日本人が新型肺炎に初感染! バスの運転手の国内移動経路は? 中国人観光客には症状が出ていなかった⬅️これが恐い!

テレビ速報

ついに新型肺炎(新型SARS)が中国人だけではなく、日本人にも感染できることが(非常に残念ですが)確認されました。

最初の感染者はバスの運転手(60歳男性)でした。この方の武漢への渡航歴はありません。

その運転手は武漢から旅行客を1月8〜16日まで運んでいたそうです。

今回はその移動経路や日程をチェックしていきましょう。

初めて日本人が感染した人の移動経路

日本人・最初の感染者(バスの運転手)が移動した経路と日時。大阪-東京を3〜4日かけて移動しているので、途中で寄った観光地や滞在施設にも注意が必要です。〔画像をクリック/タップすると拡大できます〕


1月8〜11日
バスの運転手は武漢からの環境客31人を大阪から東京に運びました。その3日間は行動を共に下と考えられます。どこの観光地に行ったかは明らかにされていません。

しかしその時は観光客には一人も肺炎の症状が出ている人はいませんでしたし、運転手もマスクはしていませんでした。

1月12〜16日
別の武漢からの観光客を東京でのせて1月12日から大阪へ向けてしゅっぱつしております。この時はマスクをつけていたようですが、途中の14日で発病しました。

観光地や宿泊地については、現在接触した人に感染はないか調べているようですが、その詳しい情報は発表されていません。

日本で最初の発病した男性の情報

奈良県在住のバスの運転手男性(60代)〔運転中は奈良県を通過していない〕

運転手の最近の病歴:
14日 悪寒・せき(東京から大阪のバスへ移動中)
17日 受診(経過観察)
25日 入院(肺炎のため入院)
28日 感染確認

このニュースの押さえておかなければならないポイント

🔵 武漢からの観光客には発症した人がいないにも関わらず、日本人の運転手に感染したところに恐ろしさを感じます。

本日1月29日にチャーター機によって武漢から帰国した206人の日本人の中には発熱や咳の症状をもつ人がすでに4人いました。それ以外の日本人は検査の後、症状がなければ自宅待機になる可能性が高いです。

しかし日本人最初の感染例からの教訓として、 症状がなくても危険 なことが推測できます。症状が出ない人には自宅待機という決定は、非常に危険な方法かもしれません。米国のように中国から来た人は最低2週間は病院で様子を診るという厳しい初動が必要なのではないでしょうか?

🔵 前回のSARSは中国人だけで日本人に感染した例は1つもありませんでしたが、ついに今回は中国人→日本人の感染ルートの可能性が高いです。

この報告により、中国人の観光客と接する可能性がある方は十分な対策が必要でしょう。北京のSARS研究の第一人者は武漢で調査をして新型肺炎にかかってしまいましたが、その方は目から感染した可能性が高いと述べておりました。

目からの感染も疑われていますので、マスク以外にも目を覆うゴーグル特別な眼鏡などを身につけるなどの対策も必要でしょう。

日本人の感染した運転手はすでに2週間前から発病しており、入院したのは先週の土曜日からでした。そしてようやく28日の火曜日に感染が報道されています。この日本人の方は症状が出たから早く発見されましたが、それ以外に武漢の観光客に付き添った添乗員は本当に大丈夫なのでしょうか?

症状が出ないで広がると言うことは、これまでになく、非常に恐ろしい事だと思います。もっともっと厳しい対策が必要に感じます。マスコミや学者にはそう認識している人が少ないようなので、私たちは一歩先の自衛策が必要でしょう。

追記:嫌な予感が当たってしまいました。バス運転手と同じバスに乗っていたバスガイド(40代女性)が新型肺炎に感染していたことが1月29日に確認されてしまいました。この女性はこの1ヵ月間に海外への渡航歴はないため、ツアーガイドしている間に感染した可能性が高いです。これで国内で感染が確認されたのは8人目(外国籍のため、日本人の感染は一人のみ)。

この女性の発症時期はバス運転手より早く8日に熱が出て23日に症状が改善しないため大阪府の医療機関を受診し29日に感染が確認されました。ただし8日以前にどのツアーガイドに参加していたのか明らかにされていません。明らかにされているのは以下の情報です。

– 1月12〜17日 武漢からのバスツアー(上記のバス運転手と同じバス?)
– 1月17〜22日 河南省からのバスツアー

(8日に熱が出ていましたが、この女性は働き続きてバス運転手にうつした経路も考えられるわけです。中国語のガイドをしていたということなので中国人の方かも知れません。)

そして厚生労働省が失態を認めましたバス運転手女性ガイド武漢への渡航歴がなかったためウイルス検査の対象から外れていたことを認めました。今後検査の対象を拡大することになったそうです。

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