血管の老化を止める食材は〇〇コン! 脂肪肝は〇〇食品を100g食べると改善!

テレビ速報

今回は血管と肝臓の名医が推薦! 身体の老化を止める2大冬の食材スペシャルをまとめていきます【名医とつながる!たけしの家庭の医学(2018年12月4日放送)】

今回は全身に血液を送る大切な器官「血管」と、全体で最も大きい肝心要(かんじんかなめ)の臓器「肝臓」。
この2つの臓器の老化をストップする方法を大公開します。

今年の4月、血管の老化に関する重大な研究結果を国立がんセンターが発表

日本人9万人の健康状態を16年間にわたって追跡調査をした結果、ある食材を多く食べていた人たちは、そうでない人たちに比べて
心疾患の死亡リスクは約30%減少(女性のデータ)していて、
脳血管疾患のリスクは約20%減少(女性のデータ)したことが判明したのです。

⭐️ ⭐️ ⭐️

講師:南野徹先生(新潟大学大学院医歯総合研究所循環器内科学教授)
動脈硬化治療の第一人者、血管の老化のメカニズム解明、血管の再生治療
日本抗加齢学会医学会・副理事長

心疾患の死亡リスクは約30%減少させ、脳血管疾患のリスクは約20%減少させる食材はとは、ダイコンです。

血管の老化を止める成分の名前は?

それはイソチオシアネートです。これがダイコンの持つパワーの秘密です。

 研究結果 
マウスに高脂肪食(脂肪の多い食事)を食べさせると血管の内側に脂肪がつき血管の通り道がせまくなってしまいますが(動脈硬化を引き起こしやすい)、その高脂肪食にイソチオシアネートを23日間加えたところ血管の詰まりはほとんどなくなりました。

高脂肪食を食べていたのにイソチオシアネートを同時にとることによって動脈硬化を予防できたのです!


この驚きの効果はマウスだけでなく人でも立証されている!

南野先生「(イソチオシアネートは)血管の炎症を抑える作用があると知られています。血管の老化や動脈硬化を抑制する。そういった効果は非常に高いのではないかと思っています。」

弘世貴久先生(東邦大学医学部教授、糖尿病治療の権威)「医師のいるせかいでもこの物質は動脈硬化を抑えてくれるということがもうすでに報告されております。これはダイレクトに効果があると言っていいのではないかと思います。」

尾池雄一先生(熊本大学医学部副学部長・教授、心臓の名医)「加齢に伴ういろいろな病気、例えばがんであったり動脈硬化であったりが増えてくると思うのですけれども、全体的に発症リスクを抑えることができる。」

名医がそろって健康効果を認めた「ダイコンパワー」。でもダイコンと言えば日本人の摂取する野菜ランキング第1位でもっともなじみのある野菜! 言われなくてもたくさん食べているわっとおっしゃる方も多いのでは?

そんな方にぜひお知らせしたい耳寄りな情報があります。

最近の研究では、
ダイコンのイソチオシアネートは調理法によってその量が大きく変化することが判明! あなたはイソチオシアネートをほとんどは入っていないダイコンを食べている可能性があります。今回はイソチオシアネートをより増やせる料理法をお知らせします!

南野先生:イソチオシアネートダイコンやキャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜に多く含まれています。その役割は、

 イソチオシアネートの効果 
① 動脈硬化を促進するような活性酸素を除去する抗酸化酵素を増やす作用
② 動脈硬化の原因となる血管の炎症を直接抑える作用がある。
それが相まって動脈硬化を抑える効果があるのではないかと考えられている。


クイズ:イソチオシアネートの血管以外の健康効果とは? A. ハゲがなおる B. ガンを予防する C. 屁を抑制する

答え:B. ガンを予防する

南野先生:イソチオシアネートが解毒酵素を増やす作用があるので発がん物質の解毒を促進する(除去する)ということが言われています。その結果、肺がんや大腸がんの発症リスクを下げるという報告もあります。

クイズ:ダイコンのイソチオシアネートが増える料理法は? 多い順に並べよ A. 炒める B. 煮る C. おろす D. 酢漬け E. 塩漬け

答え: イソチオシアネートの多い順は

C. おろす > E. 塩漬け(=生のダイコン)>D. 酢漬け >A. 炒める > B. 煮る

ダイコンにはイソチオシアネートの元になる成分が入っていて、それがすり下ろされて細胞の成分が出てくると反応してイソチオシアネートができます。

クイズ:イソチオシアネートはダイコンのどこの多いか? 先端それとも葉側? 中心それとも皮側?

答え:イソチオシアネートは特にダイコンの先端付近(葉っぱ側の約6倍)に多く、ダイコンの内側より外側(皮側)に多いです。

⭐️ 大根農家の調理法

講師:角田圭雄先生(愛知医科大学病院 肝胆膵内科学 准教授)

ある食材に含まれる成分を摂りますと、肝臓の脂肪が減るということがわかりました。

東京大学が行った最新の研究によりますと、高脂肪食を与えたマウスとある食材を与えたマウスとで肝臓を比較したところ、脂肪が70%も少ないという結果がでました。

その食材とは・・・

豆腐です。

まだ研究中ですが、脂肪肝の予防/改善効果が期待できるの量は 1日100gです。

大豆の量の目安:
納豆1パック: 25g
豆腐:     80g
油揚げ :       7g
みそ汁:    5g

それでは皆さんもダイコンと豆腐上手にとってますます若返ってしまいましょう!

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