ミネラルウォーターにマイクロプラスチック混入が発覚! 日本にもあるあのブランドだ!

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非営利のジャーナリズムグループであるOrb Mediaが新しく発表した研究結果によりますと、9つの国からサンプルされた259個のペットボトル飲料水をテストしたところ、242個のペットボトル飲料水から微小なプラスチック粒子「マイクロプラスチックの粒」が発見されたそうです。

93%以上のペットボトル飲料水にマイクロプラスチックが含まれていたことになります。

この結果を受けて、世界保健機構 (WHO)がこの問題を検証することになったそうです。

マイクロプラスティックが含まれていた大手ブランド



  • Evian
  • Aquafina
  • Dasani
  • San Pellegrino

マイクロプラスチックが見つかったミネラルウォーター

マイクロプラスチックがどれくらい入っていたか

Orb Mediaのレポートによると、ボトル入り飲料水の調査を行なったところ、世界全体で0.1ミリメートルくらいのプラスチックの粒子が1リットルあたり平均10.4個含まれていることがわかりました。

しかし、まだまだ研究の少ないこの分野です。

水の中に含まれる微小のプラスチックを飲むと危険という確実な証拠は出されていません。



ヨーロッパ諸国やアメリカはいち早く禁止の動き

にもかかわらず、今年1月9日にはイギリスはついにマイクロプラスティックを大量に発生させるといわれている化粧品で使われる「マイクロビーズ」を含んだ製品の製造を同日付で禁止しました。

アメリカ、ニュージーランドでは歯磨き粉や洗顔料に使われるマイクロビーズを禁止しています。

この記事についてはこちらのサイトでも先日取り上げました。

西洋諸国はいち早く動いていますが日本ではこの問題はほとんど報道されず、日本では「マイクロプラスティック」という言葉すら知らない人も少なくありません。それでいて、マイクロプラスティックをすでに体に取り入れている可能性があるという事は恐ろしい事です。

マイクロプラスティックの混入が発覚した「Aquafina」のミネラルウォーターは、中身は実は水道水だっとことが明るみに出て会社は陳謝した事で有名です。

そのミネラルウォーターにもマイクロプラスティックが入っていたという事は、すでに水道水がマイクロプラスティックに汚染されている可能性を示唆しています(今も水道水を使っていないとは限りませんので)。

世界トップブランドの「AQUAFINA」は水道水だった 消費者が怒りlivedoor NEWS

自分の家ではペットボトルは使わず、すべて逆浸透膜で精製した水を使っておりますので、マイクロプラスティックが水道水に混入しててもフィルターで除かれてしまうでしょう。家の水については以前に記事にしたことがあります。

それでは、皆さんはマイクロプラスティックのない安全で美味しいお水をたくさん飲んで、若返ってしまいましょう!

Seigo

元記事 – ペットボトルの水の93%はマイクロプラスチックを含んでいることが判明。WHOが検証へ(GIZMODE)

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