福岡の「だしいなり海木(かいぼく)」がコレド室町テラス1階に登場! だしいなりの作り方とは?

ニュース/レビュー

福岡で根強いファンをもつ「だしいなり」がコレド室町テラス1階にオープン! 出汁をたっぷり吸わせたこだわりの揚げで包む稲荷がテイクアウトや催事で人気。 お店ではテイクアウトとイートインで提供しています。 一番小さい4個セットをいただいてきましたのでそのレポートと、ガイアの夜明け(テレビ東京)で海木について解説されておりましたのでそれもまとめていきます。

海木(かいぼく)

海木はもともと福岡(天神)の繁華街から少し離れたところにありました。 店主の岡林憲次さんとご長男の篤志(あつし)さん、そして女将の幸子さんの親子3人で経営していらっしゃるのです。 手土産に喜ばれ口コミで人気が出て、県外からも多くの客がやってくるようになりました。

海木の歴史

35年前より日本料理店を営んできましたが、去年いなりずしだけの専門店へと生まれ変わりました。 店主・岡林憲次さんの言葉「50年近くこういう仕事をやっとったらですね、もうそろそろ1つにまとめていいかなと、集大成で。っと思いながらやっています。”たかがいなり”なのです。でも”されどいなり”にしたかったのです。」

日本橋に出店した理由

実は福岡にある海木は日本橋とご縁があったそうなのです。それは・・・ 日本橋のコレド室町テラス付近は江戸時代には十軒店(じっけんだな)と呼ばれ、ひときわ賑わっていたのです。一説にはいなりずしを日本で初めて店で出したのがこの場所だと言われているのです。 女将さんの言葉「本当にご縁です。最初にお話をいただいた時に『えっ、ここ! ウァ〜』と思いました。」

⭐️ ⭐️ ⭐️

Seigoの感想:私は行列がすごいお店なので、さぞかし大きな店なのかと思っていたのですが、たった3人で経営していらっしゃるとのことでたいへんお驚きました。 お店の前には仲間由紀恵さんからのお祝いのお花がドーンと置いてあるくらいなのですから。

だしいなり海木の大きな赤いのれん(左)、仲間由紀恵さんからのお花(右)〔画像をクリック/タップすると拡大できます〕

 

だしいなり海木の場所

だしいなり海木の場所(コレド室町テラス1階)。画像をクリック/タップすると拡大できます。

<コレド室町テラス(日本橋室町三井タワー)への行き方は前記事を参照>

だしいなりの作り方

熊本・南関(なんかん)町に古くから伝わる油揚げ「南関揚げ」を使用しています。 だしいなりの作り方 ① 6mmほどに薄く切った豆腐を、機械で1時間ほどプレスして脱水をします。 ② 水分が抜けた豆腐を油で揚げます。これが熊本では味噌汁や煮物の具材として親しまれてきました。海木(かいぼく)で使われるのはこれをさらに改良した特注品で、乾燥した油揚げを使用します(厚さは1cm弱で手でパリッと簡単に割れる)。 ③ 乾燥した「南関揚げ」をかまで油抜きをする。 ④ 選りすぐりのかつお節からとっただしで炊き上げる。(揚げ作りは、つきっきりで8時間かかる) ⑤ 揚げはだしをたっぷり含ませたままで、酢飯を優しく包んで完成です(飾り付けに小さな葉を載せてある)。 欧米ではグルテンフリーのレストラン、パンはもう当り前で、有名チェーンのお店でもグルテンフリーのオプションがあるところも多いす。

⭐️ ⭐️ ⭐️

だしいなりの食べた感想を週末に書きたします!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。