笑顔が幸せを引き寄せる !? – 笑いに関する3つの科学実験

健康増進

「笑う門には福来たる」ということわざがありますが、皆さん本当だと思われますか?

 YouTube で斉藤一人さんの講演が拝聴できるようになっていて、幸せになるには

「嬉しくなくてもいつも笑顔でいなさい」

といわれていて、何人ものお弟子さんはそれを実行して幸せを実現しているそうです。

楽しくなくても笑っていれば、本当に幸せになるのでしょうか?

そのことを肯定する3つの科学実験がありますのでご紹介します。


実験1 笑顔の顔つきでマンガを読むとさらに面白くなることを実証した実験

  • Aのグループは割り箸を歯でかんで(笑顔に似た顔の表情を無理矢理作った状態で)マンガを読んでもらいます。
  • Bのグループは割り箸をただ口にくわえただけ(しょんぼりした顔の表情を無理矢理作った状態)で同じマンガを読んでもらいます。

  実験結果では、Aグループの方がマンガをより「面白く」感じたそうです。

[ フロリダで行われた学生を使った有名な実験です。オリジナルの引用先は不明。 ]

実験2 割り箸をくわえるだけでドーパミン系の神経活動なり”快”の感情が引き起こされる

これは2015年02月16日の日経新聞が報じたニュースですが、


笑うと口角を上げる大頬骨筋 (だいきょうこっきん) や目の周りの眼輪筋(がんりんきん)などの表情筋が動いて、笑顔ができる。
別に楽しいことがなくても、この表情を作るだけで脳は笑っていると錯覚し、気分がほぐれてきます。
箸を歯で横にくわえて “作り笑顔” をするだけでも、脳のドーパミン系の神経活動が活発になって、快の感情が引き起こされたという報告もあります。

この実験を記した科学論文(PLOS ONE)はオープンジャーナルとして発表されていてネットから誰でも無料で読むことができます(英語ですが)


実験3 ラットのくすぐり実験でストレスが緩和された

若いラットを1匹ずつケージに分けて
Aグループはお腹を毎日5分間くすぐり、
Bグループはそのまま飼育します。

ラットが笑うときはある一定の周波数で鳴きますが、兄弟と遊んでいるときも同じ周波数で鳴くので楽しんでいるサインと解釈しました。

2週間後に今度は恐怖心を植え付けさせるために、ラットにはかわいそうですが音が鳴ると電気刺激が床に入るような仕掛けをしてわずかな痛みを与える条件を繰り返しました。

するとラットは音が鳴っただけで恐怖におびえすくんでしまうようになりました

[ 結果 ]

くすぐり刺激を継続的に与えられたラットはそうでないラットに比べ、音が鳴っても恐怖ですくむ回数が明らかに少なりました

毎日くすぐられて笑っていたラットは恐怖の記憶が薄らぎストレス反応が緩和されたと考えられます

私たちも笑いにつながる“快“の感情を頻繁に日常生活の中で作り出せば、ストレスに強くなったり、心の傷を癒やしやすくなる可能性があります。

引用論文(Neuroscience Letter

結び

笑うとNK細部が活性化して免疫力がアップとかガンなど難病が治るとか、脳が活性化するとか言われてますが、それだけでも幸せですね。

3つの実験で実際に運が良くなった事実は証明されているわけではありませんが、快の感情やストレス緩和で幸せな気分になれば、いろいろなことが幸せだと思えるようになるでしょうし、本当に幸運が訪れてくるかもしれません。

私も日本とアメリカで生活してきましたが、笑顔やあいさつはとても大切なコミュニケーション手段だと思います。関係が上手くいけば困っているときに助けてくれたり、待っていたチャンスが早く来たりしているように感じます。

なので私は(どんなに苦しいときでも)笑顔を絶やさないようにすることはとても大切なポリシーだと思います。

Seigo



猛獣もくすぐれば幸せになる?(イメージ:出展 SarahRichterArt / Pixabay)

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