免疫力をアップ! ビタミンDの多い黒い最強食材とは!? 納豆でさらにアップするのは?/放っておくと突然死を招く病の簡単な診断法【主治医が見つかる診療所】
今回は『主治医が見つかる診療所』2020年3月12日【テレビ東京】がいつもより長い時間をかけて3つの大切な問題について特集を組んでいましたので、ここに記録しておきます。
主なトピックス
🔵 日本人に不足していて, 日本だけががんが増加している理由とされるあの栄養素を徹底攻略!! 【問題点①】
🔵 その栄養素を十分に取れば免疫力アップ&花粉症対策&うつ病対策&骨若返りに貢献する!【問題点①】
🔵 日本人の2人に1人が突然死を起こす可能性のある新国民病…家でできる診断法とは?【問題点②】
🔵 推定患者数700万人…医師も気づかない病気とは?【問題点③】
番組内容
● 今、医師たちが大注目している栄養素があるという。免疫力のアップやアレルギーの予防、がんの予防効果も期待できるというのだが、果たしてその栄養素とは?
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● さらに後半は、「令和の新国民病」発見スペシャルと題して、「危険な心臓の異常」と「医師でも見逃すことのある怖い病気」をお届け!
日本人の2人に1人がすでになっているという「ある心臓の異常」に気付かず放っておくと突然死する危険性が!その病気の正体とは?
この記事のもくじ
免疫力をアップさせる黒い最強食材とは!?
それはキクラゲです!キクラゲはビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれ、丈夫な骨を作ります。ビタミンDが不足すると、骨折のリスクが3.2倍となります。ビタミンDを十分にとると、がんやインフルエンザの感染リスクが低下します。ビタミンDは魚介類とキノコ類に豊富に含まれるのです。
富士河口湖町にあるキクラゲ生産施設に訪れました。日本で消費されるキクラゲの9割以上は輸入品。銀座スエヒロ 富士店の、生キクラゲを紹介していただきました。
キクラゲ生産者の熊谷さんは、骨年齢が平均より若かった。熊谷さんの農園では、年間40~50トンのキクラゲを生産しています。キクラゲの刺身を紹介していただきました。30秒ほど湯通しして、食べやすいサイズにカットするだけ。わさび醤油で非常に美味しい! 歯ごたえがあって非常に美味しいとのこと。
キクラゲ+〇〇でさらに免疫力をアップさせる方法
免疫力をアップさせる方法
ビタミンD + 食物繊維 + 発酵食品
赤石 先生:ビタミンDは免疫力を調整してくれますが、免疫の7割は超にあると言われています。ですので、腸内環境を改善することが大切で、納豆に納豆菌が含まれ発酵食品です。そしてキクラゲは食物繊維も豊富なのです。
ビタミンD+食物繊維+発酵食品の相乗効果で腸内環境がバッチリ改善して免疫力がアップするのです。
問題:先進国の中で日本が最もがんの死亡率が高くなってしまった理由は?
引用文献:National Center Institute: SEER Cancer Statistics Review 1975-2016
※ 厚生労働省「人口動態調査/死因(死因年次推移分類) 別にみた性・年次別死亡数および・死亡率(人口10万人対)」(2019年)
をもとに「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)が作成
中山久徳 先生:またビタミンDが不足すると、脳と筋肉の協調関係が上手くいかなくなって、転倒しやすくなると言われています。
姫野友美 先生:厚生労働省によりますと、花粉症やぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が2005年に約33%(3人に1人)が、2011年には約50%(2人に1人)に急増しているという発表がありました。これはビタミンDの不足しているのが要因と言われています。
上山博康 先生:ビタミンDは脳が正常に働くために重要で、脳の精神上の安定物質セロトニンや、やる気スイッチのドーパミンなどはビタミンDが不足すると作られません。ですのでビタミンDが足りないと うつ病 になりやすくなります。だからにこやかな生活を送るにはビタミンDがないと全然アウトです!
問題:生キクラゲと乾燥キクラゲ どちらがビタミンDが多い?
答え:乾燥キクラゲ。ビタミンDは日光にあたると増えるのです。天日干し(2〜3日間)するとビタミンDが約10倍に増えることもあります。ビタミンDを効果的に摂れるキクラゲの食べ方
油と調理すると吸収率アップ! キクラゲを例えば天ぷらにすると、ビタミンDの吸収率がアップします。それはビタミンDが脂溶性だからです。
またキクラゲは卵と合わせると、ビタミンDが多く摂れます。それは卵の卵黄にビタミンDが多いからです。キクラゲ入りだし巻き卵、キクラゲご飯(刻んだキクラゲを米と一緒に炊くだけ。昆布みたいな食感でうま味がメチャクチャあるとのこと)、キクラゲの味噌汁(細かく刻んだキクラゲと長ネギを入れひと煮立ち後、味噌を溶いたら溶き卵を回し入れて完成)などの料理が紹介されました。ビタミンDに期待できる効果
南雲吉則 先生:欧米人は夏になると日光浴を良くしますが、日本人は過度の紫外線対策でビタミンDの値が低いと言われています。ビタミンDは、日光の紫外線を浴びると体内で作られ、ビタミンDを十分にとると乳がんの死亡率が42%低下することが分かっています。
南雲先生の病院では患者さんもスタッフもみんなタンニング(日焼け)マシンに入って、真っ黒に日焼けしています。南雲先生も週に2回は入っているそうです。42歳くらいに見えますが、本当は65歳です。
南雲先生ご推薦の日光浴時間
ビタミンD不足を解消するためには、春:1日約30分
夏:1日約15分
の日光浴が必要です。
ビタミンDの効果まとめ
ビタミンDが不足で起こること
アレルギー疾患にかかりやすい
がんの死亡率の増加
転倒&骨折による寝たきりの増加
うつ病にリスク上昇
ビタミンDが十分にあると期待できること
免疫力アップで風邪などを予防
花粉症などアレルギー疾患の改善
がんになるリスクを下げる
骨粗しょう症や骨折の予防
うつ病になるリスクを下げる
【問題点②】2人に1人がすでになっているという – 危険な心臓の異常
有名アスリートMが襲われた!突然死の恐れがあるキケンな病気
ここからは今知っておくべき新国民病についてです。・急に動悸がして脈が速い
・体にだるさを感じ脈が遅い
・脈が不規則になる場合は心臓がある異常を起こしているおそれが。
日本人の2人に1人が該当し、街の調査では約7割が心臓に異常があるとの結果が。その異常に気づかず放っておくと突然死の恐れがある心臓病に進行するかもしれません。
秋津壽男医師は「2人に1人ということは高齢者だけじゃなく若い人にも深刻な問題、そこが一番怖い所です」。怖い病気の引き金になる病気でほとんどの人が潜在的な危険を持っているかどうか気がついていないのが一番の問題と話しました。
放っておくと突然死の恐れもある心臓の異常に見舞われたのが益子直美さん。元アスリートで体力に自信がありましたが、ある日心臓に異常が起き激しい苦しみが襲いました。
かつて日本を代表するアスリートだった益子さん、現役引退後も大きな病気になったことは一度もありませんでした。2007年4月、前年に40歳で12歳年下の山本雅道さんと結婚。山本さんはプロのロードレーサーでその影響でサイクリングを始めた。現役引退から全く体を動かしてなかった益子さんは運動を始めて数日後、平らな道で少し走っただけで息切れを起こした。その際山本さんから脈拍計の携帯を進められた。40代の脈拍数は平均で1分間に140回以下と言われているが、益子さんは160回以上だった。この時益子さんは不整脈だった。不整脈は脈が速くなる、遅くなる、不規則になるの3種類に別れ、日本人の2人に1人が不整脈になっているという。ほとんどの人が気づいておらず、また気づいても重く考えず病院に行かない人が大半だが、その中には突然死する恐れがある心臓病に進んでしまうものがあり、益子さんもその一人だった。
2013年8月、この日も主人の山本さんとサイクリングをしていると、1分間に200回の脈拍数でその場に倒れそうに。こういう事が何回かあったが、しばらく休めば収まっていたため病院にいかず何年も放置していました。2017年1月、50歳になったある日、この頃になるとじっとしていても脈が速くなることが度々ありました。病院に行って検査をした結果、心房細動だということがわかりました。心房細動は心房という部分が痙攣し脈拍が異常に速くなる病気でそのまま放っておくと脳梗塞などのリスクがある。心房細動がある人は脳梗塞リスクが5倍以上というデータもある。
益子さんが気づかずに心臓病に!突然死の恐れがある不整脈の恐怖
益子さんは更年期の症状を調べると動悸があり、アスリートだったので不整脈もあると思っていました。上山博康医師は心房細動から脳に上がるのを脳塞栓(のうそくせん)という。これは動脈硬化と違い突然来るので、重症化しやすい。 脳梗塞で 即死 になるのはたいてい心房細動。また、心臓の広い空間で血液がよどむため大きな血栓ができやすく、脳梗塞は重症化しやすいという。益子さんが不整脈から心臓病に! 病気のリスクを上げてしまった行為とは?
益子さんは適切な治療で最悪の事態は免れました。当時の益子さんは不整脈から心房細動に進むリスクを上げてしまう習慣をしてしまったとのこと。4つの習慣から探っていく。1つ目は運動中水分を摂らなかった。2つ目は毎日酒を飲んでいた。3つ目はよく食事を抜いていた。4つ目は片頭痛を市販薬で抑えていた。その習慣とは、❶ 運動中に水分を補給していなかったため脱水をおこし血液の量が減少、心臓は減った血液を循環させるため脈が速くなり、心房細動のリスクが上がってしまいます。そして❷番目が、毎日のアルコール摂取。お酒は不整脈を誘発し心房細動のリスクを上げてしまいます。益子さんは最新のカテーテル治療で手術し、順調に回復、しかし病院のベッドが小さくて合わないため自宅療養したという。中山久徳医師は運動をやってい人の方が不整脈は多い傾向になり、また胸部に刺激を多く受けた人はそれが原因で不整脈になることがあるとのこと。がっつりスポーツをやっていた人は自分の脈には関心を持ったほうがいいということです。
自宅でできる不整脈セルフチェック法
秋津壽男先生から自宅で簡単にできる不整脈セルフチェックを紹介していただきました。人差し指と中指で手首(の裏の脈の部分)を抑え、15秒脈を数え、4倍して1分間分の脈拍が分かる。🔵 1分間に50~100が正常な脈拍
🔴 100回以上は脈が速い不整脈
🔴 50回以下は脈が遅い不整脈
🔴 リズムが不規則な場合も不整脈
あてはまった場合は医師に相談して下さい。
【問題点③】700万人が発症!気づかない病
よくある体の不調と思ったら大間違い!医者も気づかず命を落とす?の病気
今知っておくべき新国民病を紹介。すぐにイライラする、気力がなく疲れやすい、顔が熱くなり汗が止まらないなどの症状がある人は報って送るとある日突然死を招くことも。この病気は推定700万人がいると言われていながら、多くの患者が気づかず医師も見逃すことがある病気だという。30歳の主婦は数年前から事務のパートをしていたある日、原因不明の微熱と喉の不調を感じた。帰宅後もだるさが抜けず、無意識のうちに寝ていた。数日後、体調は更に悪化。しばしば腹痛と下痢が起きるようになった。我慢できなくなり病院に行くと、風邪と診断されたが薬を飲んでも改善しなかった。最初の異変から1ヶ月後、家族から目が変わったと言われた。3ヵ月後にはそれに恐ろしい症状が起こった。
最初の異変から3ヵ月後、突然激しい動悸や何もしていないのに大量の汗や手の震えを感じるようになった。体の異変に恐怖を覚え、精神神経科や婦人科を受診をするも原因はわからなかった。ある日母親に体の不調を話すと、とある病気と言われ、病院に改めていくと病気が判明した。
推定患者数700万人 医師も気づかない危険な病気 解決編
病気が起きたある場所では甲状腺。小野瀬裕之医師は甲状腺ホルモン異常の原因は自己免疫によるもので、発症にはストレスが関与する。また遺伝との因果関係もあり、親子で受信するケースもあるという。主婦の母親も甲状腺の病気を経験していて自分と同じではと感じた。病気の正体はバセドウ病。これは甲状腺の異常により甲状腺がホルモンを大量に分泌する病気で症状があっても気づかないなど放置することが多く、知らないうちに病気を悪化させるという。また常に脈拍が速いことで心臓に負荷がかかり続けた結果、心不全で命を落とすことも有るという。 また発症は20~40代に多く、女性の患者数が4倍も多いのが特徴。また医師でも気づきにくいという。よくある体の不調と思ったら大間違い!医者も気づかず命を落とす甲状腺の病気
年齢性別関係なく多くの人が知らないうちに発症しているというバセドウ病。この病気が見つけにくく、気づきづらいのは症状が体中いたるところで起き、他の様々な病気に似ているから。そのため他の病気と勘違いしやすく、医師でも気づかない場合も。甲状腺の病気全体の推定患者数は700万人とも言われ、知られざる国民病と呼ばれている。バセドウ病を経験した吉澤容子さんも最初の病院でカゼと診断されたが、別の病院で甲状腺が腫れているのを見た医師が血液検査した結果発覚した。バセドウ病の特徴として患者の約6割が甲状腺の腫れが見られ、目がパッチリしたように見えるのも大きな特徴だという。
小野瀬裕之医師は甲状腺の病気は女性に多く、母親が患者の場合は6~10倍なりやすいと話した。
バセドウ病はストレスや喫煙などでも発症リスクを高まるという。
引用:【テレビ東京】『主治医が見つかる診療所』2020年3月12日より
seigoの追記
今回登場した2つの病気の共通点はどちらも放射性物質の内部被曝で問題が生じやすい臓器だと言うことです。1つは心臓で、放射性セシウムが心臓に蓄積しやすいというベラルーシのパンタジェフスキー先生の研究により、不整脈が起きやすいことが明らかにされている。
2つ目は甲状腺ですが、放射能に影響を受けやすいことは分かっているので、内部被曝の影響が考えられることはテレビや医者は言わないですね。日本の医学書には書いてないかも知れませんが、論文は読んで欲しいものです。
今回の新型コロナウイルスの報道でも、日本人のためにならない報道が見受けられて、テレビや新聞がなくなる日も早くなっているかもしれません。
20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
巷の情報もご紹介、時にはブッた斬ったりしてしまうかもしれません。
またポイントなどの節約術や生活に便利なガジェット(スマホやアプリの紹介)も記事にしますので参考になれば嬉しいです。
皆さん、ご一緒に「究極のヘルシーライフ」を楽しみましょう♪
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