若返りのコツ-3 消化の強化に生(なま)の食品の酵素を利用する

若返りのコツ

私は老化のもっとも主な原因の一つは、30代以降に腸が弱ってきているにもかかわらず今まで通り食事を食べ続けていることだと思っています。なぜ腸が弱ってきてしまうかというと、それは体内の消化酵素が減るからだと思います。

そうなると消化が完全に行われず、未消化(変性)プロテインが体内に入り炎症反応が起きます。変性プロテインは体内では異物だと間違えてしまうので、免疫細胞が攻撃します。

その炎症反応は腸の周辺では、症状は出ずほとんどの人は気づきません。しかしそれを放置してしまうので、ゆっくり老化が進みます。

これがほとんどの人が経験する30代以降の老化です。

しかし、なにかのきっかけで気づき、消化の改善に成功した人は、生活スタイルを変えることによって、アンチエイジングに成功しています。

私の場合はもともと腸が弱く、またニキビができやすいことから腸の炎症反応を知ることができたのです。それでもニキビの原因の50%が腸からだったと知るに至るには、優秀なカイロプラクターに指摘されるまで気づきませんでした。

それで腸の炎症を治すとともに、老化の速度が遅くなり若返り効果がでるようになりました。

今日の本題で食事で非常に大切なことは、生の食品を食事の最初にとることです。

例えば野菜サラダやおろしとかグリーンジュースです。

なぜ良いのかは完全に分かってませんが、なるべく科学的に説明しますと、

(1)生の野菜は消化酵素が壊れていない状態で細胞の中に存在しています。科学の実験をした人なら知っていると思いますが、細胞には自己分解するタンパク分解酵素、DNA分解酵素、そしてRNA分解酵素などが含まれ細胞が壊れると同時に活性化するのです。それがお腹で消化を助けます。

そして科学的理由(2)つ目は、野菜にはカリウムが多く含まれています。原発事故で放射性カリウムを知った方も多いと思いますが、カリウムは身体の中を循環し、すぐ体外に出ます。カリウムは血圧を調整するだけでなく、酵素の働きを活性化させたり腸の動きを良くしたり、細胞の新陳代謝を促したりと若返りにとって非常に大切です。そしてほとんどの人がカリウムのことを気にしていません。このサイトではカリウムの重要性を指摘していこうと思います。

科学的理由(3)老化の原因でもある酸化を防いでくれるのは野菜のビタミン類、抗酸化物質です。抗酸化物質は年齢とともに体の中で作られなくなっていきます。生で野菜を摂ると熱に弱いビタミンも最大限に摂ることができます。

科学的理由(4)生の野菜を食事の前に取ることで、炎症反応を促す元となる炭水化物や脂肪の取りすぎを防ぐこともできます。


  腸をいたわるとは

では次に腸をいたわることについてもう少し詳しく書いてみたいと思います。

若返りに最も大切なことは腸をいたわることです。

食事した後、食品がスムーズに消化でき、栄養分がスムーズに吸収できる状態にすることが理想です。

つまり腸をいたわるとは腸をいじめないということです。

ではなにが腸をいじめることになるか? 下にリストアップしてみました

(特に30歳を過ぎてからのこと)

– すべて火の通った食材を食べること(➡ 消化酵素が足りなくなるので)

肉を必要以上に食べること(➡ 消化にすごい時間がかかるので)

朝飯を食べること(➡ 午前中は基本的に腸を休める時間なので)

– 普通に炊いた玄米、ナッツや種など硬めのものを食べること(➡ 消化に悪く、腸が傷つく)

– 食事といっしょに冷たい飲み物を飲むこと (➡ 消化酵素が低温ではあまり働かない) もちろんカンパイといって、アルコールを空きっ腹に飲むことは厳禁! 前菜を食べてからカンパイしましょう!

– 怒りながら(ストレスを感じながら)食事をすること

– パンやパスタを食べること(➡ 日本人の腸に合いません。グルテン分解酵素を日本人はあまり働かない上、グルテンが腸にダメージを与える。そばやカレーにも小麦粉(グルテン)が入っているので注意。もともとに日本のソバは100%そば粉だったので、小麦は入っていませんでした。もともとのインドのカレーも小麦は入っていません。)

– 牛乳を飲むこと(市販の牛乳は熱とホモジナイズでタンパク質が変性しています。牧場の搾りたての無処理の牛乳はOK。生の牛乳は治療効果をもつ。 )

砂糖をとること(糖化と炎症反応が増し、老化促進。砂糖を避けるのは日本人にとっては一番難しいかも。ほとんどの市販品、加工品に含まれる。コンビニに行くと砂糖祭り。砂糖の代わりにハチミツ、ステビア、羅漢果、デーツ(ドライフルーツ)、ココナツシュガーなどに置きかえる。器用な日本人なら将来この砂糖なし生活に移行可能だと思う。)

まだまだありますが今日はこのくらいにしておきます。

健康のために、美味しいものさける必要はありません。

ただ、身体に悪いものはさけたいものです。

このサイトでは身体に悪いものをどんどん紹介していきます。

そして、どのような食品に置きかえていけばいいかを書いていきます。

まるで違う食生活になっていくと思いますが、新しいもの好きの日本人ですから、それは楽しいですよーーー!

そして腸をいたわるとすごく幸せになってしまいますよーーー!

セロトニン(幸せを感じる神経伝達物質)もほとんどは腸で作られていますしね!

それでは皆さん、腸をいたわってますます幸せに、そして若返ってしまいましょーう! 😀

Seigo



食事の前は生(なま)の野菜をとる

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