ピンク筋を増やすスクワット体操は若返りホルモンを増やす筋トレに酷似!

テレビ速報

今回の『世界一受けたい授業』は「夢のスーパー筋肉・ピンク筋ダイエット」をまとめました。

このサイトで推薦している若返り運動にそっくりの「スクワット法」も登場しますのでえ最新情報と共に記録していきます。

講師:久野譜也 先生(筑波大学大学院 教授)


筋肉には3つの種類がある

今、スーパー筋肉として注目されているのが「ピンク筋」。

人間の筋肉は大きく分けて2種類。

① 赤筋(せっきん)といわれる遅筋(ちきん)
■■持久性に優れ長距離走を得意としており、脂肪を減らす働きを持っている。
■■例:魚でいうと「マグロ」

② 白筋(はっきん)といわれる速筋(そっきん)
■■スピード・パワーに優れ短距離走に適しており、糖を減らす働きを持っている。
■■例:魚でいうと「ヒラメ」(週敏な動きをします)

⭐️ 実は持久性もスピードも兼ね備えたオールマイティーな筋肉もあるのです。
それが今注目の「ピンク筋」なのです。

ピンク筋の特徴

🔵 糖を効率よく消費できる

🔵 脂肪を効率よく消費できる

🔵 ダイエット効果が期待できる

🔵 睡眠中でも脂肪や糖を消費してくれる

🔵 筋肉を鍛えればどんどん増やすことができる

ピンク筋は糖も脂肪も両方燃やしてくれる良い筋肉

ピンク筋が糖も脂肪も両方燃やしてくれるメカニズム
ピンク筋には多量に発現するタンパク質「UCP-3」があり、体を動かしていない時でも(睡眠中でも)脂肪や糖を熱に変えてくれます。


ピンク筋は鍛えればどんどん増やすことができる筋肉

・運動をすると糖を減らす働きをする白筋(はっきん)の中に脂肪を燃焼する働きをする「ミトコンドリア」が増加する。

・白金がピンク筋に変化する。

ピンク筋を増やす運動はスクワット

 スクワットが筋肉を鍛えるのに効率の良い理由 
全身の筋肉のうち6〜7割が下半身にあります。つまり下半身を鍛えると効率よくピンク筋が増えていくのです。


問題:筋トレでオススメできないことは?

答え:筋トレを毎日すること
久野先生:筋肉の回復時間は48〜72時間といわれ、筋トレをした後は休養が必要なのです。筋トレは週に3日程度がベスト。筋トレをマニ値にすると筋肉に負担をかけケガをしたり、かえって良くないので一週間に4日休んで、3日が筋トレくらいでお考え下さい。

ピンク筋を増やす方法① – 相撲スクワット

❶ まず肩幅よりも広めに足を開きます。

4秒かけて腰を沈め、ゆっくりと片足をあげ、床に降ろし四股(しこ)をふみます(お相撲さんのように。ただ番組では足を「ドシン」と下ろしておらず、静かに床についていました)。
※ この時、ひざとつま先が同じ方向になるように、注意してください。違う方向になるとひざを痛める原因になります。)

❸ 四股を踏んだ後は、その体勢から2回腰を沈めます。腰をゆっくり沈めることで、太ももに適度な負荷を与えることができるのです。

⭐️ これを1日10回、3セット(連続でするのではなく、朝・昼・晩と分けて行う)
※ 無理をせず自分のペースで行ってください。最初は5回くらいからで良い。
高齢の方や足腰に不安のある方は、椅子の背もたれなどを持ちながら、スクワットするのをオススメします。

ピンク筋を増やす方法② – まき割りスクワット

肩幅に足を開いてまっすぐに立ち、前方で手を組みます(腕は地面と水平)。

❷ この体勢でゆっくり4秒かけて腰を沈めます。
お尻を後ろに突き出すイメージで、ヒザがつま先よりも前に出ない事がポイントです。
 注意  ヒザがつま先より前に出たやり方を続けているとたった3日でヒザを痛めてしまいます。これは絶対にやってはいけません。
⭐️ 腰を下ろす時は後ろにトイレの便座があり、そこへ座るイメ—ジで腰を下ろすとお尻を突き出せてヒザに負担がかかりません。

❸ 腰を沈めたまま、まき割りをするように、腕をゆっくり5回ふります。
腕は90度しっかり上げて下さい。

4. 最後は3秒かけて元の体勢に戻ります。
❌️ 息を止めてトレーニングするのは急激な血圧の上昇などの危険があるため、数を数えながらスクワットして下さい。

⭐️ これを1日10回、3セット(連続でするのではなく、朝・昼・晩と分けて行う)
※ 無理をせず自分のペースで行ってください。最初は5回くらいからで良い。

⭐️ どちらのスクワットも、下半身はもちろん、大腰筋と言われる下半身と上半身をつなぐ筋肉を同時に鍛えることができるのでオススメです。

『世界一受けたい授業』のホームページにはこの2つのスクワットのやり方が写真付きで説明してありますので、やり方が今ひとつ分からない時はそちらもご覧下さい。

世界一受けたい授業


本日の講師:久野譜也 先生の書籍


 

Seigoの追記

筋肉をつけたくて、やせたい人だけがこの体操をやればいいの?

このスクワット体操をする目的がピンク筋を増やしたいからとか、やせたいからする体操のように番組構成を組んでおりましたが、それでは筋肉を増やしたくなくて別に太っていない人にとっては必要のない体操ということなのでしょうか?

そうではないと思います。この運度はまさしく若返りを促す体操で、私が若返りの研究してきた中で最も大切な体操です。

若返りホルモンが最も多く出る部位が太ももである

この運動法を取り上げさせていただいたのは、このサイトで推奨している若返り体操にソックリだったからです。

私が最初に知ったのは春山茂雄先生が70歳以上でいらっしゃるのに体内年齢が20台であることに度肝を抜かれ、その著書を読んでから下半身を鍛えることの大切さを教えてもらいました。

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以前かお伝えしているように太ももの筋肉を鍛えると若返りホルモンがでて(その中でも分かっている一番の主役は成長ホルモンですが)それが一番出やすいのが太ももの筋肉と言われてきて、運動としてはスクワットが一番良いと言うことでした。

今回はその際の分子メカニズムがまた一つ明らかにされ(ピンク筋が増え、タンパク質「UCP-3」が活躍すること)90歳以上のご老人にも実行可能だと久野先生がおっしゃられているとおり、続けていくことで年取らない丈夫な体をてにいれることができるのです。

今回はそのために永久保存版として、このページを残していきたいと思います。

特に四股(しこ)を踏むことはバランス感覚も養えるので超オススメです!

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