iPhoneX, 2018年の価格や評価の変化は? 減産へと導いた理由

Apple/LINE 関連情報

Appleが2018年第1四半期(1月~3月)のiPhone Xの生産台数目標を当初の4,000万台から2,000万台に減らしました。(2018年2月にApple が発表)

また携帯電話のキャリア総合ランキング TOP10 では iPhone 8が上位をめ、iPhone X はベスト10にすら入りませんでした。

ITmedia より)

今年に入って iPhone Xの価格には変動があったでしょうか?
アップルのサイトからSIMフリー版を注文した場合は、去年の予約を開始した時期(10月27日)から今まで(2018年3月3日現在)料金は全く変わっていません。

iPhone X 64GB・・・11万2800円
iPhone X 256GB・・・12万9800円

売れ行きは減少していても価格を下げる気は一切なさそうです。

日本でiPhone Xが売れなくなってしまった理由が高いという以外に日本独特の理由がありそうです。今日はその辺をお話していきましょう。


 iPhone Xは日本文化に受け入れられなかった

Apple は日本のマスク文化を事前に気づかなかったようです。

特に冬から春は花粉症の季節でマスクをする人は多いです。

指紋認証を取り除いてしまったiPhone Xは、顔認証がメインの認証方法で(それが一番の売りでしたが)、日本人は毎回マスクを取り外さなければログインできないという事態に陥いりました。

また女性にも問題が起きてしまいました。

普段は認証されるが化粧を落としたときに認証されないという事態が起きました。

これは女性を非常に落胆させ(男性には分からない別の意味でガッカリさせ)たので日本人女性からも敬遠されてしまったのでしょう。(下の3番目の女性 YouTuber による解説を参照)

とにかく日本の文化への配慮が欠けていることが iPhone X の減産への1つの大きな因になっていることは否定できませんね


 iPhone XはYouTuberにも嫌われた

ヒカキンを筆頭に次々とYouTuberが「iPhone XからiPhone 8」へ乗り換えてしまいました。

現在の状況でYouTuberはすごい宣伝力をもつので今年に入ってその影響がもろに出たものと思われます

代表的な3人のYouTuberの「iPhone Xをやめた」ビデオはこちら↓







 

AppleのiPhone Xの次の戦略 – 指紋認証復活可能

1月にラスベガスで開催されたCES2018で中国メーカーのVivoはディスプレイに埋め込み式の指紋センサーを採用させることに成功しました。(Photo: RG Borja より)


これを iPhone X に採用すれば今のデザインを変えることなく指紋センサーを埋め込むことができるわけです。


次期iPhone Xで望むこと(2つ)

(1)私は指紋認証機能がいいですが、さらにいえば古いタイプのようにiPhone掴(つか)めるような画面でない部分を作ってほしいです。



写真は私のiPhone6

全面がディスプレイだとどこを持っていいか分からないですし、落とすと前面パネルが割れ安いのも欠点です。

(2)使いやすさの問題

日本人はものを大切にする国民です。

iPhoneXのように全面ガラスになってしまうと、カバーなしでは使えません。

しかApple はわざわざ壊れやすい iPhone を作っているのかと勘違いしてしまうくらい非常にもろいです。

別の言い方をすれば使いにくいスマートフォンになってしまっているのではないでしょうか。

(まぁ壊れやすい方がアップルケアーに入る人が多いので売り上げが上がるしれないですけど・・・)

スティーブ・ジョブスの作ったアップルですから、アップルがそんなずるい会社ではないはずです。

それならもっと高齢者にも安心して持てるような、十分強度の使いやすいスマートフォンを作ってほしいと願っています

私はiPhoneを落としても大丈夫なように木製のカバーをつけています。

木製だと冷たい iPhone をナチュラルな触感をもつ温かみのあるiPhoneへと変えてくれます。

しかしせっかくスリムな iPhone がこのカバーのせいで180%も厚くなってしまっているのです。


こんなことになってしまっているのもiPhoneがもともとガラス細工のようにデリケート商品だからです。

最近のモデルでは両面ガラスというものまで発売されています。

クールなデザインも良いかもしれないのですが、使うのは人間だということをもっと考慮に入れてほしいところです。

Seigo

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