ハチミツには認知症予防効果がある!? /日本ミツバチの蜂蜜のすごさもご紹介【ソレダメ!】

テレビ速報

今回は『ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~』(2019年6月5日、100回記念)で放送された「ハチミツの認知症予防・高血圧予防・疲労回復効果」についてまとめていきます。

今回はハチミツを採取している農家さんのハチミツを使った特別料理も記録しましたのでお役立て下さい。

ハチミツの特徴

ハチミツに含まれる栄養成分はビタミンやアミノ酸、カルシウム、鉄、カリウムなどその種類なんと150種類以上も入っています。

その上、糖質の吸収が早いため疲労回復に最適な食品なのです。

古くから養蜂が盛んな長野県中川村へ

イメージ画像(出典: Mabel Amber, still incognito…によるPixabayからの画像)

講師:富永朝和 先生(ハチ博士)

長野県中川村は古くから養蜂(ようほう)が盛んで、ハチ博物館には高さ2m70cmの巨大なハチの巣が展示されています。このハチの巣を作った方が富永朝和さん(81歳)で、実は今では貴重な「日本ミツバチ」の養蜂の第一人者なのです。

日本ミツバチのハチミツの特徴

日本にいるミツバチは大きく分けて2種類あり、飼育の難しい日本ミツバチ飼育が簡単な西洋ミツバチがあります。

我々が普段食べているもののほとんどは西洋ミツバチのハチミツで、日本ミツバチのハチミツは取れる量が非常に少ないため「幻のハチミツ」と呼ばれています。

それはなぜかというと、日本ミツバチは2年に1回しか蜜が取れないため。(西洋ハチミツの5分の1しかとれない)

ハチミツは蜂の食糧

花の蜜から作られるハチミツは蜂たちにとって大切な食糧です。花の蜜をお腹にためて巣に持ち帰るミツバチ。

ミツバチの唾液の酵素の働きで花の蜜が果糖とブドウ糖へと変化。

しかし実は花の蜜だけでは豊富な栄養成分を含むハチミツにはならないのです。

大切なのは蜂が足につけて持って帰ってくる「花粉」です。

実は花粉にビタミンやミネラルなどの栄養成分がたっぷり入っているのです!

ミツバチにとって花粉は、花の蜜と共に「大切な栄養源」。

この花粉が含まれているからこそハチミツは健康にとっても良いスーパーフードなのです。

日本ミツバチのハチミツの作り方

ハチの巣の上の部分にハチミツが多く含まれているのでその部分を木箱と一緒に取り出す

ハチの巣を砕き遠心分離器にかける

ちょっとドロッとした透明な(白く濁ってはいない)ハチミツが遠心分離器から出てくる。

増田貴久さんがフレッシュなハチミツを召し上がった感想は「甘っ!超美味しい。高級。お花の香りを感じます」とおっしゃっておりました。

富永先生「他のハチミツとは香りが違います。日本ミツバチの蜜は百科蜜(ひゃっかみつ)といわれてね、100の花から蜜をとってくるハチなんですよ」

日本ミツバチ:様々な植物の花(の蜜をあつめてできている)
西洋ミツバチ:1種類の花(の蜜からできている)

日本ミツバチのハチミツは独特の香りを持ち濃厚で熟成されたような味わい。なによりいろんな花の花粉が入っているためとっても健康にいいのです。

 富永さんが食べさせてくれた「蜂の巣」そのもののお味 
日本ミツバチの巣は蜜蝋(みつろう)に覆われていて空気に触れないため蜜が酸化から守られており、鮮度と栄養がバツグン!
ハチの巣を小さく切って頂くと(増田さんの感想)「うわ〜!うわ〜!うわっ、ウマい!」



ハチの巣つきハチミツ(ハニカム)(出典:Mel GamaによるPixabayからの画像)

ハチミツの認知症予防効果

講師:平柳要 医学博士(食品医学研究所 所長)

ハチミツに含まれるフラボノイド認知症を引き起こす物質の蓄積を抑える働きがあるのです。

それでは1日にどれくらいのハチミツをとればいいのでしょうか?

それは毎日大さじスプーン1杯程度だそうです。

こんなハチミツの認知症予防をさらにアップする方法を2つご紹介します。

クイズ:認知症予防の効果を上げるにはハチミツとなにと食べ合わせれば良いでしょう?(答え2つ) A. ヨーグルト B. きな粉 C. トマト D. 緑茶

答え:C. と D.

🔵 ハチミツ+トマト:リコピンは強い抗酸化力を持つため認知症の予防効果がより期待できます。

🔵 ハチミツ+緑茶:緑茶に含まれるエピガロガテキンガレーとは神経細胞を保護したり修復する働きがあります。ハチミツは認知症を引き起こす物質の蓄積を抑えるめ、この組み合わせは認知症予防の最強タッグなのです。

ハチミツの高血圧予防効果と万能調味料

ハチミツ(出典:Дарья ЯковлеваによるPixabayからの画像)


平柳先生:ハチミツに含まれるポリフェノール腎臓の働きを活発にして血圧を下げる働きがあります。

そんなハチミツの高血圧予防効果をさらにアップする方法を2つご紹介します。

クイズ:高血圧予防が期待できるハチミツとの食べ合わせは?(答え2つ) A. くるみと味噌 B. しょう油とにんにく C. アボカドとしょう油 D. 豆腐とショウガ

答え:A. と B.

🔵 A. ハチミツ+クルミ+味噌:クルミにはα‐リノレン酸が含まれていて血管をしなやかにし高血圧予防効果が倍増します。

作り方:くるみをすり鉢ですりつぶして、味噌とハチミツを加えます。(増田さんの感想)「美味しい! 甘さが控えめなピーナッツのジャムみたいな感じ」

長野県中川村のアレンジ方法:①野菜と和えたり(ウドと共に)②焼きおにぎりなどの上にのせても美味しく召し上がれます。

🔵 B. ニンニクのハチミツしょう油漬け:ニンニクに含まれるアリシン血管を拡張してくれ、ハチミツに含まれるポリフェノール腎臓を活発にしてくれるため、高血圧予防には最適な組み合わせ!

作り方:皮をむいた生のニンニクをビンに入れ、しょう油とハチミツを加え、冷蔵庫で2ヵ月ほど寝かせれば完成。

長野県中川村のアレンジ方法:ニンニクのハチミツしょう油漬けを①刻んで炒め物に使ったり(肉野菜炒めと共に)②冷や奴にのせたり、と組み合わせは無限大!

 

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