売っている道の駅はどこ?

ここは日本で唯一発酵食品に特化した道の駅なのです。

店内には500〜600種類の発酵食品が売られています。

特に味噌の種類がスゴイです。赤味噌、白味噌、麦味噌、とうもろこし味噌などもあります。

その他にも、塩納豆(おにぎりタイプ)や「発芽玄米みそ」などなど・・・

穀物の生産で栄えてきた神崎町では、古くから様々な発酵食品を作ってきました。

街の特徴を生かし、発酵食品専門の道の駅が2015年にオープンしたのです。

今では年間77万人の来訪者が訪れる大人気の道の駅になりました。

次に、発酵食品の中でも代表格と言えるのが味噌やお酒を作る時に必要な麹(こうじ)なのです。

発酵の秘密兵器:米麹(こめこうじ)とは

米を麹(こうじ)菌で発酵させたものです。

大谷義夫先生「麹(こうじ)には30種類以上の酵素が含まれておりまして、栄養成分を消化吸収するのを助ける効果があると言われています。善玉菌の増殖を助け、腸内環境を整えて免疫力アップさせてくれます。」

麹(こうじ)は味噌やしょう油の原料ですが、ご家庭ではこんな使い方もできます。

赤石正典先生「塩麹(しおこうじ)で料理をするとなんでも美味しくなってしまいます。魔法の調味料です。」

家庭用のミラクル調味料:塩麹(しおこうじ)の作り方

塩麹(しおこうじ)の作り方

– 米麹(こめこうじ)を細かく手でほぐす

– 塩と麹(こうじ)がひたひたになるくらい水を加え、よくスプーンで混ぜます。
※ どのくらいの量を使うか説明がなかったので、他サイトから引用:
米麹100g、食塩35g、水100~110g
(味噌屋が教える美味しい塩麹(こうじ)の作り方、マルカワみそより)

– 1〜2週間発酵させれば完成です。(1日1回かき混ぜる)

こうやって作った塩麹(しおこうじ)を肉や魚、野菜にぬって漬けこむと、コクが出て減塩にもなるのです。

発酵専門の道の駅「発酵の里こうざき」の人気No.1の商品とは?

それは「飲む糀(こうじ)」です。甘酒のことです。

「飲む糀(こうじ)」は米麹に水を加え発酵させた甘酒」です。

これを飲んだ番組出演者の感想:

🔵「なんかお粥(かゆ)みたい。お米が残っていて、でもデザートみたいに甘くておいしい」

赤石正典先生「甘酒は飲む点滴といわれております。なんでそんなふうに言われているかというと、甘酒と点滴に入っている成分がほとんど同じだからです。」

〔画像をクリック/タップすると拡大できます〕


 

ネットから購入できる麹(こうじ)商品


飲む糀(こうじ)と全く同じ商品名をもつ甘酒を2つ見つけましたが、よく見ると番組で紹介されたパッケージデザインとは少し異なっておりました。メーカーが違う可能性があります。

次は甘糀(あまこうじ)ジャムですが、これはお店のサイトで売っているのを見つけました。砂糖不使用なのがうれしいですね。

🔵 甘糀(あまこうじ)ジャム 玄米(柴海農園)

次は宮崎産の椎葉村の「ねむらせ豆腐」です。

『ねむらせ豆腐』も「発酵の里こうざき」で売っている

これは豆腐を昆布でくるみ味噌の中に1年間漬け込んだ(寝かせた)ものです。

これを試食した番組出演者の感想:

🔵「ネットリとした濃厚な味です」「濃いですね〜。日本版のチーズっていった感じです。」

ネットからでも注文できることが分かったのでリンクを貼っておきます。

スタミナ不足を解消する米麹をつかった料理とは?

イメージ画像(出典:by YOU_KAZ/写真AC)


「発酵の里こうざき」のお隣にある発酵食品専門のレストラン「オリゼ」にその料理はあります。

料理名「米麹味噌に漬けこんだトンテキ」という豚肉料理です。

米麹と豚肉はどちらもビタミンB1が豊富な食材なので夏の暑い時期に夏ばて防止に嬉しいメニューです。

赤石正典先生「麹(こうじ)の働きは豚肉のアミノ酸を増やしてうま味を増して、さらにお肉を柔らかくするので、やはり理にかなっている食べ物です。美容にもいいです。」

 

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