ビル・ゲイツを悩ませたアルテア(最初のマイコン)の2つの問題《1975年1月》

コンピュータ歴史

1977年当時のビル・ゲイツ(出展:Wikimedia Commons)

問題点(1) アルテアはプログラムを読み込むのに紙テープをつかっていたがその読み取り機はアルテアより高価だった

マイコンを知っている方なら記憶装置としてカセットテープを使っているのを見たことがあると思いますが、その頃はそれすらなく紙による読み取り機を使っていました。

ビル・ゲイツはこの紙にBASICれて持ち運んでいました。

しかし当時、紙テープ読み取り機とせん孔機は高価でアルテア・コンピュータ本体よりも高かったのです。

『パソコン革命の英雄たち』57ページ参照)


問題点(2) 初期のアルテアは安定して動くメモリーがなかった

ほとんど手作業で作られたメモリーボードは不安定だった(出展:Wikimedia Commons)

ビル・ゲイツのBASICを走らせるのに4kメモリーが必要で(「アルテアのメモリーは256バイトしかなかった」で記載)ありましたが、それをまともに動かす4kメモリーボードをアルテア・コンピュータは持っていませんでした。

技術者な実働するコンピュータを3台を確保するために6台を稼働させなくてはならなかった。

「あの4kダイナミック・メモリ・ボードはひどいものだった」とロバーツは後になって認めました。

『パソコン革命の英雄たち』56ページ参照)


ビル・ゲイツのBASICは紙テープで配布され違法コピーされた

BASICがパンチされた紙テープ(出展:Wikimedia Commons)

エド・ロバーツにBASICを披露するとき

ビル・ゲイツとロバーツは紙テープにパンチして持っていきました。

その後しばらくの間は紙テープがBASICを配布するメディアとなっていました。

しかしそれは彼らのビル・ゲイツのBASICが不法にコピーされる事になってしまったのです。

それによってビル・ゲイツはきな損をしてしまいました。

『パソコン革命の英雄たち』56ページ参照)

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紙テープ読み取り機は機関銃のようにうるさかった

Youtube に紙テープ読み取り機を発見しました ↓(18秒から機関銃のような音が聞けます)





参考資料

『パソコン革命の英雄たち – ハッカーズ25年の功績マグロウヒルブック出版 (1985年) 訳者:大田一雄 / 英語題名 “FIRE IN THE VALLEY  ― The Making of the Personal Computer” by Paul Freiberger, Michael Swaine (1984) McGraw-Hill, Inc.

 

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