老化を遅らせる新物質ポリアミンの多い食材とは?【たけしの家庭の医学】

テレビ速報

今回は『たけしの家庭の医学』(平成31年4月23日)の「全身の老化を止める科」をまとめていきます。

老化を遅らせるがことができるとしたら・・・

番組のナレーター:人は誰でも歳をとれば老化してしまいます。

でももしそのスピードを遅らせることができるとしたら・・・

これは世界最高峰の医学専門誌の1つ「ランセット」に掲載された論文。

 番組で引用されていたランセットの論文 (22年前の論文)
Fetuin protects the fetus from TNF.(和訳:フェチュインは胎児をTNFから保護する)
Lancet. 1997 Sep 20;350(9081):861-2.
Wang H, Zhang M, Soda K, Sama A, Tracey KJ.
内容:胎児血漿糖タンパク質フェチュインが、スペルミン(精子中に含まれる多塩基性アミン)によるTNF産生の阻害に必要であることを発見した。

番組のナレーター:ある日本の医師が世界に先駆けて老化を遅らせるメカニズムを明らかにしました。

老化を遅らせるメカニズムを明らかにしました。(※ Seigoの補足:上記の論文では老化のことは言ってないようです。むしろアミンが炎症を抑えるという報告でしょう。)

では論文で明かされた老化を遅らせるメカニズムとは何なのでしょうか?

私たちは論文を書いたご本人を訪ね詳しい話を伺うことに。

日本の老化研究の第一人者、早田(そうだ)邦康 先生(自治医科大学教授)にお話を伺いました。

老化を遅らせる物質とは?

早田先生:最近私たちの研究で老化の進行を抑える物質があることが分かりました。

実はこの物質が老化の原因になっている炎症をず〜っと抑え込む、そのことによって老化を抑制するという作用があります。

その老化を遅らせる物質ははポリアミンです。

ポリアミンとは?

ポリアミンの一種:スペルミンの構造(出典:Wikimedia Commons, By SubDural12Own work, Public Domain, Link


早田先生:ポリアミンは、微生物から私たち人間まですべての生物に存在する物質で、これがないと生きていけません。

実は私たちが分泌するポリアミンの量は、赤ちゃんの時が最も多く、年を重ねるごとに減少してしまいます。


早田先生:ポリアミンは細胞が分裂する時になくてはならない物質です。

このポリアミンが実は老化を抑え込む・抑制するという効果を見つけたのは、私たちのグループが世界で初めてです。

このまま研究が進むとひょっとしてこの地球上にいる人たちが100歳以上まで生きることが当たり前という時代が来るかも知れません。

その根拠を証明したマウスを使った実験

同じ誕生日をもつ140匹のマウスが大人になってから、半分の70匹のマウスにはポリアミンを与え、残り70匹にはふつうの食事をさせたところ、ポリアミンを食べさせた方は毛並みが良く若々しい様子だった(毛並みの白く見えた)のに対し、普通の食事を食べた方は毛が抜け落ちて黒ずみ、全体的に老けていた。

生存率:
・ポリアミンを摂らせなかったマウス群:40%(70匹中28匹が生存)
ポリアミンを摂らせたマウス群60%(70匹中42匹が生存)


ポリアミンは研究され始めたばかりで基準値はまだない

ポリアミンはまだまだ研究途上の物質で基準値などの正確なデータが世界的にも存在しません。

そこで番組ではまずボランティアの方でポリアミンの高い人を見つけ出し、その方々の食生活の共通点はないかなどを調べました。

どうしたら加齢で減ってしまうポリアミンを増やせるか?

早田先生:ポリアミンの多い食事を摂ることで、年と共に減っていくポリアミンを補うことができるでしょう。

ポリアミンを多く持っている人の食生活からポリアミンを多く保つ方法が見えてきました。

クイズ:ポリアミンの多い食材は次のうちどれ?①肉 ②きのこ ③大豆食品

答え:一番多いのは③大豆食品で次が②きのこです。



きのこ類ではしいたけやしめじ、えのきなどの多くポリアミンが含まれています。

ポリアミンを増やすためにどのくらい食べればよいか?

早田先生:実は最近私たちは臨床試験を終えたばかりなのです。

 臨床試験の結果 
成人の健康な男性50人に毎日納豆を1〜2パックを食べてもらったところ、試験が終わる頃に明らかに体の中のポリアミン量が増えていた。


ポリアミン濃度を上げるにはどのくらいかかる?

答え:数ヵ月〜1年間かかる

早田先生:納豆を食べていただいて、ポリアミンが体の中で増えてくるには数ヵ月間かかってしまいます。ですからポリアミン量の多い豆類とかきのこ類を使った料理を毎日食卓に置いていただいて、それを毎日欠かさず食べることをオススメします。

Seigoの追記

早田先生は「ポリアミン量の多い豆類とかきのこ類を使った料理を毎日食卓に置いていただいて、それを毎日欠かさず食べること」を強調されておりました。

ただ1つだけ注意なのはきのこ類は放射性物質を蓄積しているものが多いので、東北・関東地方でとれるきのこ類は注意が必要です(厚生労働省のレポートで放射線量の高い食材が発表されています)。

お忙しい方は、ポリアミンをサプリで摂るという方法もあります。

Amazonで売っているポリアミン製品

(画像をクリックすると)


 

 

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