PFASが乳がんと関連があるとする驚きの論文 – seigoのツイート集【2020年3月】
執筆日:2020年3月6日、更新日:2021年3月11日
ファーストフードで使われる容器やダイバーが使う潜水具には防水性(または撥水性;はすいせい=水をはじく性質)を高めるために有機フッ素化合物(PFAS)が使われている場合が多いですが、この毒性が米国で問題になっていることが報告されています。これは2年前から一般に知られはじめましたが、日本ではこのような情報は完全にブロックされているので、今回は以前の記事の復刻版を掲載します。
ーーー 2020年3月6日の記事:ここから ーーー
2020年2月下旬から3月上旬までの私のTwitterにつぶやきやいたもので、大切な情報なのでこちらに保管しておきます。この記事のもくじ
PFASが乳がんと関連があるとする驚きの論文が発表されました
【最新研究】サンフランシスコの女性消防士は乳がんが多いが、ガンと関連のあるPFAS(フッ素化合物;ファストフードのトレイなどにに塗布されている)が血中に多く検出された。消防士にがんが多いのは男性でも研究で実証され始めている。プレスリリース(英文)↓■PFASは消火剤に使われアメリカ中の地下水が汚染されているので、消防士を守るだけでなく汚染を防ぐためにもPFASフリーの使用が急務である。日本ではPFASの報道は完全にシャットアウトされている。原著論文はこちら ↓
Twitter上でのツイート ↓
(続き)
日本ではPFASの報道は完全にシャットアウトされている。
PFASは消火剤に使われアメリカ中の地下水が汚染されているので、消防士を守るだけでなく汚染を防ぐためにもPFASフリーの使用が急務である。
原著論文はこちら ↓https://t.co/TgE4gGcs4j
— Seigo (@UHealthyLife) March 6, 2020
パラベンが母子間を通して影響する!?
【最新研究】妊娠中にパラベン入りの化粧品を使うと、生まれた子が8歳までにすごくぽっちゃりに・・・😅💦ブチルパラベンがエストロゲン活性と食欲調整に関わる遺伝子(POMC)に影響 !!ネズミを使った研究で判明したそうです ↓
Twitterアドレス:https://twitter.com/UHealthyLife/status/1235910658782154752
新型コロナの検査は日本は非常に安い!
新型コロナの検査費用はどのくらい?
アメリカ 約35万円
ドイツ 3万6000円
日本 5400円(PCR検査の新しい値段)
引用:https://www.gizmodo.jp/amp/2020/02/coronavirus-screening-aboard.html
Twitterアドレス:https://twitter.com/UHealthyLife/status/1234228835828154368
米国で使用禁止になっているトランシ脂肪酸。日本では今だに使われている・・・
【最新研究】
トランス脂肪酸(エライジン酸)が血中に多いと、認知症とアルツハイマーのリスクが上がるそうです。
日本の60歳以上1628人で調査。
つまりマーガリンやお菓子などを減らせば、認知症が減るってことですね。
引用:https://n.neurology.org/content/93/22/e2053
Twitterアドレス:https://twitter.com/UHealthyLife/status/1230971947791503360
セリアック病とグルテンの関係が科学的に明らかにされました!
【Nature誌 最新論文】
セリアック病は特定のHLA (HLA-DQ8やHLA-DQ2)を持つ人に多いですが、グルテンを食べてさらにインターロイキン15 (IL-15) が過剰だとアレルギーを発症してしまうことが分かりました。
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IL-15は細菌が多い不衛生な環境にいると上昇するサイトカインです。
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引用:https://www.nature.com/articles/s41586-020-2003-8
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しかしIL-15の放出を抑制できればアレルギーが起きなくなることも研究は示しています。■またビタミンAの代謝産物レチノイン酸がIL-15と相互作用してさらに悪化させることも見出しました
日本人より欧米人がHLA-DQ8 や -DQ2は多いです。このHLAの型は1型糖尿病や自己免疫性甲状腺炎などとも関係します。■この論文のレビュ記事はこちら(ただし英文)↓
引用:https://news.uchicago.edu/story/human-and-mouse-studies-sharpen-focus-cause-celiac-disease
Twitter上のツイート ↓
【Nature誌 続き】
日本人より欧米人がHLA-DQ8 や -DQ2は多いです。
しかしIL-15の放出を抑制できればアレルギーが起きなくなることも研究は示しています。
このHLAの型は1型糖尿病や自己免疫性甲状腺炎などとも関係します。
この論文のレビュ記事はこちら(ただし英文)↓https://t.co/uT4crXPhjB
— Seigo (@UHealthyLife) February 21, 2020
20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
巷の情報もご紹介、時にはブッた斬ったりしてしまうかもしれません。
またポイントなどの節約術や生活に便利なガジェット(スマホやアプリの紹介)も記事にしますので参考になれば嬉しいです。
皆さん、ご一緒に「究極のヘルシーライフ」を楽しみましょう♪
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