鶴見隆史先生の酵素の話 (2/2)

健康情報

今回も鶴見先生の酵素と食についてのお話をラジオ番組からまとめさせていただきます。


  • TBSラジオ『田中みな実 あったかタイム』 20160319より

バナナは脳に良い

バナナにはセロトニンだけではなくドーパミンも入っている。(ドーパミン不足はパーキンソン病という脳の病気になる)セロトニンはうつ病に良いのでバナナは脳に良いのです。(黒バナナにセロトニンやドーパミンの量が普通の黄色いバナナより多くなるかは特におっしゃっておりませんでした。)

フルーツの中で圧倒的にトリプトファンが多いのがバナナなんです。他には肉や魚にもトリプトファンは入っているが、動物性で植物でとるよりも植物性(フルーツ)でとりたい

 バナナを昼間に二本食べると(トリプトファン→セロトニン→メラトニンに変換され)午後9時に眠くなります。

 花粉症の予防にもなります。

黒バナナはオリゴ糖が非常に増える。オリゴ糖は整腸作用がある。オリゴ糖は3~10個までの糖が結合した分子。オリゴ糖はあまり消化されないで大腸まで行くので便通がすごくいい上に整腸作用もあります。

 黒バナナを1日1本食べることで、病気にも強くなりさらに太りにくくもなる。ビタミンB群やミネラルも多い。

(バナナの成分表をご覧になりたい方はこちらどうぞ。)

バナナはものすごく農薬がかかっていると言われますが、黒バナナにすると発酵していくうちにかなり違うものに代謝される。待っていればバナナはどんどん良くなります。


大根おろしは消化酵素が多くスルフォラファンも含む

昔から「ステーキにパイナップル」「サンマの塩焼きに大根おろしと言って大根はもともと消化酵素がある素材で、おろすことで細胞が壊れ酵素がものすごく出て来ます。消化不良になりにくいです。辛味がスルフォラファン。


加熱食材の最高峰:サツマイモ

 サツマイモは蒸してもビタミンCが壊れないし他の野菜よりはるかにビタミンCが多いです。加熱食材の最高峰。皮にヤラピンなどいっぱいいいものがあるので皮ごと食べたほうが良い。


赤ワインより白ワイン、スパークリンそしてシャンパンのほうが良い

 赤ワインは悪酔い成分が皮の部分に一番多くポリフェノールはないけど皮を除いたワイン、白とかスパークリン、シャンパンはお酒の中で一番悪酔いしません。良い酵素サプリはアセトアルデヒド分解酵素が入ってるので飲みすぎた時にたくさんサプリを飲むと割と消化してくれます。

クリニックにはがん患者の末期の方がたくさんがいらっしゃり、酵素の本は50冊くらい出してますががんの本も3冊出しているせいか、転移だらけの人が来ます。がんが増えるのは35度で、がんの人はみんな低体温ですが、治療すると 36.6 度にはなります。がんになりにくい体温にまずしてあげること。

 がんを予防するには抗酸化力が大事です。黒バナナ、コールドプレスシュース、発酵食品(酵素が多い)、生野菜、良い納豆、良い生味噌。それはお肌に表れる。10代の肌になる。


動物性タンパクをとればとるほど骨粗鬆症になる

また(年をとってきて)一番多いのは骨粗鬆症でこれが防げます。

みな実:野菜ばっかり食べている骨粗鬆症になっちゃうんじゃないかと思ってしまいますけど。栄養が足りなくて。

鶴見先生:はっはっはっ! ハーバードの発表では動物性タンパクをとればとるほど骨粗鬆症になります。


アフリカバンツー族の100歳で30代の骨と言われた方は野菜ばっかり食べていた

世界で一番骨の丈夫なのはカマツク村、アフリカバンツー族で100歳になっても30代の骨と言われており、野菜ばっかり食べてます。また南米の長寿村ビルカバンバの人は半端じゃないくらい生野菜、フルーツを食べます。2600メートルにある村だから水が綺麗で環境がよく理想郷です。日本人の医者がそこで118歳のおじいさんを健康診断したら薬飲んでないのに血圧が 120/70 でコレステロールも全部正常値でした。あと大豆食品が多いらしいです。



写真はイメージ(出展:ongerdesign / Pixabay)

日本の和食プラス生野菜が理想

寿司だって食べ過ぎなきゃあんなにいいものはないです。酵素が生きてて。お寿司で一番いいのはしめ魚。酵素力がすごいです。

 

それでは、皆さんも酵素や抗酸化物質を食物からたくさんとって若返ってしまいましょう!

Seigo

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