コーヒーは体に良い? 悪い? 8つのデメリットを知っていますか?〔科学的根拠・論文引用あり〕

ニュース/レビュー

最近はコーヒーの抗うつ効果抗がん効果、そしてアンチエイジング効果なのでメリットばかりがテレビや雑誌で取り上げられていますが、デメリットもあることを忘れてはいけません。

今回の記事は前半をコーヒーのメリットとしてまとめしたが、デメリットが8つもありましたので、それは後半にまとめてあります。

このサイトでは特に欧米の論文やニュースをレビューしてきましたが、日本のテレビやマスコミに取り上げられなかった重要なニュースもたくさんお伝えしてきました。

今回は初めてデメリットもまとめてみましたので、お役立て下さい。

カフェインのメリット

コーヒー豆(出典:KaffeetastischによるPixabayからの画像)


コーヒーは、営業マンにとっては外回りの途中でちょっと休憩する時の定番になっています。社内で難しいテーマについて議論している時に、疲れた頭を冷やして良いアイデアを思いつくように、コーヒーブレイクの時間を設けます。

以前ならタバコを吸いながらコーヒーをすすると、解決策が浮かんでくるものでした。(最近では会議室は禁煙になっているようですが)コーヒーに含まれるカフェインが、眠気を払いのけて勉強や仕事に打ち込めると信じていました。しかし、カフェインの作用については明確には分かっていないようです。

最近の研究では、脳の神経が興奮し続けると「アデノシン」という睡眠物質が脳内に蓄積してきます。この「アデノシン」は覚醒物質である「ヒスタミン」の作用を抑える働きがあります。だから眠くなるのです。カフェインは、この「アデノシン」の働きをブロックして「ヒスタミン」を活性化させるので眠気が消えるようなのです。(参考資料:Gigazine.net

さらにカフェイン交感神経を活発にする働きがあることと、身体に蓄えられていた脂肪の分解を促進するリパーゼという酵素を活性化するので(引用文献:実践女子大学・生活科学部紀要, PDF書類)、体脂肪を燃えやすくすることからダイエットにも効果があるということなのです。カフェインダイエットとして定着しています。

また、カフェイン利尿作用があるので余分な水分を排出し、同時にデトックス効果もあると言われています。深酒をした時に、身体に残っているアルコールを排出することから、酔い覚ましや二日酔いの改善にも効果があると言われています。

カフェイン以外にもメリットがある

イメージ画像(出典:paitoon youlikeによるPixabayからの画像)


コーヒーに含まれるポリフェノールの一種で、「クロロゲン酸」という成分があります。この「クロロゲン酸」は、脂肪分解脂肪蓄積抑制作用を持っているので〔 ①-3, ←No.41は論文の全文(英文)が無料で閲覧可能 〕, カフェインとクロロゲン酸のダブルの効果によって、コーヒーはダイエットに良いと言われるのです。運動前に飲むと、ダイエットには効果的なのです。

このポリフェノールの一種の「クロロゲン酸」は、抗酸化作用も持っています。つまりはアンチエイジング効果が期待できるのです。適度にコーヒーを飲むことで、シミやクスミの予防ができます。また「クロロゲン酸」は殺菌効果もあるので肌荒れを抑えカフェイン利尿作用でデトックスも期待でき、ダブルでむくみや美肌の効果が得られるのです。

コーヒー専門店でコーヒーを飲んで休憩する時には、焙煎コーヒーの独特の香りにも癒されるようです。それもそのはずで、コーヒーの香りを嗅ぐと脳からリラックスした時に出る α(アルファー)波 が計測されたのです。

「クロロゲン酸」以外にも、「コーヒー酸」「フェルラ酸」などの抗酸化物質も含まれています。脳との関係を考えると、「クロロゲン酸」は記憶を司る前頭葉の働きを助けて集中力を向上させ、「トリゴネリン」という成分は脳神経細胞の突起を活性化して上手く情報を伝達する働きがあります。記憶力を高めるだけでなく、認知症やうつ病の予防にも効果があるとも考えられています。

コーヒーの8つのデメリット

イメージ画像(出典:Daniel MenaによるPixabayからの画像)


コーヒーは、良いことばかりではありません。
🔴 デメリット-1 コーヒーを飲み過ぎて胃が痛くなった人もいるはずです。コーヒーを飲み過ぎると、カフェインを多く摂取することになります。カフェインは耐性が付きやすい成分で、過剰摂取を繰り返すと多量に摂取しないと効果が得られなくなります。カフェインの摂取量が増えるという「カフェイン中毒」に陥ります。コーヒーを止めようとすると、 禁断症状 がでて 頭痛 疲労 脳内霧 過敏症 を引き起こします。〔参考文献No.② – 40, – 41 ←No.41は論文の全文(英文)が無料で閲覧可能〕

🔴  デメリット-2 カフェイン胃液の分泌を促進させます。そして、胃液を多く分泌させることによって胃が荒れるのです。胃潰瘍や胃酸過多の人は特に注意が必要です。コーヒーを飲み過ぎると胃痛を引き起こしやすいのです。

🔴  デメリット-3 カフェインは、副腎を刺激してストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促進する作用もあります。コーヒーの飲み過ぎは、 副腎に負担をかけてしまう のです。副腎疲労の患者の場合は、コルチゾールを分泌する力が弱っているので、元気になるために朝からずっとコーヒーを飲む人もいますが、これが逆に副腎に負担をかける結果となってしまって余計に疲労が増してしまうことがあります。副腎疲労が出やすい人は注意が必要です。健康な人も、副腎に負担をかけすぎないように注意する必要があります。

🔴  デメリット-4 カフェインは、ミネラルの吸収を阻害する作用があります。鉄や亜鉛、カルシウムを効果的に吸収できなくなってミネラル不足に陥ります。 貧血 骨粗しょう症 になる可能性もあるのです。

🔴  デメリット-5 カフェイン交感神経を活性化させて興奮状態を保ちます。飲み続けると脳は常に興奮状態になって 自律神経のバランスも崩れて きますそして、この状態では十分な睡眠、質の高い睡眠は得られずに、睡眠に悪影響を及ぼすのです。できるだけ、睡眠の直前には飲まないことが賢明です。

🔴  デメリット-6 女性にとっても、カフェインは利尿作用と同時に身体を冷やす作用もあります。生理前や生理中には過剰に飲むことは避けるべきです。また、肌のメラミンを拡散して シミを発生させる原因 にもなります。ノンカフェインコーヒーがお勧めです。

🔴  デメリット-7 コーヒー豆の安全性や保管状況にも注意が必要です。過剰な農薬で汚染されているコーヒー豆や、保管状態が悪いと 発がん性のカビ毒も発生する こともあるのです。厚生労働省で確認されているのは、ごく一部の産地のコーヒー豆に神経毒性があるクロルピリホスという残留農薬が検出された事例がありました。また、焙煎コーヒーに「オクラトキシンA」という 発がん性や肝臓障害を引き起こすカビ毒 も検出されました。

🔴  デメリット-8 食品の加熱加工中に、「アクリルアミド」という物質が生成されるようです。これは遺伝子(DNA)を傷つけて細胞を がん化 させる性質があるのです。一時問題となったポテトチップスの半分くらいの含有量で、麦茶、ほうじ茶、と同じようにレギュラーコーヒー豆、インスタントコーヒーにも含まれています。国際がん研究機構(IARC)の評価ではアクリルアミド発がん性が心配される 危険度2Aのランク に分類されています(2018年4月2日の記事)。

いずれにせよ、世界的にも愛飲者が多く、適度に楽しめば問題はないでしょう。カフェインで問題を起こさない体をお持ちでしたら、コーヒーカップで1日に2~3杯が適量と言えそうです。

参考文献・レビュー(英文)

① Can Coffee Increase Your Metabolism and Help You Burn Fat? (HealthLine) May 4, 2018
② Are Coffee and Caffeine Addictive? A Critical Look (HealthLine) February 19, 2017

Seigoの追記

2年くらい前からコーヒーは抗がん作用があるという研究発表がなされましたが、先日に大規模に調べた結果(30万人以上)では抗がん作用は特に認められなかったという残念な結果が出ております(2019年7月20日の記事)

約100年前に存在したエドガー・ケイシーの情報ではコーヒーを飲むことを推奨していませんでした(2019年7月9日の記事)が、その理由が今回の記事の後半の8つのコーヒーのデメリットにその理由が入っていたのでしょうか?

クロロゲン酸はメリットは多いですが、カフェインのデメリットはかなりあるので、カフェインフリーのコーヒーを飲むのがよろしいのではないでしょうか。

カフェインレスの無農薬コーヒーを見つけましたので、リンクを以下に貼っておきます。

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