ホモシステインが増えると老化が進む理由とは? 減らす効果のある食品あり! 測定できる病院はどこ?

健康情報

『名医のThe太鼓判』の血管若返るSPをまとめていきます。

今回は第3の血管老化物質とし「ホモシステイン」を、薬やサプリを使わずにどうやって下げるかのお話です。

ホモシステイン検査はまだ有名ではないので、測定できる病院のリンクも最後にご紹介いたします。

ホモシステインとは

第3の血管老化物質として注目されているホモシステイン。これは体に必要な物質を作る際に一緒に作られるもので誰でもある程度血中に含まれています。
しかし偏った食生活や加齢によってその量は増加します。

増えすぎたホモシステインは悪玉化して血管の壁を傷つけ始めます。その傷にコレステロールがたまることで動脈硬化を引き起こす要因になるといいます。

脳や骨の専門医からの警鐘

🔴《脳神経外科医》ホモシステインが多いと脳の神経細胞を壊してしまい認知症のリスクが高まると言われています。

🔴《整形外科医》ホモシステインは血管だけでなく骨のコラーゲンも劣化させると言われています。
血中にホモシステインが多いと骨粗しょう症になりやすく、骨折のリスクが2〜4倍に高まるというデータもあります。

ホモシステインを分解し無害に変えてくれる栄養素こそ海苔に多く含まれる葉酸なのです。

ホモシステインの基準値は?

血液検査で11.7以下が基準値です。

佐賀県白石町の「のり漁師の家族」はホモシステインが基準値内でした。

葉酸が多く含まれる食材


一番多いのはダントツで海苔でした(100g中1.9g(約2%が葉酸!)。

とっておき海苔料理

⭐️ のりのしじみ汁
・ビタミンB12が入っており、ホモシステインの減少作用
・葉酸も入っており、貧血予防

「海苔」と「しじみ」は血管の若返りに最高の組み合わせ

⭐️ 海苔とマグロ(マグロのたたきに海苔を混ぜたものなど):マグロ料理はビタミンB6が多くホモシステインを減少させる作用がある

⭐️ のり玉子巻き

⭐️ 海苔とほうれん草のサラダ
※ほうれん草も葉酸が多いが、葉酸は水溶性なので茹でると失ってしまいます。生でサラダとして食べほうがよいのでサラダは非常に良いです。
(※ Seigoの補足:私はほうれん草のシュウ酸が気になるので、ベービースピニッチと呼ばれる若葉のほうれん草を食べるようにしております。)

ホモシステインを測定してくれる病院はどこ?

2年前に調べたときはホモシステインを測定してくれる機関はほとんどありませんでしたが、今では増えてきましたのでご紹介させていただきます。

🔵 日赤 5000円
アドレス:http://www.med.jrc.or.jp/hospital/clinic/tabid/296/Default.aspx

🔵 中野セントラルパーククリニック 5500円
アドレス:https://www.gakuen-hospital.or.jp/department/medical_checkup/

🔵 独協医科大さいたま医療センタープレミアム脳ドック 10,000円
アドレス:http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-k/jyc/doc/01.html

🔵 つくば学院病院 脳ドック 5万4千円
アドレス:https://www.gakuen-hospital.or.jp/department/medical_checkup/

ホモシステインの検査は東京でもクリニックでやっているところは結構あり、オプションや脳ドックと込みになっている場合が多かったです。

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