キクラゲがなぜ骨粗しょう症に良いとされるのか? ビタミンDを増やす秘密の製法と食べ方は?
テレビ速報
今回は『名医のTHE太鼓判!』の「キクラゲ…ビタミンDの最強食材股関節の痛みを改善」をまとめていきます。(2018年12月17日)
講師:大竹伸一先生(消化器)
この記事のもくじ
長く続く「腰痛」は圧迫骨折の可能性がある
実は長く続く「腰痛」とか「関節痛(ひざ痛も含む)」は圧迫骨折が原因の場合があるそうです。骨粗しょう症で骨が弱くなり、知らないうちに骨折し関節痛だと勘違いするケースも多いです。骨の健康に欠かせない栄養素の代表がカルシウム。
カルシウムの吸収を助ける栄養素で優れたものが熊本県で「みみなば」と呼ばれてきた食材なのです。
みみなばとは「キクラゲ」のこと
熊本県人吉(ひとよし)市にみみなばを生産している農家があります。人吉市では昔から長寿の妙薬と言われ、僧侶や寺の住職が食べていました。
なぜみみなばと呼ぶの?
「なば」は人吉市の地域では「きのこ」という意味。形が耳に似ている「きのこ」という意味で、「みみなば」になりました。ちなみにキクラゲは漢字で「木耳」です。
強い骨を作るのに重要なのはカルシウムと並んでビタミンD!
ビタミンDはカルシウムを腸から身体の中へ吸収するのを助ける働きがあります。そしてキクラゲはきのこの中でもダントツでビタミンDの量が多いのです。
キクラゲはマイタケの6倍もビタミンDが豊富です。
またキクラゲは腸を整える食物繊維もとても多く(食品中食物繊維量が2位)、しかも低カロリーです。
なので美容と健康にもピッタリの食材なのです。
キクラゲの栽培方法
① おがくずなどを固めた菌床にはキクラゲの菌が植え付けられています。② ここにおよそ3ヵ月水分を与えていくと出てくるのがキクラゲの芽です。
③ そこから3週間ほどでキクラゲに成長するします。
④ 収穫した後は天日干しする。(6時間くらいで乾燥する)
⭐️ キクラゲは日光を長く浴びるほど、ビタミンDが増えるそうです。
そのため太陽を十分に浴び乾燥させたキクラゲは、ビタミンDがより豊富に含まれています。
熊本県人吉(ひとよし)市ではどのようにキクラゲを食べているか?
🔵 キクラゲ茶:炒ったキクラゲにお湯を入れお茶を作っていました。残ったキクラゲをきちんと食べるのがポイント。お塩を一つまみ入れるとさらに美味しい!🔵 キクラゲコロッケ:ビタミンDは油に溶けやすいのでコロッケにすると吸収効率が上がので理にかなっています。
クイズ:キクラゲを1日にどのくらい食べれば健康効果が出るの?
答え:1日6g(乾燥キクラゲが6枚くらい)クイズ:血中ビタミンDを上げるにはどのくらいの期間キクラゲを食べ続ければ良いか?
答え:2週間番組では3人の方にキクラゲを毎日食べる食事を実践してもらい、2週間という短い期間ではなかなかあがらない血中ビタミンDの値が全員上がりました。
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20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
巷の情報もご紹介、時にはブッた斬ったりしてしまうかもしれません。
またポイントなどの節約術や生活に便利なガジェット(スマホやアプリの紹介)も記事にしますので参考になれば嬉しいです。
皆さん、ご一緒に「究極のヘルシーライフ」を楽しみましょう♪
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