牛乳は本当に体に悪いのか? ベストセラーだったあの育児書が和訳停止に、その隠されたメッセージとは

健康増進

ベストセラーの育児書の著者であるスポック博士はもともと牛乳はカルシウムをたっぷり含唯一の食物だと子どもに勧めておりましたが、1998年から考え方を180度転換し、子どもに牛乳与えてはいけないと主張し「必要なタンパク質は植物からとったほうが子どものカルシウムバランスは良くなる」と警告を発していたのです。

しかしこのメッセージは日本に届く事はありませんでした(なぜか和訳され)。

今回は公開されなかったスポック博士のメッセージについて紹介させていただきます。


スポック博士の牛乳に関する隠されたメッセージ

スポック博士についての最近の記述は「乳がんと牛乳」の中で訳者の解説としてあったものです。なのでこの情報は「乳がんと牛乳」の著者ジェイン・プラントではなく、訳者である佐藤章夫(山梨医科大学名誉教授)の記述という事になります。以下はその本の273~275ページからの抜粋す。

このプラント教授(本の著者)の文に訳者は驚いた。訳者はスポック博士は牛乳礼賛者であると思っていたからである。スポック博士はいつから牛乳反対論者になったのか? 『スポック博士の育児書』(原題:The Common Sense of Baby and Child Care〈育児の常識〉、後に改題されて Dr. Spock’s and Child Care 〈スポック博士の育児書〉)1946年にアメリカで初出版された。その後改訂版を重ねてアメリカでは第8班(2004年)が最新版として販売されている。39ヵ国語に翻訳され、全世界で5,000部も読まれた『スポック博士の育児書』は、2世代に渡って世界中の子育てに極めて大きな影響与えた。日本でも赤ちゃんが生まれると、誕生祝いにこの本を贈ることが流行ったということから、昭和4060年代に母親になった女性(現在5070)の中には『スポック博士の育児書』を読んで子育てをし、そして一層強固な牛乳信者になった人もいることだろう。実際、日本の母子健康手帳副読本はこの育児書を参考にして作られたという。

 日本では高津忠夫・監修の翻訳初版が1966(昭和41)に「暮らしの手帖社」から出版されている。日本語の初版は原著第3版(1957)によっている。その後、1992年にアメリカで出版された英文第6版が、故高津忠夫と奥山和男の監修で『最新版・スポック博士の育児書』として翻訳出版され、2006(平成18)年現在、13刷を重ねている。しかし1998年にアメリカで発行された第7版でスポック博士は牛乳に対する考えを180度転換していたのである(日本語版を出ていない)英語版はさらに改訂されて2004年に第8版が出版されているから、アメリカで最新版と言えば第8版のことである。第6版を翻訳した日本語の最新版は原著最新版とは似て非なるものである。

 日本語の初版はもちろん最新版でも牛乳についての文章はほとんど変わっていない。日本での最新版(原著第6版)には、次のように書かれている。


『最新版・スポック博士の育児書』第6版に書かれていること(日本訳の最終版)

 「牛乳には人間の体に要るほとんど全部の成分が含まれています。つまりタンパク質、脂肪、糖分、ミネラル、それにたいていのビタミンが入っています。

 もっとも、よくバランスのとれた食事をしている子なら、牛乳を飲まなくても、他の食べ物から、こういった大切な栄養素をとることができますがカルシウムだけが例外です。

 牛乳はカルシウムたっぷり含んでいる唯一の食物なのです。だからどんな形にせよ、よちよち歩きの子、1日に450560cc、もっと大きい子には700950ccの牛乳を与えなければいけないのです

 といっても子供は日によって、また週によってほんの少ししか飲まなかったり、とてもよく飲んだり、ムラの多いものだということを忘れてはいけません。いつまでも牛乳を飲ませようと思ったら、あまり欲しがらないときは、しばらく少しにしてやればいいし、全く飲みたがらない時はそっとしておくことです。決して無理じいをしてはいけません。ただし、2~3週間たっても、まだ700ccに戻らないときは、牛乳を使う料理を考えたり、食べさせる工夫をしてください」


スコップ博士の牛乳に関する考えは第7版から180度変わった

 ところがスコップ博士の牛乳に関する考えは、第7版から180度変わった。なんと子供に牛乳を与えてはならないと主張するようになったのである。1歳未満の子どもは母乳で育てるのが自然で、離乳期を過ぎたら植物性の食品を食べさせよと強調するようになったのだ。

 2004年の英文版第8版によって、新スポック説をいくつか紹介しよう。この文章をお読みになれば、牛乳・乳製品がどんなものかさらによくおわかりいただけるだろう。


翻訳されない『スポック博士の育児書』第8版に書かれていること

 「アメリカ人の心臓発作に道程は子供の頃から始まっている。すでに3歳で、多くのアメリカの子供の動脈壁に脂肪がつき始める。12歳にの子どもの70%に子供が動脈硬化の初級変化がみられ、21歳になるとほぼ全員に動脈硬化が始まっている。

肥満アメリカ社会全体を覆うようになった。アメリカは社会全体で食生活を変えなければならない。最悪の食品は乳・乳製品である。

 「長い間、お医者さんは少年少女にたっぷりカルシウムをとらないと、年をとってから骨がもろくなってしまうと言い続けてきた。事実、米国科学アカデミーは1~3歳の子供は1日500ミリグラム、4~8歳は800ミリグラム、9~18歳は1,300ミリグラムのカルシウムが必要だと述べている。こんなたくさんのカルシウムをとる一番手っ取り早い方法は牛乳をたっぷり飲むことである。アメリカは国をあげて『もっと牛乳・乳製品を!』にいう宣伝キャンペーンを繰り広げてきた。しかし最近こんなに大量のカルシウムが子供に本当に必要なのかと疑問を投げかける専門家が現れるようになった。例えば1220歳の女性を対象にした研究によると、1500グラム(勧告量の40%)以上のカルシウムをとっても、骨密度が増えることはないという骨を丈夫にするにはカルシウムではなくて運動(身体活動)なのだ! よく運動する少女ほど骨が丈夫(骨密度が高い)であった

 「個人的なことになるが私(スポック博士)は、88歳になった1991年から乳・乳製品を完全に絶ち、肉は脂身のない部分を少ししか食べないという食生活に切りかえた。この食事にしてから2週間で、長年の抗生物質の治療で効果のなかった慢性気管支炎が消えた。私の中高年の友人で、食事が乳製品や肉を除くことによって持病の心臓病がよくなった人が何人もいる。この種の食事が効果を発揮するためには、精製しない穀物たくさんの野菜・果物を食べて、よく体を動かすことが必要である

 私はもはや、2歳を過ぎた人間に乳・乳製品を勧めることしない。確かに乳・乳製品が望ましい食物だと考えていた時期もあった。しかし、最近の多くの研究や臨床試験に基づいて、医師も『乳・乳製品はよいものだ』する考えを見直さざるを得なくなったのである」

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以上、スポック博士の最近の育児書に書いてあることとスポック博士の個人的な病気の体験でした。

スポック博士が第7版から牛乳は害だと主張を変えたのに、それが日本で翻訳されないまま今だに売られ続けているは非常に残念です。

スポック博士は牛乳を飲むことによって血管に脂肪がつくことを心配されておられました。

そういえば最近記事にした「背骨の神経」に脂肪がつて痛みのおさまらない腰痛につながっているレポートしてきました。

お年寄りはカルシウムを取ろうとして(骨粗鬆症にならないように日本のお医者さんは指導するので)せっせと牛乳を飲んでいます。

スポック博士の最新書が翻訳されないのが悔やまれます。

またスポック博士ご自身が患っておられた気管支の炎症が抗生物質もぜんぜん治らなかったのに、牛乳をやめたら消えてしまったとりました。

やはり牛乳は炎症反応の原因になっているようです。

最近レポートしたアルツハイマー病や花粉症も「炎症」が起因すので、これから牛乳の関与が研究される日もいつか来るでしょう

しかしこのサイトをご覧になっている皆さんはいち早く牛乳の悪い点に気づきトラブルを回避できるわけです。

それでは、いつまでも若々しく元気健康的な生活を送ってしまいましょう 😄

Seigo

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