プロフィール
名前:seigo(セイゴ)
理学系大学院で博士号(Ph.D.)をとった後、米国に渡って「幹細胞の遺伝子治療」の研究に20年間従事しています。現在は日本から健康情報を発信中。
ショートヒストリー
中学生の頃から死の恐怖に悩まされ、この世から死をなくしたいと思うようになり、予備校の先生の「老化を研究したいのなら分子生物学を学びなさい」との助言で東邦大学で理学部を専攻しました。
大学に入ってから今までになく勉強するようになり、特に生命を探求するのが大好きでした。人はなぜ生きているのか、細胞はなぜ動いているのか科学的にひも解いていくことがとても楽しかったです。東京大学で博士課程終了後、米国のある研究室にポスドクとして働かせていただきました。在籍期間中に教えてくださった先生はすごい賞を授賞されました。
遺伝子治療を研究したかった理由は、遺伝子を変えれば老化を止められるのではないかと考えたからでした。そしてそのラボはまさしく遺伝子を変換させる技術を世界で初めて開発したラボでした。そこでマウス細胞でみっちり研究して技術取得し、ヒトの幹細胞を研究するラボに移りました。そこで効率の悪かった遺伝子修復も CRISPR (クリスパー)が開発され効率の良い技術と難しいヒトiPS 細胞培養の技術を私なりに完成することができましたが、遺伝子修復したiPS 細胞を安定的に培養したりどのようにヒトに戻すかを開発する必要性がまだまだ残されています。
1つ予想違いだったのはどの遺伝子を変えれば老化が止められるかということは未だにわかっていないことです。若いときに夢想した老化を進行させる遺伝子を止めるというアイディアは、現実的にはまだ発見されておらず、そもそも老化が遺伝子で制御されているかどうかもはっきりしない段階です。例えばサーチュイン遺伝子を活性化すれば若返るといわれたり、老化によって徐々に不活性化していく遺伝子は発見されていますが、老化を止める決定的な遺伝子があるかどうかまだ手探りの段階です。
数十年の研究及び日常生活を通して私の培った知識を情報発信して、皆様と共にアンチエイジングを進めていけましたら幸いです。
これまでで分かったことは、主に食事によって老化のかなりの部分が抑えられることです。まず自然な方法で抗老化を目指しどうしてもできない段階になったら、幹細胞を使った若返りを研究することがゴールに近いのではないかと考えます。食事など生活を変える方法は一言でお伝えするのは難しいので、ブログとしてまとめて発信することにしました。またいずれは動画などでさらにわかりやすくできたらと思います。
また情報発信を通じて研究資金が集まれば、幹細胞を使ったアンチエイジング研究を始めたいと考えておりますので、応援していただけたら幸いです。
アンチエイジングや若返りに興味がある方は、遠慮なくお声をおかけ下さい。
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