原因不明の腰痛は太ももの〇〇を伸ばせば治る可能性が高い!/簡単ストレッチ法をご紹介

健康情報

今回はたけしの家庭の医学の「腰痛を改善する科」で紹介された内容をまとめました(2019年1月22日放送)。

腰痛には腰以外の場所が原因で痛みを発していることが多いことが判明!

そのチェック法と簡単な改善体操をご紹介したいます。

腰痛の原因は実はほとんどがわかっていない

腰痛の原因(出展:厚生労働省):画像をクリック/タップすると拡大できます。


腰痛の中で神経や骨などに明からな原因が見つかるのは全体のわずか15%にしか過ぎません。

残りの85%ちかくは病院で検査をしても原因の特定が難しい腰痛なのです。

⭐️ しかしようやくなぞのベールに包まれていた85%の原因の一部が明らかに!

正しく対処すれば劇的に良くなる可能性があります。

名医:西良浩一 先生(徳島大学病院 整形外科 教授)

西良(さいりょう)先生「今までわからないと言われていた原因不明の腰痛の原因がだいたいわかってきたのは、腰以外の部位が原因になっていることがわかってきました。」

腰以外の場所に腰痛の原因があるかを調べる検査:おりしキック検査



うつぶせに寝て、少しだけ反動をつけてかかとでお尻を蹴るようにひざを曲げます。

 注意  この時あまり勢いをつけすぎると足をつる恐れがあるので注意が必要です。

ポイント:かかとがお尻につくかどうか?

普段から腰に痛みを感じる人で、かかとがつかない人(片方の足だけでもつかない人)は、腰以外の場所に腰痛の原因がある可能性が高いのです。

かかとがお尻つかないとなぜ腰に良くないか?

かかとがつかないということは、太ももの筋肉が硬くなっているためです。

太ももの筋肉が硬くなると腰痛を引き起こすメカニズム

太ももの筋肉が伸びない ➡️ 骨盤が前に引っ張られる(前傾) ➡️ 腰の骨も前に引っ張られる ➡️ 腰に負担がかかり腰痛に


硬くなった太ももの筋肉は年を取ってもストレッチをすれば改善する!

硬くなってしまった太ももの筋肉はいくつになっても蘇ります。

またヘルニアなどの異常がない方で太ももの筋肉が硬い腰痛患者さんの9割以上の方がストレッチなどで改善効果がみられるとのこと。

それでは次に西良先生がオススメする太ももの筋肉を柔らかくする簡単体操のやり方です。

この体操を行えば、短期間で太ももの筋肉は柔らかくなり、腰痛が劇的に良くなる場合があるそうです。

名医考案・腰痛解消! 『太もも伸ばし体操』

太もも伸ばし体操:太ももをゆっくり優しく後ろに動かす。


横向きに寝て、手で足をつかみかかとをなるべくお尻に近づけた状態で太ももを後ろにふります。

こうすることで硬くなった太ももの筋肉を少しずつほぐしていきます。

左右10回ずつで1セット。これを1日3セット繰り返すだけ。

注意  ただあまり勢いよくやると腰をそりすぎて痛めてしまう恐れがありますのでゆっくり優しく動かしましょう。

太もも伸ばし体操で腰痛が改善するメカニズム

太ももの筋肉が柔らかくなって伸びる ➡️ 骨盤が正しい位置へ戻る ➡️ 腰(背骨)がもとの姿勢位もどり負担が減少 ➡️ 腰痛が改善


西良浩一 先生の書籍

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