ガボールパッチやレシートでスマホ老眼を改善できる!?【教えてもらう前と後】2019年8月20日

教えてもらう前と後（2019年8月20日）で取り上げられた「スマホ老眼」をまとめていきます。

講師：平松類（二本松眼科病院 眼科専門医）

あなたが見えるのはどちら？

どちらが見えましたか？

A. な　や　み
B. なつやすみ

正解：B. なつやすみ

西松先生：A.が答えの人は目の老化が進んでいると言うことです。目の老化が進みますと、色の差を見分ける視力が低下してきます。

この症状があると、いわゆる白内障の可能性もあります。

スマホ老眼とは？

10〜20代の若者にもある老眼が増えています。それが「スマホ老眼」です。

50代のスマホの1日利用時間は48分なのに対し、10〜20代は２時間以上もスマホを見ています。

実際に街に出て調査してみると10〜20代の若者は近見視力が悪い人が多く「スマホ老眼予備軍」と呼ばれ、スマホの使用時間も３〜5時間と非常に長かったのです。

スマホ老眼の予防については使用時間だけを気をつければいいというわけではありません。あるポイントを知っているだけでスマホ老眼になりにくくなるのです。

問題：スマホ老眼になりやすい目とスマホの距離は? A. 30cm以内　B. 30cm以上

答え：A. 30cm以内

西松先生：お若くて（文字が問題なく）見える人が、無理に近づけてしまうと目に負担がかかります。特に電車の中とか。

老眼のセルフチェック

自分の指を目から離していき、何センチのところで指紋にピントが合うか（見えるか）を調べます。

➡️　その距離が30 cm以下なら老眼ではありません。

➡️　それが30 cm以上離さないとピントが合わない人は老眼なのです。

この距離が長ければ長いほど老眼の度合いが強いということになります。スタジオの大吉さんはスマホの文字が80cm離れてもはっきり見えず、老眼であることがわかりました。

老眼で悩む皆さんに朗報です

近年、唯一科学的に実証された老眼の視力回復法があったのです。

実際にカリフォルニア大学が32人を対象に１週間視力回復法を試したところ、なんと３２人全員の視力が回復したという結果が出たのです。

平松 先生：この方法は老眼限らず近視の方にも効果がある画期的な方法です。

それがガボールパッチといわれるものです。

ガボールパッチとは？

このぼやけた縞模様は物理学者のデニス・ガボールという人物が考案したものでこの図形をただ見続けるというだけなのです。

平松 先生：ふつうこれだけで回復するとは思いませんよね。実際に職員や一般の方にもガボールパッチを試したところ、結果として改善しましたので、今回紹介させていただくことになりました。

あの模様でないとダメなのですか？

日常生活でも代用できるものがあるのですね。それがレシートなのです。

※ ココカラはレシートのお話なのでガボールパッチからは離れてしまいます。ガボールパッチのことをもっとお知りになりたい方は過去記事をご覧下さい。

➡️ ガボールパッチ無料アプリのご紹介と遊び方＆老眼の改善させる３ヵ条とは? 【究極のヘルシーライフ】2018.05.07

ガボールパッチをレシートで代用する方法

「ガボールパッチ」が自宅にある人はあまりいないと思いますが、なんと「レシートの裏側」で代用できてしまうのです。

「レシートの裏側」から光をすかして文字がギリギリ見える位置で読みます。これだけでも「ガボールパッチ」に近い効果が得られると言います。

なぜぼやけた画像を見ると効果があるのか？

なぜ「ぼやけた縞模様」や「レシートの裏側」を見続けるだけで 視力が回復するのか？

それは、視力というのは「目」で見ているのではなくて、「眼球」と「脳」どちらも使って「モノ」を見ているからなのです。

「モノ」を見るというのはまず「眼球」で情報を拾い、次に「脳」の方に伝達され、最後に処理をして「モノ」を見ています。

実は「脳」には、カメラでいう「手ぶれ補正」のような機能が備わっており、「ぼやけた画像」を無意識のうちに、「鮮明な画像」に補正してくれているのです。

例えば、「脳梗塞」であったら見づらいとか、「認知症」の方は視力が悪いとかも関連してきますが、この「ガボールパッチ」という方法の画期的なところは「目」自体を良くしようというのではなくて、情報処理をする「脳」を良くしようというところなのです。

つまり、「ぼやけた縞模様」や「レシートの裏側」のように、「見辛いモノ」を見続けることで、脳の「ぼやけ」を 鮮明な映像にする機能が鍛えられ、「視力の回復」が期待できるというのです。

スマホ老眼の方にガポールパッチを１週間で検証

すまほ老眼で悩む若者の方（22歳と25歳）老眼に悩む方（38〜68歳）合計10人に、1日3分、一週間ガボールパッチを実践してもらった。

実験では10人全ての老眼が0.1〜0.3（近見視力）良くなりました。（番組の注釈には全ての人が改善するわけではありませんと書いてありました）

まとめ

スマホ老眼や老眼を改善するポイント
■
⭐️　スマホとの距離は目から30cm以上離す。
■
⭐️　ガボールパッチやレシートの裏を使って目や脳を鍛える。

 

⭐️スマホのアプリでガボールパッチをする方法があります ↓

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