とろろ昆布が腎機能を回復させ筋力をアップさせる理由は?/アミノ酸調味料の入ってないとろろ昆布のご紹介

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たけしの家庭の医学(2019年8月13日)で筋肉増強食材&高血圧改善食として紹介されたとろろ昆布についてまとめました。

講師:塚本雄介 先生(板橋中央総合病院)


運動しても足腰が弱くなり筋肉が減る原因

それは腎臓機能の低下が1つの原因です。

腎臓の機能が低下しているかは次の症状が現れます。

・疲れやすい
・靴がきつい時がある(むくみ)
・動機、息切れを感じる
・乾燥肌でかゆい
・夜間にトイレに2回以上行く(夜間頻尿)


なぜ腎臓の機能が悪くなってしまうのか?

塚本先生:原因は高血圧で、腎臓の毛細血管のかたまりである糸球体が壊れてしまうからです。

糸球体は一度壊れてしまうと復活しません。

しかし糸球体がある程度残っていれば減った分もカバーできます。

厳しい減塩なしで高血圧を改善し筋肉がつきやすい体に改造する方法

筋肉増強食材:とろろ昆布

とろろ昆布乾かした昆布の表面を特殊な刃物でフワフワに削り出して作られます。

実はこのとろろ昆布は腎臓の大敵、塩分を排泄する物質「カリウム」が最も多く含まれている食材なのです。

カリウムとは緑黄色野菜や果物、海藻に多く含まれるミネラルの一種です。

厚生労働省のカリウムの推奨摂取量は1日2600mgですが日本人の平均摂取量は約2300mgで約300mgも不足しているのです。

不足分をとろろ昆布に換算するとおよそ6gです。

片手1個分とろろ昆布(6g)で不足分が補え、余分な塩分を排斥できるのです。

番組での検証結果

運動をしても筋肉の衰えがみられた主婦1名に、とろろ昆布を毎日6g以上食べてもらい1週間後に検査しました。とろろ昆布な次のような食事に加えていました。

・キャベツの炒め物の上に載せる
・かぼちゃの煮つけ
・チーズトースト
・とろろ昆布入りの錦糸卵を載せた冷やし中華
・ざるそば
・とろろ昆布のお吸いもの


塩分の排泄能力(はとろろ昆布によってどれくらい上がるか?)

一般の方は摂取した塩分の約80%が尿として排斥されますが、運動しても筋肉が衰えてしまう方は約45%しか排斥できていませんでした。この状態(血液中に塩分が高い状態)では高血圧も治りません。

結果:とろろ昆布を食べ始めた初日から塩分は排斥されはじめる

これまで腎臓の機能が悪くて45%しか塩を排斥できなかった方が、とろろ昆布を食べ始めた1日目の尿検査からすでに塩分の排斥率は80%とアップし(正常レベル)、一週間後まで72〜82%と高い数字を維持しました。

血圧も下がり安定しているとのこと。(148/98124/88

筋肉量もこれまでは減る一方でしたが、一週間後とろろ昆布を食べ続けた結果は

2.15kg(90代以上の筋肉量)→ 2.33kg へと増加へ転じていたのです。

塚本先生によれば、この塩分の高い排斥率のまま運動していけば筋肉量の回復はもっと期待できるとのことでした。

添加物の入っていないとろろ昆布

とろろ昆布はいかにも健康的だとテレビでは宣伝されていましたが、とろろ昆布のほとんどには添加物(アミノ酸調味)が入っていて私たちの健康を害する恐れがあります

このサイトではアミノ酸調味料砂糖の入っていない健康的なとろろ昆布を見つけましたのでご紹介いたします。


 

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