はしかは〇クチンを拒否する人が増えているため世界で300%増えた!?

ニュース/レビュー

今回ははしかは世界で前年より300%増えているというWHOの報告(英文)がありました。

今回はそれを翻訳したものをお届けします。(翻訳のプロではないので読みづらかったらすみません m(_ _)m )

ニュースタイトル「はしかは世界で前年比300%増:WHO」

世界保健機関(WHO)は、はしか(麻疹)の予防接種率の低下に警鐘を鳴らしています。

予防接種の偏見(〇クチンは効かないとする反〇クチン)の影響が懸念されるようになっているためか、はしかの症例が2019年の最初の3ヵ月間で前年期と比べ世界全体で300%増加したと国連は月曜日(2019年4月15日)に述べました。

伝染力が強いはしかでも2回の〇クチン接種で完全に予防できますが、WHOはここ数ヵ月間の予防接種率の低下を警告しています。

「世界の初期データによれば、報告された症例は2019年の最初の3ヵ月で2018年の同期と比べて300%増えたということです。これは過去2年の連続的な増加であるという声明です。

「このデータは臨時のものなのでまだ完全ではありませんが、はっきりとした傾向を示しています。世界の多くの国々で多くのはしかが発生しているまっ最中です。」と加えました。

実際には発生したはしか10件のうち1件だけしか報告されておらず、この2019年初期の傾向は大量発生の深刻さを過小評価していることを意味するとWHO当局は指摘しています。

今年になって、170ヵ国で112,163例のはしかがWHOに報告されています。昨年のこの時点では、163ヵ国で28,124の報告でした。

未接種〇クチン「集団」

WHOの旗、ヘビと杖のマーク(出典:Wikimedia Commons, By WHO, Link )


はしか発熱、咳、発疹を引き起こし、まれに死に至る空気感染症ですが、進んだ医療の多くの国で公式では排除されたことになっていました。

しかし、アンチバックスと言われる反〇クチン運動がMMR〇クチン(はしか、おたふく風邪、風疹)と自閉症のリスクを関連付けた悪徳な主張をしており、勢いを増しています。

繰り返しの研究で10年以上にわたりモニターした65万人以上の子供たちでの最新の研究では、そのような関連はないと明らかにされています。

しかしWHOによると、世界の普及率として1回目の〇クチンが85%と「失速」しており、2回目の接種までを受けた人々は67%に過ぎません。

2019年の臨時のデータでは「米国を含み全体的な予防接種率が高い国では」この事例が急増しており、加えて「この病気は、予防接種を受けていない人々の間で急速に広がっている」とWHOは警告しています。

〇クチンプログラムは多くの進んだ医療の国において麻疹を公式には排除させました。

ニューヨーク市長は先週、ブルックリンのある地域で公衆衛生上の緊急事態を宣言しました。宗教的理由で予防接種を拒んでいる超正統派ユダヤ人コミュニティではしかの流行が発生したのです。

はしかの予防接種の義務化を求める声が、ドイツを含むいくつかの国で高まっています。オーストラリアは今月初め、住民に予防接種を受けるよう促すための大々的な教育キャンペーンを始めました。

最近の流行で何百人もが亡くなってから、マダガスカルの医者は子供たちにはしかの予防接種をしました

はしかの形成を不利にするためには「予防接種が非常に重要であることと感染病の危険性における効果的な国民へのコミュニケーションと仲介」が必要となるであろうとWHOは言います。

700パーセント増

WHOはアンチバックスのプロパガンダの背後にあるジャンクサイエンスを公衆衛生上の脅威と特定し、はしかは依然として弱い保険制度の不安定な国で最も打撃を受けていることをデータから強調します。

超正統派ユダヤ人コミュニティにおけるはしかの発生後、ニューヨーク市はブルックリンの一部で公衆衛生上の緊急事態を宣言しました。

年の前半に最も劇的に増えたケースはアフリカで報告されましたが、そこは他の地域より予防〇クチンの接種率が低い地域です。アフリカは前年比で700%増えました。

9月以来、マダガスカルでは少なくとも800人の子供たちがはしかで死亡していますが、栄養失調が広まっていることと歴史的に〇クチン接種率が低くいので世界最悪の流行を引き起こしています。

紛争が深刻化しているイエメンのケースでは、2018年は2017年と比較して300%以上急増しました。

この病気がかつては抑えられていたベネズエラでも、国の経済的および政治的危機によって医療制度が崩壊の危機に瀕しているため、何万件もの流行事例が発生しています。

ーーー 翻訳ここまで ーーー


引用ニュース

🔵 英語ニュース:Global measles cases up 300 percent year-on-year: WHOMedicalxpress )April 15, 2019

🔵 WHOのオリジナルの報告:New measles surveillance data for 2019WHO

Seigoの追記

同じ内容が所々繰り返されてちょっとくどい記事だと思いますが、最近はしかが世界的に増えていて、日本でも大阪の方ではしかの報告がありましたね。

2回の〇クチンが有効ということですね。

反〇クチン派による自閉症との関連性ですが、

「繰り返しの研究で10年以上にわたりモニターした65万人以上の子供たちでの最新の研究では、そのような関連はないと明らかにされています。」

となんどもリピートしてしかも大規模で行なっているからはっきりしているということですが、本当に結論づけていいのかな、本当に十分リピートして正しく検証している結果なのかなとちょっと疑問は残るような気もします。

また

「はしか」が世界で大流行、1~3月の感染者は昨年の3倍 WHO (BBCニュース)

というニュースで〇クチン接種率が高いところでもはしかの急増は報告されています??が、その後適切な〇クチン接種で完全に予防可能とあって

え?じゃあなんで接種率が高いところでも急増してるの?って思ってしまうわけです。

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