自然食バイキングはーべすと新横浜店でドリンクバーを無料にする方法

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新横浜駅の駅ビルは2008年に完成していて以来ずっと興味津々でしたが、今回ようやく訪れる機会を得ました。

キュービックプラザ新横浜と言って、タカシマヤフードメゾンや三省堂書店、ビックカメラなどの大きな店舗が入っており、お目当ての自然食バイキング「はーべすと」は9階にあり、窓からの眺めはなかなかよいものです。

ドリンクバーは無料じゃないの?

お店の入り口にある表示。まるでドリンクバーは無料みたいに表示してある。


はーべすと入り口にはバイキングの値段は1999円だーっとど〜んと表示してあり、下に「ドリンクバー無料」と書いてあるので、てっきりドリンクも飲みほうだいなのかと思いきや、中に入ったらドリンクバーは別料金で有料でした。

キュービックプラザの料金案内のページを見ますと次のような値段設定になっているようです。

【料金案内】
・自然食ブッフェ 平日ランチ(大人)1399円(税込1510円)
※制限時間70分、ドリンクバー別途199円+税

土日祝ランチ(大人)1799円(税込1942円)
※制限時間70分、ドリンクバー別途199円+税

平日ディナー(大人)1799円(税込1942円)
※制限時間90分、ドリンクバー別途199円+税

土日祝ディナー(大人)1899円(税込2050円)
※制限時間90分、ドリンクバー別途199円+税

日曜の夜だったので、1999円と案内よりも100円高く、どうやら一番高い時間帯に行ってしまったことに気づきました。

平日のランチに行けば安いのでしょうね・・・

ドリンクバーは199円なのでそんなに高くないです。ただ私は食事中に水分を多く摂ると胃液が薄まって消化に悪いと考えてますので、ドリンクバーはやはり注文しないでしょう。

ドリンクバーを無料にする方法



食事が終わってもう一度フロントの掲示を見直してみましたら、やっと無料にする方法が分かりました。

横浜アリーナの当日券を提示すれば適応されるんですね。

今度から横浜アリーナに行く時は、ぜひ早めにきて昼食などを楽しむのもいいかもしれません。

このようなサービスはこの「はーべすと」だけではなく「キュービックプラザ新横浜」全体でやっているように掲示してありますので、他の店舗でもなにか割引などのサービスが受けられるかもしれないのでぜひチェックしてみて下さい。

ここから「はーべすと」の感想を述べさせてもらいますが、泣く子も黙る「究極のヘルシーライフ」としては厳しい評価の上で判定させていただきます。

サラダは新鮮? 有機野菜なのか?

一皿目の写真。お皿は9つのパートに別れていますが、それを完全に無視してサラダの大盛りです 😅


自然食バイキングと謳っているようにサラダは新鮮そうでした。しかし他の方の批評には野菜が新鮮じゃない批評している方もいますので、ひょっとしたら平日の暇な時などに野菜を取る人が少なくて新鮮じゃない野菜が残っていることがあるのかもしれません。

日曜の夕食時というお客さんは多めに入る日だったせいか、サラダは新鮮だったはずです。(ラッキー)

上の写真は私の一皿目ですがいつものようにどんぶり一杯分のサラダから食べ始めます。血糖値が急激に上がりませんし(和食は特に砂糖が多いので注意が必要です)、腸内細菌も元気に活躍してくれます 😄 さらに生野菜からの消化酵素によって、あとから入ってくるお肉などの消化も助けてくれます。

最初にサラダをたくさん食べるのは、バイキングのときは絶対おすすめです。(逆にサラダがないバイキングは、肉などの消化に負担のかかるものは控えた方がいいくらいです。そういうときはサプリで消化酵素を持っていきますが 😄)

🔵 消化酵素の入ったサプリ
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野菜は有機か?

特に有機野菜を使っているという表記は見当たりませんでした。

しかし私の経験からしますと、野菜中心の自然食を謳っているお店ですから、農薬はなるべく少なめのお野菜を使っていると思いたいです。ただし、ネオニコチノイドなどの農薬を使っている場合もあるので(有機と謳っていないレストランは全て)あまり頻繁にそういう野菜を大量に食するのはお勧めしません。

早く有機野菜にならないかな〜
(みんなが有機野菜を食べるようになれば、有機野菜の値段が下がってバイキングにも登場するようになるでしょうから、有機野菜をなるべく食べることをお金の余裕のある方には強くお勧めします。)

お魚・お肉料理は?


この写真はお店の前にある見本からのものですが、このような食材が確かにバイキングのお皿に出されていました。全体的にはお肉は少なめでしたが、みんな美味しくいただきました。特に鯖の塩麹焼きはよかったです 😄

他にもお寿司がありましたが(マグロやえびなど)、ご飯が固まっていたので笑ってしまいました。お寿司屋さんじゃないので仕方ないのかな?

また私はグルテンフリーを心がけているので唐揚げや天ぷらはいただきませんでしたが、竜田揚げなどの小麦を使わない唐揚げあれば嬉しいなぁっと思いました。その点、ローストビーフはグルテンの心配がないのでよかったです。

「究極のヘルシーライフ」的批評

「究極のヘルシーライフ」の厳しい批評をさせていただきますと、放射能の検査をしているかどうかが分かりませんでした。日本の基準は100ベクレルとたいへん高いので心配な方もいらっしゃると思います。チェルノブイリでは0.5ベクレル以上の食材を食べ続けた子供が心臓の痛みを訴えたことが知られているので、なるべく少なく抑えたいのです。

特に放射能汚染が心配なのは、キノコや牛乳、魚などです。東北地方や関東地方の食材はまだ放射能レベルが高めです(厚生労働省のデータより)。2018年の厚生労働省のデータによりますと銚子市から水揚げされたカレイから放射能が検出されています。銚子港からの魚は関東地方に消費者や回転寿司などで利用されるため注意が必要です。

お肉はグラスフェッドなどの有機のお肉を使っていただけるとうれしいのですが、質の高いお肉を使う予定はないのでしょうか? また最近では熟成お肉なども流行ってきておりますがそういうのもいいですよね。

1つだけ良い点は鯖は塩麹を使っていたことです。科学ではまだ証明されていないかも知れませんが、発酵食品やお味噌を使った食材は、たとえ放射能が入っていたとしても、放射能の影響を弱めてくれたり、体内から早く排出してくれる作用が期待されますので、塩麹や発酵食品を多く使うことは放射能汚染のある日本に摂っては非常に大切だと感じます。(長崎に落とされた原爆で被災した方が、お味噌を摂ったことで助かったという話は有名です。)

デザート編


この写真はお店の前にある見本からのものですが、内容は違いました。(お店が混んでいたので実際の写真は獲れませんでした)

全体的にデザートはあまり美味しくなかったです。わらび餅は本当にわらび餅に比べてねっちょりしすぎでした。

なめらか豆乳プリンはぜんぜんなめらかではない食感でした。

ガトーショコラは写真のものとは違ってチョコレートが入っているような黒っぽい色で、これが特に美味しくなかったです。なにを食べているのか分からなくなりました。

ただデザートは甘すぎないのはとても良かったです。

なので「はーべすと」のお寿司とデザートは専門ではないということで期待しないほうがいいでしょう。

「究極のヘルシーライフ」的批評

砂糖が入ったデザートは腸に炎症を起こしますし、インシュリンスパイクを起こしやすいので膵臓に負担をかけますし、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)も体内にできてしまいます。

米国では砂糖を使わないけれど美味しいデザートがたくさん出ておりますのでぜひそういうものも取り入れて何を入れたか主張していただきたいものです。

グルテンフリーのデザートがあったのが良かったです。日本の昔ながらのデザートはグルテンフリーのものが多く今回提供していただいた「わらび餅」もその1つですが、食感が本物と比べてほど遠かったです。また「おはぎ」や「大福」もグルテンフリーなのでぜひ取り入れてもらいたいものです。米粉や豆乳を使った洋菓子があったのも素晴らしいです。開発して味やテクスチャーもインプルーブしてほしいと思います。

まとめ:「ハーベスト」の評価

はーべすとの宣伝文句に「~安心・安全な体に優しい食事で、より美味しく、より健やかに~ 自然の恵みに感謝し、季節毎に厳選した旬の食材を、化学調理料や合成添加物を極力使わず、店内で調理したお料理は約〜種類 」とありますが、

安心・安全とは今の時代、なにをいみしているのでしょうか?

農薬を使っているか、使っていないか分からなくて安全なのでしょうか? ネオニコチノイドが使われているかいないかがわからないのに安心といえるでしょうか?(最近のニュースや研究論文参照:①農薬で自閉症が発症する、②ASL患者の体内に農薬検出()③農薬ラウンドアップの使用は孫の世代で異常が発症(不妊や前立腺疾患)

放射能はどうでしょうか? 「何ベクレル以下の食材のみ使用しています」などの情報が一切書かれていないのに消費者は安心感を得られるでしょうか? (厚生労働省が発表した魚類農産物の汚染データ2018年)

上のうたい文句は10年以上前から自然食「はーべすと」系列で使われているものだと思いますが、この文言も時代遅れになっているように感じられます。今はしっかりとSNSなどを通じて農薬の使用や放射能の有無を情報を発信する方が安心・安全を得られるのではないでしょうか? ホワイトフードなどの自然食品店は積極的に放射能情報を発信して消費者に多大なる安心を与えています。

他のレストランとの比較

他のレストランと比べた場合は周りのレベルが低すぎるので「自然食バイキングはーべすと」の評価は自然と高くなります。特に野菜を多く使っている料理が多いところはやはり一番の長所といえるでしょう。

1つ1つの料理にはちゃんとアレルギー表示がしてあったので小麦や乳が含まれているかわかったのがとても良かったです。
(ただいつものことですが醤油やお酢が入って入っているとすべて小麦と表示されてしまうもで私のような「ゆるグルテンフリー」の者にとってはそこだけ困りますが。醤油にはグルテンがほんの少ししか残っていないのでほとんど問題にならないからです。)

このような自然食屋さんは、もっと発展して店舗を増やしていって欲しいのですが、すでに人々からは飽きられ始めている感があります。

「自然食バイキング」シリーズは15年以上前からあるレストランだと思いますが、すでに自然食という言葉は古く、これからはなにか新しいコンセプトを打たないと尻すぼみになっていくのではないかと思います。

今後は、有機などの食材を使って高級志向にでるとか、それともデザートの質や見た目をグレードアップさせて「インスタ映えする」デザートなどの映像戦略に打って出るとか、または美味しさを追求するのであれば「熟成肉」などに挑戦してみるなど、なにか新しい事にどんどん挑戦していかないと尻すぼみになってしまうのではないかと心配です。

来年はオリンピックもあり外国人観光客が増えますが、欧米はグルテンフリーや有機野菜系にこだわる方が多いので、こういう人たちをターゲットにしていくのも良いかも知れません。

ぜひ「ハーベスト」さんには頑張ってもらいたいです。そうしないと私の行けるレストランがあまりなくなってしまいますので・・・

次は金沢市の「はーべすと」に行きたい

関西方面に「はーべすと」はないかと調べてみましたが意外にありませんでした。古いデータには大阪と京都にあったようですが閉店してしまったようです。

しか〜し、1店舗だけ日本海側に見つけました!

金沢市に「はーべすと」があるのです。ここならあまり放射能の心配なく魚を食べれるかな?

金沢駅なら東京から新幹線でたったの2時間56分で行けます。そして駅から徒歩4分なので、ジャスト3時間です。

金沢に訪れたら「絶対行くレストラン」のリストに加えておきます 😀

福岡にはバイキングではない「はーべすと」がある

関西には「はーべすと」がありませんでしたが、九州には1件だけ見つけました。

しかしそれはバイキング形式ではなく定食のようです。Googleマップにアップロードされた皆さんからの投稿を見てみますと、一食1000〜1300円くらいで定食が頂けるみたいです。こっちの方が量的にも予算的にも私向きです。

サバ塩麹焼き定食は1090円で売っているようです(2019年2月の投稿写真)。福岡の人、うらやましいなぁ〜

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