歯石の除去のためのブラッシング法や頻度、米国の最新情報も含めて(その1)

健康情報

痛、痛、痛、イターーーイ!

歯医者さんってこんなに痛い思いをしたことがかつであったでしょうか・・・

虫歯ではないです。

米国の歯垢/歯石のクリーニングで死ぬほど痛かったのです。

米国のクリーニングは日本とは全然違っていました。

そしてわかったのは日本のクリーニングでは「歯石は取り除けてなかった」ことです!

今回は100歳時代に耐えられる歯のブラッシング法を3回に渡ってお届けします。


日本人の60歳代の約9割が歯周病! – つまり歳を取るとほぼ確実に歯周病になるということ

日本人は年取ると歯がなくなって弱々しい口元になってしまうのでしょう。

焼き肉やとんかつをガンガン噛んで食べている老人にお目にかかったことがあまりありません。

なんと65歳代は約9割の日本人が歯周病になっているそうです()。

つまり日本では老人になるとほぼ確実に歯周病になるということです。

臭い口になって歯も失ってしまうのです

アメリカで暮らしてみて分かったことがあります

日本のクリーニング(歯石を含め)りきれていなかったことです。

歯石をためたままにすれば歯周病や歯槽膿漏になるのは当たり前です。

歯槽膿漏になれば歯を失なうのは時間の問題です。

定期的な歯のクリーニングも必須ですが、まず大切なのは日頃の歯のケア。

色々な経験を経て、日頃のケアで重要な歯ブラシは2種類を使い分けるのがより良いとわかりました。


2種類の歯ブラシを使い分ける – 「歯」と「歯石」用


  • 一番上の歯ブラシは一般的なもので、主に歯の汚れをとるのに使われます。
  • 次の2つは先が平そろっています。これが歯と歯茎の間の汚れを効率的に落とせます。

歯医者さんで勧められるのは真ん中の平らなタイプかも知れません。

私は10年間くらい中央のタイプの歯ブラシを使て歯と歯茎の間も念入りに(磨き方は歯と歯茎の間に歯ブラシをあて小刻みに動かす方法)磨いてきましたが、米国の歯医者さんで診てもらったらガンガンに歯石が見つかってしまいまし 😔

それをるときの痛いこと痛いこと・・・この世の痛みとは思えませんでした。

生きていくことって大変だなーっと実感してしまいました 😅

まるで拷問のような1時間がたって終わったかと思いきや、半分の歯しか終わらなかったです(つまり上の歯だけ)。

あまりにも痛かったので、次に行った時は下半分に麻酔をかけてもらいました。

歯科衛生士(dental hygienist)さんは先が鋭く曲がった金属の器具を歯と歯茎の間に入れて「ガシガシ」と歯石をっていました。

歯科衛生士さんも大変ですし、こちらも戦闘状態、血だらけです。

やっと終わったときにお互い疲れ果てていました。

アメリカの歯科衛生士さんの仕事ってたいへんだなーっといつも思ってしまいます。

ご苦労様です。

しかもクリーニングが終わった後しばらくは痛いですが歯茎はすぐに元どおりに歯にくっつき、色はとても綺麗なピンクになって生き生きしていました

それで私は4ヵ月ごとにクリーニングしないといけないといわれました

小さい頃はとても虫歯になりやすかった私の歯ですが、やはり歯石もできやすいようです。

4ヶ月ごとに真面目にクリーニングに通っているうちに、そんなに痛くなくなってるし、ポケットも浅くなってきました。

ちゃんとブラシをし定期的に歯石を取ってもらっていればそんなに痛くないことが分かりました(麻酔なしでいけるようになりました)

それで日本でクリーニングに年2回行っててもちゃんと奥まで歯石を取っていなかったかもと思うようになりました。(全然痛くなかったし・・・)

日本の歯医者さんで教えてもらったブラッシングは汚れが取れず歯石が結構できてしまうし、クリーニングしても歯石をバッチリとってもらえてないことが米国に行って初めて分かりました。


「歯みがき」と「歯石(歯石をできないようにするための)クリーニング」の違い

普通の歯ブラシは歯の表面の汚れをとったり、歯と歯の間の食べかすをとるのに適しています。

ゴミをとるという意味では問題はないのですが、これだけでは歯茎の間に入り込んだカスや菌取り除くことができません。

字のごとく「歯ブラシ」なのです。

そこで工夫しなくてはならないのが、歯と歯茎間をどのように磨けば歯石ができにくくるかということです。

まず、ブラシ部分は小さくなくてはいけません。

小さくないと歯と歯茎の間にフィットしないのです。

そして先ほどもいいましたが、先が真っ平らになっていること重要のようです。

ギザギザしていると効率が悪いです。

これを歯と歯茎の間に弱く当て、小刻みにブラッシングしていきますが、一カ所最低20回は往復させます。

この時 歯磨き粉はとくに使わなくてよいです(歯医者でもそう勧めていた)。

歯と歯茎の間に上手く歯ブラシをはめるようにしないといけないので、歯磨き粉をつけてしまうとそれが見えなくなってしまうので特につけません。

私は虫歯になりやすい体質なのですが、このやり方で虫歯はほとんど生じなくなりました。

しかし問題は歯石がまだ防ぎきれていないことです

そこでさらに歯磨きの仕方を工夫し、さらにあるものを就寝前にとることによって歯石の生成をさらにらせるのです。 《 続く ↓ 》

Seigo

参考資料:歯周病(日本生活習慣病予防協会)

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