お年寄りの曲がった腰さえも治してしまう「足指のばし」とは? 冷えやO脚までも改善!

健康情報

今回は体幹やひざ痛も改善させてしまう「足指のばし」です。
足の指を軽く反らす・伸ばすことによって土台が安定して、それがひいては腰・ひざ・姿勢など全身の不調を解決することにつながるということです。

講師:今井一彰 先生(みらいクリニック院長)


1日3分の「足指のばし」のやり方

① 座った状態で片足を太ももの上にのせ、
② 足指の間に手の指を入れ、ふんわりとやさしく包む
③ 足の指をゆっくりそらせて5秒間静止
④ 逆方向にものばして5秒間静止
 ポイント  「のばす」とは力を入れずに軽くのばす感じ
※ ご自信の体調にあわせて無理のない範囲で行ってください。

足指のばし(足をゆっくりそらしたところ。次は逆方向にもそらす。)


🔵 両足でそれぞれ15往復ずつ。1日1〜2回を目安に。

これで足やひざが20歳若返る!(今井一彰)


番組で紹介された改善例

🔵 腰が曲がり杖をついていた92歳の女性が「足指のばし」を1年間続けたところ、曲がっていた腰がシャキっときれいに伸びた状態になったところ ↓

右が1年後で腰がまっすぐのび杖もいらなくなった。

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🔵 紫吹淳さんは(末端)冷え性であったが「足指のばし」を二週間続けたところ冷えが劇的に改善。

足をサーモグラフィーで見たところ(赤やオレンジの部分が温度が高い)。右が二週間後。

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🔵 ひざ痛で足を引きずるように歩いていた62歳の女性は足がO脚で、外反母趾と内反小趾が認められました。特に内反小趾になると体をそれをカバーしようとしてO脚を引き起こしひざ痛の原因になります。

そこで「足指のばし」を5ヵ月間続けたところ、O脚は徐々に改善され、さらにむくみも取れ、歩きやすくなったとのこと。

体幹が改善されるので、後ろに組んだ手に今井先生が全体重をかけて下に引っ張っても支えられるほどに。

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体幹パワーがソク改善!

スタジオにいた二人のゲストに数分間「足指のばし」をやっていただいたところ、やる前は後ろに組んだ手を下に引っ張るだけで姿勢を崩していましたが、「足指のばし」後は今井先生が強く引っ張っても姿勢を全く崩さなくなりました。

一番驚いていたのは突然体幹にるよくなったゲストご本人でした 😀

今井先生の書籍

足の健康状態を知る方法

足の指で「グー」「チョキ」「パー」ができるか?

できない、もしくはやりにくい場合は、足の指の筋力が衰えている可能性があります。
それが足指の変形に繋がってしまいます。
そこから全身の不調が出てくるわけです。

上記で紹介しました「足指のばし」をすることによって足の指の筋力が蘇ってきます。

足指の筋肉の鍛え方

把持力(はじりょく)とは物を握った時に離さないようにする力の事ですが「足指のばし」だけでは筋力をつけることはあまり期待できないので、ここではその筋力をつける1つの方法をご紹介いたします。

講師:戸田佳孝先生(整形外科 )


 把持力 (はじりょく) UPトレーニング

① ペットボトルのキャップなどを用意して、足の指でつかむ。
② つかんだ状態で背筋をのばし(不安定なので椅子などにつかまる)足を前にのばし2回地面に軽くつける。
③ 次にそのままのキャップをつかんだ足を横にもっていき2回地面に軽くつけ、最後に後ろにもっていき、同じく2回地面に軽くつける。

⭐️ バレリーナが体幹の筋肉やバランスの取るためのエクササイズを取り入れています。
⭐️ 把持力を鍛えるだけでなく軸足のバランスが取れるようになるので、転倒予防になります。

Seigoの追記

Seigoの足が外反母趾と内反小趾っぽい写真。画像処理はClips(Apple無料アプリ)の「コミックブック」フィルターを使用。


 

この番組を見た後に自分の足を見てみたら、外反母趾&内反小趾っぽい足の形状なのでショックを受けました。

そこでここで紹介した「足指のばし」をぜひやり始めたいと思います。

次に自分の履いているシューズと自分の足を並べて写真に撮ったのですが、足指を動かすのも大切ですが、足が先細りするのはシューズの問題だなっと思ってしまいました。

足の形は右のシューズの形と同じで、結局足が靴の形になっているだけなんですね。

これではどんな運動や体操をしても『外反母趾+内反小趾』になってしまうのではないでしょうか?

これからはもっと足の先のひろ〜いシューズを選んでいこうと思います。

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