エドガーケイシーの野菜を沢山とる食事療法について解説/避けるべき食事とは?

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1945年にこの世を去ったアメリカ人のエドガー・ケイシーさん、今だに私たちの生活に影響を与えているとはすごいことだと思います。

医学・科学が発達して当時では理解されなかったことが正しいと明らかになったり、今だ科学的に証明されていませんがなぜか体の調子が良くなってしまうような先進的な情報に触れることができます。

今日はそんなエドガー・ケイシーの人物像と、今でも注目される食事療法についてです。

エドガー・ケーシーという人物像について


エドガー・ケイシー、1910年頃(出典:Wikimedia Commons, パブリック・ドメイン, Link


エドガー・ケーシー食事療法という健康法が、化学肥料や農薬を使用しないオーガニック野菜を愛用する人達から注目を浴びています。

まず、エドガー・ケーシーさんはどんなお方かというと・・・

アメリカのケンタッキー州の出身(西暦1877-1945年)で、眠れる預言者とか20世紀最大の霊能者と言われています。

ある日、彼はセールスマン時代に咽頭を壊し会話ができなくなりました。この治療のために催眠療法を受けたのですが、自分に別の人格(霊的存在)が現れて治療方法を解説し、その通りに治療して回復したということです。その後、病気の悩み相談を受けた時に、独特の催眠状態でのリーディングを活かし、悩める人に助言を与えたのです。

その数なんと、病気のリーディングでは9600回、その他人生相談からアトランティスについてや預言について合わせると14000回ものリーディングを行いました。

アトランティスのイメージ画像(出典:Brigitte WernerによるPixabayからの画像)


面白いのは彼はカウチに寝そべるだけで、高次の存在(複数の霊的存在)が彼が寝ている間に話したことは全然覚えていないそうです。なので本人は結構ジャンキーな食生活だったみたいですね。

彼はアトランティス大陸の文明を固く信じ、大陸のクリスタルの霊力とエネルギーに傾注して、晩年はアトランティスの著述家やSF作家に人気だったようです。その中でも独特の霊力を活用した食事療法は、理にかなったところも多く根強く信奉されています。

エドガー・ケーシーは人は心・体・魂の三位一体であり、お互いが影響しあっているのでそれぞれ調和を心がけることで完全な健康となると言ってます。

この食事法を時々参考にしてますが、今の現代科学と照らし合わせても合っている部分も多く、まだ解明されていない部分もこれから科学的に照明されるのではないかという先進的な情報も含まれているかも知れないのでご紹介したいと思います。

エドガー・ケーシーの食事療法

イメージ画像(出典:Deborah Breen WhitingによるPixabayからの画像)


エドガー・ケーシーは、リーディングによって体に良い食事療法を提案しました。その食事法の中心は新鮮な生野菜で、生で食べるのが自然で「正常な食事」と説いています。もちろん、農薬や化学肥料は不使用の野菜です。しかも、自分が住んでいる地域で栽培されたものが好ましいとのことです。

エドガー・ケーシーの正常な食事とは、地上に生える野菜と地下に育つ野菜(根菜)を2:1の割合で細かく切ったものを主に生で摂ることです。毎日少なくとも1食は生野菜だけか、2食は生野菜を一部含む食事です。全体で50%は野菜か果物を摂ります。生野菜には、ビタミン・ミネラルが豊富なので体の助けになり、特に自然な野菜のビタミンの方が優れているということです。(皮膚疾患の方はトマトや唐辛子、ジャガイモ、ピーマンなどのナス科は避けた方が良いそうです。)

週に何回かゼラチンをサラダにかけたりして食べるとビタミンの吸収がよくなるそうです。

特には、野菜を1日に2回摂取するのを2~3週間続け次の1週間はやめてその後また繰り返す方法は、身体にとって効果的だそうです。

たまご、砂糖、精白した粉類は有害物質を作り出しますが、野菜や果物の有機塩類(ミネラルなど)がタンパク質やでん粉の消化の過程で生成される老廃物や毒素を中和して身体から排出してくれます。

食事では、糖類とでん粉類のむやみな摂取には注意し、2種類以上組み合わせないそうです。これらが消化のプロセスで老廃物や毒素を生み出すからだそうです。

さらに、酸を生み出す食品も過度な摂取は控えること。例えば、動物の肉尿酸やその他の多くの種類の酸つまり腐敗のアルカロイド(死体毒)を生み出します。また、肉の消化及び細胞の代謝のプロセスで生じる不純物や、死肉に含まれる病気を引き起こす物質を体内に作り出してしまうそうです。

肉食から菜食に変えることは、慢性病の治療に効果的です。もう少し具体的に書くと、充分に火が通っていない脂っこい肉の食べ過ぎは避け、あらゆる種類の野菜を摂取します。肉は鶏肉ラムが好ましいです。その他の肉は避けて、朝食のベーコンは時折なら良いそうです。

ただ病後の回復など体力が必要な方は、牛フィレ肉の肉汁が良いそうです。

イメージ画像(出典:Anastasia BorisovaによるPixabayからの画像)

避けること

🔴 揚げ物は厳禁

🔴 柑橘類(ミカン、オレンジなど)と炭水化物を一緒に食べてはいけない

🔴 柑橘類(ミカン、オレンジなど)と牛乳を一緒に食べてはいけない

🔴 コーヒークリームや牛乳を入れない

🔴 喫煙と飲酒は避けること

🔴 コーヒーお茶タバコなど、刺激物は避けること。ワインはほどほどなら良い。

🔴 炭酸飲料は勧めない(消化補助剤として飲む場合はよい)

🔴 リンゴは生で食べることを勧めない(例外:デトックスとしてリンゴダイエットをする場合。コトコト煮をして火を通した場合。)

細かいけど大切な情報

米国で売られているイチジク(Fig)(出典:Steve BuissinneによるPixabayからの画像)


乾燥フルーツは、栄養価を考えると新鮮なものに匹敵する。脱水しても果物の化学組成は変化しないため。

乾燥ナツメヤシ(デーツ)イチジクを混ぜ合わせたものに、少量のコーンミールを振りかけて牛乳と共に食べることは、霊的な食事として勧めています。精神の健康に大事なものなのです。

また、デトックスにりんごダイエットを勧めています。紅玉種を1日数個以外は何も食べず、3日続けて翌朝に大さじ2杯のオリーブオイルを摂ります。りんごは普段はコトコト煮て後で糖分を加えて食べるのが良いそうです。

ヨーグルト夕食に摂る消化管をきれいにして、発酵と毒の排泄のバランスをよくしてくれます。

興味深いのは、ジャガイモです。ケーシーはジャガイモは皮が重要で、多くのミネラルなどを含んでいるので髪の健康に良いそうです。

脱毛には皮のスープを勧めています。実はなんなら食べなくてもいいそうです。それとジャガイモのすりおろした湿布を目に当てると白内障など目に良いそうです。

他にも個々の具体的な食材と食べ方について色々ありますが、残念ながら多すぎてすべては紹介できません。

まとめ – 食事編

食事に関しては、

🔵 肉よりも塩類を大量に含んだ野菜や果物を食べること。(野菜・果物は食事の50%)

🔵 揚げ物は一切禁止

🔵 野菜はそれ自身の水分を利用して煮出し調理することが好ましい。ここに、肉類も一切入れてはならない。好みにより少量のバターと塩コショウは調味料としての使用は構わない。

・酸性とアルカリ性の食品のバランスも重要です。酸よりもアルカリを生じさせる食材を多くとること。

・胃に持たれる食事や揚げ物は一切ダメで、大量のでん粉を摂ったり、でん粉と甘いものを同時に摂る組み合わせもダメです。肉類としては、魚、鶏、ラムが好ましい。

食事例

:シリアル、または果物。柑橘類とシリアルは一緒に摂らない。

:細かく切ったりおろした新鮮な生野菜サラダ。

夕方:皮付きの野菜の煮出し汁で煮た野菜。果物。時々肉類など。

以上が、エドガーケーシーの食事療法の概略です。基本的には、化学肥料や農薬などを使用しないで栽培した地元の野菜をたっぷりと食べるということですね。いわゆる、オーガニックの野菜の地産地消の精神です。

ポイントは、

🔵 酸性・アルカリ性のバランス
🔵 毒になるものをなるべく摂らない
🔵 排泄を良くしてデトックス効果を高める

Seigoの追記

りんごを食べてはいけないというのは密かにショックでしたが、私は注意深く検討しましたが特にりんごが害になる例を見たことはありません。エドガー・ケイシーが情報を出していたことは戦前になりますので、その時代背景を考え手物事を考えないといけません。リンゴは米国のその当時はなにか体に触る成分が多かったのでしょうか?

今だから分かるエドガー・ケイシーの食事療法は先進的だった!

以上のようにエドガー・ケイシーの食事療法は野菜を多く摂り、お肉は2〜3日にほんの少しだけを1回食すれば良いというダイエット方法は、今先頭をきって先進国が勧めている「プラネタリーヘルシーダイエット」にたいへん似ていることです。

「プラネタリーヘルシーダイエット」とは地球に優しい持続可能なダイエットの事ですが、別記事で詳しく書きましたので、ご興味のある方はどうぞ ↓

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