iPhoneを安く買うには! 一番お得なプランを家電量販店の専門員にうかがいました(Softbank編)

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iPhoneを安く買う方法を探るために、ビックカメラやヤマダ電機などの携帯売り場に出向き、3大キャリア(au, Softbank, NTTドコモ)の販売員さんにどのプランが一番ユーザーにとってお得かを尋ねてみました。

機種は比較をしやすくするために新型のiPhone 8 Plus64GBを購入するとして条件を合わせました。

今回はSoftbank編です。

キャリアーの料金体系がどうなっているのか、格安SIMと比べてメリット・デメリットについて気になっている方へ参考になれば幸いです。


機種代金(iPhone 8 Plus, 64GB)


代金リストは販売員さんに許可をとってから撮影したもの

Softbankは「半額サポート for iPhone(48回払い)」というキャンペーンをやっていて、通常24回払い(2年間)のところ48回払いにして2年後の機種変更のときにSoftbankを維持することによって(iPhoneはSoftbankに返却)後半の24回払い分(2年間分)を無料にしてもらえるという企画です。

さらに最近では13ヵ月目から機種変更が可能になりました!

これは毎年最新のiPhoneに交換したいへの配慮でしょう。

しかしこの場合は機種料金は変わらず、上で説明した24回払い分(2年間分)の費用は払わなくてはいけませんので特に料金の説明はしません。

他社からのりかえの場合は1ヵ月たった605円を24ヵ月間支払うので機種代金は合計14,520円となります。

もしアップルからSIMフリーのiPhone 8 Plus, 64GBを直接に購入すれば89,800円なので75,280円安い(約84%引き!:75,280円 ÷ 89,800円)ということになります。

(機種別の料金が知りたい方はこちらのページで計算できます。)

機種代金はかなりお得なSoftbankですが、それ以外の料金を以下で見ていきましょう。


機種代金以外の月額料金


このデーターはSoftbankのこのページにあります。

私は「データ定額ミニ1GB」のプラン(2,900円/月)が一番安かったので選びたかったのですが、Softbankの販売員さんによると上記の「半額サポート for iPhone (48回払い)」,「月月割」には適用できないそうです。

「半額サポート for iPhone (48回払い)」を選んだ場合、最低でも月5000円の5GBプランを選ばなくてはいけないそうです。

そしてキャリアーのお決まりの基本プラン(スマ放題ライト)とウェブ使用料なる意味不明なものが付加され、結局月最低7,000円は払わされることになるわけです。

「半額サポート for iPhone」は大声で宣伝していますが、月7,000円の支払いは販売員さんに聞くまで全く知りませんでした。


やはり低速通信のサービスはなし(三大キャリア共通の条件)

よく格安SIMで見かけるサービスに高速通信(最大788Mbp)と低速通信(200kbps)があります。

そして低速通信(200kbps)は(実質永久に)無料というところが多いです(例えばOCN モバイル ONEなどの低速モードなど) 。

試して見ましたが、低速通信でメールのやりとりやSNSの送受信は問題ありませんでした。

低速通信で問題が出るのは、YouTubeやGoogleマップをのような動画や画像を見るときくらいでした。

Softbankの販売員にこのことを尋ねてみると、やはり低速通信のサービスはなく高速通信のみで、

もし上記のような5GBのプランに入り使い切ってしまったら、上のプランに上げていくしかなく、料金はどんどん上がっていきます。

格安SIMで見られるような低速で無料で使い続けるサービスは皆無なのです。


1ヵ月の料金(機種代と通話・データ料金の合計)

605円(機種代金)+ 7,000円(機種代金以外) = 7,605円

結局先日お伝えしたドコモとあまり変わらない料金になってしまいました。(ドコモは7,418円)


iPhoneを安く買うには! 一番お得なプランを家電量販店の専門員にうかがいました(ドコモ編
 

月に合計7000円以上はキャリアーがユーザーに払って欲しいの最低の料金なのでしょうか?


2年目・13ヵ月目で機種変更した場合にかかる総額

2年目機種変更した場合:

14,520円(機種代金)+ 168,000円 (7,000円 x 24)(機種代金以外)= 182,520円


13ヵ月目で機種変更した場合:

14,520円(機種代金;2年分と同じ)+ 91,000円 (7,000円 x 13)(機種代金以外)= 105,520円

機種代金は安いけけどそれ以外でガッツリ請求されるのがSoftbankのようです。

池袋のヤマダ電機のSoftbankの販売員に2年後に機種変更する場合の合計金額を尋ねていたら、週末だったら5万円安くすると言われました。つまり182,520円 – 50,000円 = 132,520円です。

なぜそんなに安くしてくれるのかと聞いたら、向かいにあるビックカメラと競争をしているからだそうです。

Softbankで安く契約したかったら週末にいってみるといいかもです!


2年のしばり・「半額サポート for iPhone」の条件

*「データ定額サービス」または「パケットし放題ふらっと4G/4G LTE」に加入なくてはいけない事に注意。


結局Softbankは安いのか?

ドコモは13ヵ月目でiPhone 8を下取りに出したときに40,000円で買ってくれるので合計で138,032円かかりましたが、Softbankは「半額サポート for iPhone」のおかげでさらに安めになり105,520円になると計算がでました

auの場合は次回に計算します。


総評:格安SIMと比べた場合

Softbankの機種代金は月々605円の安さを強調しておりますが、実はそれ以外の料金が高くついてしまい、結局ドコモより高くなってしまいました。

Softbankは宣伝の仕方がたいへん上手なので計算する前は一番安いと思ってましたが、実は違ってました。

ただキャリアー全般に言えることですが、時間のない人や細を相談したいというかたは、そのサービスを購入するという意味で良いのではないかと思います。

上記でも述べましたが、高速通信をいつもユーザーに強要してくるキャリアーのサービスには疑問があります。

低速通信に切り替えるモードを作らず、いつでも高速通信を使わせてそのデータ使用量を高額で取っていくやり方は私は好きではありません。

メールやテキストレベルの送受信には低速通信で十分ですし、格安SIMでは低速通信は永年無料というところも少なくありません。

キャリアーに頼らず自分でiPhoneを購入し、自分で売る手間を面倒くさいと思わないなら、キャリアーの下取り価格よりもより高く売れるので、かなり安く住む可能性があります。

その計算に関してもいずれ記事にしていきます!

Seigo

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