果糖ぶどう糖液糖の危険性: コカインと同様の中毒性があることが判明!

ニュース/レビュー

今回は食品会社の使う甘味料には中毒性のあるものが多く、それが消費者の体に悪影響を与えているという、ちょっとビックリな記事がEcoWatchに掲載されました。

そのEcoWatchのレビュー記事(英文)を翻訳しましたので、ここでご紹介します。

レビュータイトル「食品会社は中毒性のある商品を作ってて、もううんざり(病気になりそう)」

筆者:Melissa Kravitz

ポテトチップスを食べきって、袋の隅に残った塩を指につけて舐めるほど、食べるのが止められなくなっていませんか?

これは別にあなただけではありません。最後にしようと手に取ったポテトチップスのひとにぎりが最後でなかったとしても、それはあなたのせいではありません。多くのスナック菓子には中毒性があり、満足させる為ならどんなに不当であっても、我々がその商品を買いたくなるように巧みに作られているのです。

人は本能的に糖質や脂質など高エネルギーな食べものを好むようにできています。
私たちは砂糖や脂肪分が多い食物を自然に選ぶようになっているのですと、Jennifer Kaplan氏(カリフォルニア州セント・ヘレナのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ の食品システム入門コースの教師)は説明します。食品科学者はこのことを分かっており、自然由来のものより脂質や糖質がかなり高い成分を開発しています。

コーンシロップのほとんどはGMOのトウモロコシから作られる(イメージ画像、出典:CouleurによるPixabayからの画像)


よく使われる糖類はハイフルクトースコーンシロップ (果糖ブドウ糖液糖)で、もともと中毒性があります。実際、かつて甘くなかったパスタソースのような食品にも、現在では消費者の希望に沿うように、既製のデザートに匹敵するくらいの砂糖レベルで人為的に甘くしてあります (参考資料)。


本来は甘いわけではないケチャップサラダドレッシングからシリアルやパンに至るまで時には比較的体に良いライトビールでさえ、果糖ブドウ糖液糖 が使用されています。セントルイスを拠点としたBud Lightのビール醸造所であるアンハイザー・ブッシュは、「スーパーボウル 」のコマーシャルで人気のビールに果糖ブドウ糖液糖が入っていないことを目玉にしました。

Bud Light(バドワイザーのビールの一種)は競合他社とは対照的に、コーンシロップが入っていないより魅力のあるライトビールとして売り込もうとしましたが、この広告は明らかに加工食品をトウモロコシ製品でいっぱいにしようと政府から補助金をもらっている醸造所近辺の中西部のトウモロコシ栽培農民を苛立たせました。

果糖ブドウ糖液糖のなにがいけないのか?

飲料のイメージ(出典:350543によるPixabayからの画像)


では、果糖ブドウ糖液糖というアメリカ(や日本)のスーパー(やコンビニ)の売り場に欠かせないどこでも見かけるこの成分の一体どこがいけないのでしょうか?

テーブルスプーン一杯で超甘い甘味料はおよそ53カロリーで、炭水化物14.4g、糖分5gが含まれています。それに対しトウモロコシは丸ごと一本で約123カロリーです。
味を良くする甘味料として加工されると、ずっと簡単に栄養のないカロリーだけの食品を必要以上に摂取しやすくなります。

成分としての果糖ブドウ糖液糖コカインやヘロインのような薬物と同様に中毒性があることが2013年の研究で分かっており(参考資料)、(精製された)塩もまた同様に中毒性がありオピオイド(合成麻酔薬)のような性質を持つことが証明されました。

オーストラリアの神経科学者であるクレイグ・スミスは人間の食塩渇望の影響を数年間調査した結果、ナトリウムを過剰に摂取すると塩を非常に求めるようになりますが、ジャンクフードを控えると食塩渇望を弱めるメリットがあり、過剰摂取のネガティブな影響を受けにくくなるという結論を下しました。

食べ物にそれほど塩気を感じなくても、加工食品には思った以上に塩がたくさん入っている可能性があります。
「塩は食品の保存期間を延ばしたり、安全性を保つための保存料としてよく使用されます。」と、減量と血糖調節を専門に扱う臨床栄養士のNia Rennix氏は説明します。また、塩は食べ物の色を鮮やかにするために使われます。( パンの皮をより魅力的にきつね色にする等;参考資料)同様に、ケチャップやパンのような塩辛さを感じさせないような食品の調味料としても塩は使用されます。

甘味料たっぷりのクロワッサン(出典:PhotowillによるPixabayからの画像)


ショッピングセンターで売っているプレツェルや調味料に塩気を感じないかもしれませんが、それらの原料に含まれている塩のせいであなたは病みつきになっているのです。「砂糖同様、塩にはかなり中毒性があります。塩を摂取すればするほど、あなたはやめられなくなります。そして、製造業者はこのことを知っています。」とRennix氏は言います。「製造業者は消費者に購入し続けてもらいたいので、食品に塩を加えることは止めません。その塩が白だろうが、ピンクだろうが、海塩だろうが、結晶であろうが問題ないのです。どれでもあなたの体に影響をもたらすのですから。」ある程度の塩はむしろ健康なのだと思わせるようなパッケージかもしれませんが、本当は過剰に摂取すれば良くない単なる「塩」に過ぎないのです。

塩分の取り過ぎは、一般的な食べ過ぎよりも人の体に悪影響をもたらすことが証明されています。
「塩分の取り過ぎは体に良くありません。なぜなら、あなたの体内に溜まっている余分な水分が血圧を上げるからです。塩を摂取すればするほど、血圧は上がります。これらは全て心臓や腎臓、脳や動脈に負担をかけ、脳卒中や心臓麻痺、腎臓病につながる可能性があります。」と、Rennix氏は説明します。それにもかかわらず、アメリカ人はよく考えずに塩に夢中になっているのです。

アメリカでは、コカインやヘロインのような中毒性のある薬は法で禁じられていますが、食料品店で売っている食品に加えられている砂糖や甘味料、そして塩の規制はありません。これが肥満やそれに関連する病気の漠然とした公衆衛生上の危機の根拠となる事実というわけです。連邦防疫センターのデータによると、9330万のアメリカ人(おおよそ40%)は肥満、心臓病に近い状態、脳卒中、2型糖尿病、ガン、早死の影響を受けています。このことを分かっていても、多くのアメリカ人は抵抗できないように作られた食べ物におびき寄せられてしまうのです。

ビールでさえ果糖ブドウ糖液糖が使用されている(出典:IAN WRIGHTによるPixabayからの画)


「商品を口に合うように作るのはまだ序の口です。甘党の人に砂糖をたっぷり含んだ食べ物を与えるようにジャンクフードの会社は仕向けています。砂糖を摂取すると幸福感をもたらすドーパミンが分泌されます(参考資料)。これにより、体がもっと欲しがるようになるのです。」と、料理人兼管理栄養士であるJessica Swift氏(栄養学のMSC認証取得)は説明します。

この気持ちの良い感覚があなたを食べ物に夢中にさせ、摂取した瞬間の心地良さをもたらします。「この快感を繰り返したいというのは自然なことです。これが言っていた食べ物の過剰摂取に繋がる恐れがあるのです。」と、Swift氏は言います。

食べ物で気を鎮めるのはよくあることで、簡単なその場しのぎの解決法です。しかし、別に落ち込んでいるわけでない時にその心地良さを求めるのは、さらに曖昧なこともあります。
例えば、レストランの外やスーパーマーケットで料理の香りがしてくると、昔のいい思い出が蘇って食べたくなることがあります。「温かいアップルパイの匂いがすると、おばあちゃんの日曜日の夕食を思い出すかもしれません。ジンジャーブレッドは家族との休暇を思い出させるかもしれません。香りは食物への感情的な愛着と関係することがあります。」と、Swiftは言います。

人工甘味料がたっぷり入っているシナモンロール(出典:adamkontorによるPixabayからの画像)


食べ物快感結びつくと、人は渇望を促す大量の砂糖や塩、脂で作られた食品が止められなくなります。
ショッピングモールでCinnabon(シナモンロールを売ってるお店)の香りを嗅いでいることを想像してみてください。不要なカロリーや砂糖を消費するように消費者を誘惑してきた香りです。

食物依存が口語的によく使用される一方で、人の依存度を測るイエール大学・食物依存症テストが開発されました。しかし臨床的に原因を突き止められなくても、人は不健全にジャンクフードの虜になることがあります。どのようにしたら止められるのでしょうか?

中毒性の高い食べ物は控えるようにしましょう。バランスの良い食事たくさんの水分を取るようにしてください。」とSwift氏は勧めます。食品棚にストックする食べ物をショッピングする際は、成分リストをよく読みナトリウムや砂糖を多く含む食べ物は避けるようにしましょう。「このような食べ物を手に届く範囲に置かないようにして下さい。通常、その食べ物を手に入れるのにちょっとした努力が必要なときは食べないものです」とSwiftは言います。少なくともこのようなケースでは、怠惰があなたの健康の役に立つ可能性があります。

引用ニュース

🔵 英語ニュース:Food Companies Are Making Their Products Addictive, and It’s Sickening (Literally)EcoWatch )

遺伝子組み換え食品の関連書籍

■■
(本の画像をクリック/タップするとAmazonの商品ページへジャンプするようにリンクを貼っておきました)

Seigoの追記

ハイフルクトースコーンシロップは日本で果糖ブドウ糖液糖ブドウ糖果糖液糖、または異性化(液)糖と日本では表記されますが、高崎義幸さんという方が発明しアメリカに輸出されてから1970年ごろからアメリカではよく見かける糖分です。政府がトウモロコシ農家に膨大な助成金を出したからだとか・・・今では体に悪いということでむしろ反対運動が広がってきていますね。

またハイフルクトースコーンシロップの原料はトウモロコシであり、アメリカで生産されるほとんどのトウモロコシは遺伝子組み換え食品(GMO)です。ということは、私たちは知らないうちに遺伝子組み換え食品ブドウ糖果糖液糖を通して食していることになります。ハイフルクトースコーンシロップからできた果糖ブドウ糖液糖ですので2次的な加工食品となり、遺伝子組み換え食品の表示義務にひっかからないので原材料名に表示されないのでしょう。

最近はLINE PayPayPayなどのキャッシュレス決済のキャンペーン(20%還元など)をやっていて、コンビニなどで食品を買って得しようと思ったのですが、ほとんどの商品に果糖ブドウ糖液糖ブドウ糖果糖液糖が入っていて、気持ち悪くなったので結局買えませんでした・・・😅

次にお塩に関して「その塩が白だろうが、ピンクだろうが、海塩だろうが、結晶であろうが問題ないのです。」というところですが・・・

ヘルシー食品をよくご存知の方なら「食卓塩」のNaCl(塩化ナトリウム)だけの塩は高血圧の原因になって良くないけれども、岩塩(ヒマラヤソルトなど)はミネラルが多いせいで高血圧にならないし、体に害がないどころがむしろ健康増進に役立つという見解だからです。
なので私も「ピンクの塩や海塩が悪い」というのは「えっ、どうして〜」という感じです。(この部分には学術論文の引用がないのでなんとも言えません)

Seigoのお気に入りに甘味料は羅漢果(ラカンカ)

ポイント
・羅漢果の質が良い。成分比も98%が羅漢果。こんな高い比率は珍しい。
・中毒性があるという報告はない。
・ガロリーがゼロ。GI値もゼロ。
・ラカントのように余分なもの(エリスリトール)が入っていない。
 

砂糖の代用になるヘルシーな甘味料ベスト9の記事も最近書きました。よろしく ↓


 

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