iPhoneを安く買うには! 一番お得なプランを家電量販店の専門員にうかがいました(ドコモ編)

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iPhoneを安く買う方法を探るために、ビックカメラやヤマダ電機などの携帯売り場に出向き、3大キャリア(au, Softbank, NTTドコモ)の販売員さんに直接話を聞いてどのプランが一番ユーザーにとってお得かを尋ねてみました。

機種は比較をしやすくするために新型のiPhone 8 Plus64GBを購入するとして条件を合わせました。

今回はドコモ編です。

キャリアーの料金体系がどうなっているのか、格安 SIM と比べてメリット・デメリットについて気になっている人へ 参考になれば幸いです。


機種代金は?(iPhone 8 Plus, 64GB)

代金リストは販売員さんに許可をとってから著者が撮影したもの

他社から乗換えの場合は 1,809円を毎月払い合計24ヵ月なので機種代金は 43,416円となるということです。

さらーに、この2月から「春のiPhoneデビュー割り」というのが加わって

(対象機種はiPhone 8とiPhone 8 Plus。iPhoneX は入っておらず)

他社からのお乗りかえ、または新規契約の場合 8,424円安くなるそうだ!

よって、機種代金は 34,992 円(43,416 円 – 8,424円)になり、

毎月 1,458円 を払うことになる。

もしアップルからSIM フリーのiPhone 8 Plus, 64GBを直接に購入すれば 89,800円なので 54,808 円安い(61%引き: 54,808 円 ÷ 89,800 円)ということになります。

iPhoneの機種代金を低く抑えている ドコモ ですが、それ以外の料金を以下で見ていきましょう。


機種代金以外の月額料金は?

三大キャリアの特徴は機種代金は安くするけど通話料金とサービスで元をとるというものです。

ドコモでiPhoneを購入し一番安いプランを選ぶといくら毎月かかるでしょうか?

このリストはドコモのサイトより

データ量は最低の2GBを選んだでも 月々 5,960円 かかってしまいます

私のようなあまり電話をしない人にとってはこの値段は割高です。


キャリアはデーター料金・通話料で稼ぐ

実はこれが販売員さんに一番尋ねたかったことです。データー量が 2GB は決して多くありません。

月曜日から金曜日まで働いて1ヵ月が約4週間として20日とすれば

1日当たり100MB (2GB ÷ 20日)しか使えないのです。

ネットサーフィンをしたら30分くらいはもつでしょうか。

YouTubeを見たら10分ともたないかもしれません。

そしてもし 2GB を使い切ってしまったら、追加で1GB を利用するごとに1000円がチャージされると教えて頂きました。

こうやってキャリアは消費者がデーターを使うことによってかせいでいるのです。


1ヵ月の料金(機種代と通話・データ料金の合計)

1,458円(機種代金) +  5,960円(機種代金以外) = 7,418 円

この料金に実際にかかる通話料金は含まれておりません(最低価格です)。

カケホーダイライトプランは5分以内は無料ですが、5分を越えた場合は20 (21.6円)/30秒の高額料金を払わなくてはいけません。


2年間の料金と下取り代

34,992(機種代金) +  143,040 円 (5,960円 x 24)(機種代金以外) = 178,032 円(2年間でかかる合計料金)

しかしiPhoneは毎年新しい機種が出ます。

毎年とは言わず2年に度は新機種に変えたいという方は多いと思います。

その場合、ドコモはあなたのiPhoneを下取りしてくれます。


新しいiPhoneに交換時の下取り価格

ドコモは「機種変更応援プログラムプラス」という名前だそうです。

13ヵ月目で下取りに出したときの価格:

iPhone8  40,000円 (iPhone 8 PlusでもiPhone 8でも 64GB/256GB でも同じ価格)
iPhoneX  60,000円 (64GB でも 256GB でも同じ価格)

 

24ヵ月後にで下取りに出したときの価格:

iPhone8  9,000円 (iPhone 8 PlusでもiPhone 8でも64GB/256GBでも同じ価格)
iPhoneX  16,000円 (64GB でも 256GB でも同じ価格)

料金リストはこのページにありました。

よってiPhone 8 Plusの料金は: 138,032 円(178,032 円 – 9,000円) [ 13ヵ月後に下取りに出した場合 ]

1ヵ月あたり最低10,618円(0分通話時)になるわけです。

(13ヵ月目に機種変更しても機種代金の24ヵ月分は払わなくてはいけない。)


総評:格安 SIM  と比べた場合

機種代金は51.65%引きで安さを強調し、あとで2年間の月々のデーター通信の支払いと通話料金で稼ぐという大手キャリアーの戦略は変わっていません。

ただ時間のない人やいつでも相談ができるというキャリアーのサービスが必要な人にとっては良いサービスだと思います。

格安 SIM にあるサービスのような、例えば低速でよいから長時間無制限に使える(例えば OCN モバイル ONE )サービスが大手キャリアにはありません

ユーザーの心理としては「契約の2GBを使い切りそうだから、低速にして温存したい」といった節約したいわけなのですが、そんな細かサービスがないんですよね

「2GBを使ったら追加料金を払えよ」っというキャリアの態度が見えてきそうな感じです

そこにサービスの低さを感じましたので改善して頂きたいと思います

Seigo

 

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