【吉報】大腸の炎症を抑える2種類の菌とは?ウコンやセレンにもポジティブな作用が!《論文速報シリーズ:2報》

健康増進

 

今日は大腸の炎症(潰瘍性大腸炎など)を抑える「菌」や「食品」について2つの論文発表がありましたので、それについて短く簡単にご紹介させていただきます。

これらの論文にあるサプリのうち「植物性乳酸菌」「クルクミン」そして「セレニウム」は私が毎日 摂り続けているものでした。

なのでやっぱり正しかったんだなーと再確認してしまうと同時に「どや顔」になってしまいました (`ー´) ドヤッ!

やっぱりこれもL.A.のジョー先生のおかげだなぁと、キネシの正しさにつくづく感心してしまいました。

サプリだけで自分の大腸炎が治ったとは思っていませんが(普段の食事がもっとも大切です!)、腸を良いコンディションに保ってくれているのだなぁと感心すると供に、科学的にも効果があることが実証されていくことはとても嬉しいです!


現在の状況:潰瘍性大腸炎が増加傾向(10年前の2倍に)

潰瘍性大腸炎 (Ulcerative Colitis) はここ10年ほどで2倍以上増えています [Nikkei Style]。症状書いておきますと、

症状:下痢、血便、腹痛、体重減少


原因:免疫の異常によって大腸の細胞が攻撃され炎症が生じている


ほとんどの場合、薬で治療を試みますがあまり治りません。

なかなか治らない病気なので難治性の病気とされています。

再生医療や「便」移植(人から人への菌移植)などの研究も進んでいます。


論文(1) 植物性乳酸菌(豆由来)とビフィズス菌(ヒト幼児由来)が腸内フローラ、免疫および抗酸化作用により大腸炎を軽減する可能性

英語論文タイトル:Potential of Lactobacillus plantarum ZDY2013 and Bifidobacterium bifidum WBIN03 in relieving colitis by gut microbiota, immune and anti-oxidative stress.
ジャーナル名:Can J Microbiol. 2018 Feb 5.
著者名:Wang Y, Guo Y, Chen H, Wei H, Wan C
(2018年2月5日出版、Canadian Journal of Microbiology誌より)
(この英語論文の要約はここで見られます)                                                          

実験方法

< 使用された乳酸菌と便の種類 >

・発酵した豆由来の乳酸菌:Lactobacillus plantarum ZDY2013

・赤ちゃんの便由来のビフィズス菌:Bifidobacterium bifidum WBIN03

  これらの抗炎症性と抗酸化効果を測定

< テストされた実験動物と培養細胞 >

・腸の細胞 (HT-29): 過酸化水素水で酸化ダメージを与えた細胞

・大腸炎モデルマウス:デキストラン硫酸ナトリウムを飲ませて大腸炎にしたネズミ


結論
「発酵した豆由来の乳酸菌」と「赤ちゃんの便由来のビフィズス菌」を摂ることで
酸化ストレスと炎症を調整してくれる菌を増やすことになるので
潰瘍性大腸炎を緩和してくれることが明らかになりました。

論文(2) マウスとヒトで – 潰瘍性大腸炎の治療への新しいサプリメント  

英語論文タイトル:Of mice and men: a novel dietary supplement for the treatment of ulcerative colitis.
ジャーナル名:Therap Adv Gastroenterol. 2017 Nov 28;11っっっっっっっっっっっっっf
著者名:Shapira S, Leshno A, Katz D, Maharshak N, Hevroni G, Jean-David M, Kraus S, Galazan L, Aroch I, Kazanov D, Hallack A, Becker S, Umanski M, Moshkowitz M, Dotan I, Arber N.
(2017年11月28日出版、Therapeutic Advances in Gastroenterology誌より)

この英語論文の全文がここからご覧になれます。

方法
<テストされた栄養補助食品>
・サプリ名:コルテクト (Coltect)
・コルテクトの成分(1タブレット)
クルクミン(ターメリックの成分) 500mg
緑茶ポリフェノール        250mg
セレン            100ug

<試験された患者さん実験動物>
・大腸炎モデルマウス:デキストラン硫酸ナトリウムを飲ませて大腸炎にしたネズミ
・大腸炎モデルラット:トリニトロベンゼンスルホン酸で大腸炎を誘発させたラット
・軽度から中程度の潰瘍性大腸炎の患者さん20名
コルテクト2タブレットを1日2回、8週間服用。

結果
マウスやラットに相乗効果が見られました。
セレニウムの効果は良くて、緑茶はそうでもなかったです。

人にも8週間で14人(70%)に良い効果が出ました。
9人(45%)が完治
4人(20%)がかなり良くなって
1人(5%)が少し良くなりました。
そして2人は変化なしでした。
考察
コルテクトは軽症か中等症の潰瘍性大腸炎の治療に使えます。
また薬物治療と併用もできます。
癌の予防としても効果があります。

コルテクト(栄養補助食品)の有効成分についての説明 

ラットの癌予防で一番効果のあった成分比で研究してます。

クルクミンはターメリック(ウコン)に含まれ
広く炎症の病気に昔から使われていて
抗炎症作用、抗酸化作用が人の細胞(リンパ球や腸上皮細胞)やマウスの実験で証明されています。
人は1日に8g摂っても安全です。

緑茶エキストラクトもいろいろな病気の治療に使われています。いろいろなポリフェノールが多く含まれていて、抗酸化作用、抗炎症作用があります。
特にカテキンは抗酸化作用、抗炎症作用、変異を起こさない作用がいろいろな実験でわかっています。

セレニウムは必須微量元素です。
研究ではセレニウムの量と腸の炎症のレベルの関係や
セレニウム欠乏で大腸炎の悪化が示されています。



私の場合は、緑茶エキスは普段は摂ってませんでした。

この論文で使った緑茶エキスにカフェインが入っているかどうかわかりませんが

カフェインは大丈夫という説もありますが

体に強すぎるという感じ(特に胃によくない)がするので避けてます。


まとめ

乳酸菌やビフィズス菌が大腸炎に効果があるとは朗報です。将来その菌が入ったヨーグルトを食べたら病気が治っちゃったなんてこともあり得るかもしれません

ウコンの成分であるクルクミンは炎症を抑える効果があるということで私も春ウコンをとっていますが、やはり実験でも証明されたことが嬉しいです。

そしてセレンも抗酸化効果に寄与しアンチエイジング作用があるといわれていましたが、やっぱり大腸炎にも効果があるのですね!

ますますとり続けたいサプリとなりました!

皆さんも、大腸炎など完治させ、良い菌と共存するハッピーライフを送ってしまいましょう!

Seigo

 

追加資料:最後に私の信頼する医師であり研究者の故・安保徹博士が発表した潰瘍性大腸炎の病気の原因と解決方法について記載しておきます。

今の医学書には載っていない自然治癒力を生かす方法が書かれているので記載しておきます。

安保徹博士の引用書物はその下で紹介しております。ご参考まで。


潰瘍性大腸炎 – 安保徹博士によるこの病気の原因と解決方法

この病気はストレスから交感神経の過剰な緊張が起こり、えた顆粒球が大腸の粘膜を破壊して起こったものです。

患者さんには顆粒球が多く、下痢は副交感神経反射を起こして消化管の働きを促して回復させようとするものです。

活性酸素による粘膜を破壊される苦痛から逃れようと「嫌な物反射」を起こして身を守っています。

副交感神経反射により痛みの原因のプロスタグランジンがでて腹痛が生じます。

 治療にはサラゾピリンやペンタサ、症状が改善されないときはステロイドを用います。

これらの薬剤は炎症を抑えるので一次的に楽になりますが、同時に血流を止めるので病気の悪化の原因になります。

 症状はすべて治癒への反応ですが、消炎鎮痛剤、解熱剤、痛み止め、腸溶性のアミノサリチル酸などが阻害しています。

炎症を悪いものと捉えて止める考えでは治療には限界があります。

薬をやめるとリバウンドが起こりますが、着実に下痢の回数は減少します。

副交感神経を優位にする努力が必ず症状を改善にむかわせます。ストレスを自覚できるとコントロールになりいっそう治療に向かいます。

[『安保徹のやさしい解体新書』p.200~201より]

 




日本語の参考資料:

増える潰瘍性大腸炎  下痢や血便繰り返す難病 (Nikkei Style)

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