美肌菌をなくすやってはいけない3つの洗顔法/パラベンフリー洗顔料のご紹介
テレビ速報
【世界一受けたい授業】2019年8月31日の「肌の救世主“美肌菌”を育てる方法」をクイズ形式でまとめてみました。
講師:慶田朋子 先生(銀座ケイスキンクリニック院長)
美肌菌とは?
美肌菌はこのように丸みを帯びた形をしています。
肌には腸と同じように善玉菌と悪玉菌が存在します。腸でいう善玉菌の働きをしているのが美肌菌で、代表的なものが表皮ブドウ球菌( Staphylococcus epidermidis )です。
肌に潤いをもたらす救世主なのです。
美肌菌を育てれば、悪玉菌の増殖を抑え、肌がみずみずしく保たれるのです。
美肌菌とは誰でも持っている菌で、これが実は私たちの肌を守っているバリアの膜を作ったり、お肌に潤いを与えたり、いいことづくめの菌なのです。
問題:美肌菌をなくしてしまう行為は? A. カミソリを使うこと B. アルコールを使うこと C. EM菌をつけること
答え:A. カミソリを使うこと私たちの皮膚には約1000種類の1兆個の細菌がすんでいます。その中で美肌菌は皮膚の一番外側の角層とそのすき間などに生息しています。そのためカミソリで毛を剃ると、美肌菌が角層と一緒に削ぎ落とされるため、潤いのない肌になってしまうのです。
一度なくなってしまった美肌菌は回復するのに時間がかかります。うぶ毛が気になる方も多いと思いますが、カミソリを使用する頻度をなるべく少なくしたほうが良いのです。
男性の方のシェーバーも毎日(肌が)痛め疲れているので肌荒れしやすい方が多いのです。レーザー脱毛してしまうのも1つの方法です。ジェルをたっぷりつけるなどケアーすればだいぶ違ってきます。
問題:美肌菌がすみやすい肌環境には〇〇を良くするのが大切。〇〇には何が入る? A. 睡眠 B. パック C. 腸内細菌
答え:C. 腸内細菌肌と腸は環境は大きく関係しています。腸内環境が改善すると肌の水分量が上がり、肌荒れが減るため、美肌菌にとってすみやすい環境になるのです。
A. ヨーグルト B. 納豆 C. マヌカハニー
問題:美肌菌のための腸内環境を整えてくれる先生オススメの食材は? A. ヨーグルト B. 納豆 C. マヌカハニー
答え:A. ヨーグルト慶田先生:乳酸菌たっぷりの無糖のヨーグルトがいいのですけれども、そこへ食物繊維が豊富なドライフルーツ(プルーンとかイチジクなど)を入れると腸内環境がより整うのでオススメです。
美肌菌を殺さないために、洗顔方法がとても大切です。
美肌菌を活かす洗顔方法
問題:次の洗顔9ステップのうち美肌菌に良くないものを3つ選びなさい
美肌菌に良くないものを3つ上げよ
① 髪をあげる
② 水温の設定温度は35℃
③ まず最初に顔をぬるま湯で濡らす
④ 洗顔料は3回プッシュ
⑤ 皮脂の多い部分(Tゾーンを中心)に泡をつける
⑥ 指の腹で優しく洗う
⑦ すすぎは5回程度
⑧ 最後は肌を引き締めるため冷水で洗う
⑨ タオルでしっかり水分をとる
❌️⑦ すすぎは5回程度 → 5回だと顔の正面は洗えてますが、顔の周りの生え際や首に付いている洗顔料が取れていません。顔を傾けてパーツで払っていく必要があるので全部で約15回のすすぎが必要です。
❌️⑧ 最後は肌を引き締めるため冷水で洗う → 皮膚の温度を下げると潤い物質が蒸発してしまうことが分かってきました → 冷たい温度ではなく人肌の温度なら大丈夫です
❌️⑨ タオルでしっかり水分をとる。→ タオルでゴシゴシこするのが良くない → 優しく押さえて水分をとるのが良い方法
上記の正しい洗顔ほうを2週間テストしてもらった結果は?
上記の正しい洗顔ほうを毎日、30代と40代の女性に実行してもらったところ、2週間後に肌のキメが細かく整っていることが映像で確認できました。キメが細かく整うとみずみずしさが増して透明感が高まります。個人差はありますが、正しい洗顔を続けると美しい肌に変わっていきます。
問題:シミを防ぐアスタキサンチンを多く持つ食材は? ヒント:色は赤 A. トマト B. 梅干し C. 唐辛子 D. 鮭
答え:D. 鮭太陽からの紫外線を浴びると、細胞などにダメージを与える活性酸素が体内に大量発生します。この活性酸素が黒い色素であるメラニンを過剰に作り、皮膚の表面に貯まることでシミができます。そんなシミ予防に力を発揮するのが鮭なのです。
鮭に含まれる赤い色素のアスタキサンチンは、最強の抗酸化物質と言われるほど抗酸化力が強い成分です。このアスタキサンチンがシミやシワの原因となる活性酸素を除去してくれることで、紫外線による肌ダメージを軽減することが期待できます。
そしてもう一つ、紫外線のダメージで気になるのが肌のくすみです。
問題:肌のくすみを取り除くにはなんの食べ物でパックすると良いか? A. 八丁ミソ B. 穴子 C. スイカ D. ヨーグルト
答え:D. ヨーグルトヨーグルトに含まれている乳酸菌は肌の新陳代謝を促します。
肌は4週間かけて新しい表皮に生まれ変わり、さらに2週間かけて古い角層がはがれ落ちます。これをターンオーバーといいます。
ヨーグルトの乳酸菌が肌の新陳代謝を促進して、ターンオーバーの周期を整えて、キレイな肌を保つことができるのです。
ヨーグルトパックの方法
ヨーグルトパックの手順
■材料:無糖のプレーンヨーグルト
① ヨーグルトを塗る前に、軽くぬるま湯で洗顔して、顔の汚れを落とします。
② ヨーグルトを顔全体にまんべんなく塗ります。
③ 5〜10分ほど置きます。
④ 最後はキレイに水で洗い流すだけ。
注意:ヨーグルトがアレルギーなどで体に合わない方もおられるので、腕の内側に軽くヨーグルトを塗ってパッチテストをして、アレルギーのないことを確認してから、パックしたほうが良いです。
慶田朋子 先生の書籍
Seigoの追記:洗顔フォームのパラベンは気にしなくていいのか?
洗顔のやり方のところで「洗顔料は3回プッシュ」とでてきましたが、一般の洗顔料はパラベンを含むので危険です。(※ パラベンの危険性をまとめた記事「メチルパラベンは肌にどのように影響するか? 発がんの危険性も!?」2019.06.20)
パラベンは湿疹ができたり、発がん性があるなど危険性であるためなるべく避けたいところですが、パラベンが入ってない洗顔料を探すのは一苦労です。
美容院などに行っても、そこで使われいているシャンプーや化粧品はほとんどパラペンが入っています。
そこで私がパラベンフリーの洗顔料はないかとネットで探してみたところ、なんとか3種類ほど見つけましたのでリンクを以下に貼っておきます。ご参考までに。
パラベンフリーの洗顔料
20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
巷の情報もご紹介、時にはブッた斬ったりしてしまうかもしれません。
またポイントなどの節約術や生活に便利なガジェット(スマホやアプリの紹介)も記事にしますので参考になれば嬉しいです。
皆さん、ご一緒に「究極のヘルシーライフ」を楽しみましょう♪
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